おしゃれなネイルサロンの内装にするには? ポイントや費用を紹介
内装リフォームを検討中のネイルサロン経営者向けに、オシャレな内装デザインについて解説した記事です。内装にこだわるべき理由や、リピーター獲得につながる内装のポイント、工事費用や業者選びについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
公開日 2022.12.23
更新日 2022.12.23
ネイルサロンは美容サービスの中でも比較的参入しやすい部類ゆえ、独立・開業する人が多く、競争の激しい業界です。そのような中、お客様に選ばれるお店となるには、オシャレで居心地のよい空間づくりにこだわり、競合店との差別化を図ることが求められます。そこで本記事では、ネイルサロンのオシャレな内装リフォームについて詳しくご紹介します。サロン経営に悩んでいる人や、お店のリフォームを検討している人は、ぜひご一読ください。
ネイルサロンの内装デザインをおしゃれにする理由
市場競争が激しいネイルサロンにとって、内装は他店との差別化を図るために重要な要素のひとつです。いくらネイリストの技術が高かろうと、お店の中が汚ければリピーターは望めませんし、新規顧客も寄りつかないでしょう。以下では、ネイルサロンの内装デザインをオシャレにすべき理由を解説します。
顧客に居心地よく感じてもらうため
ネイルサロンを訪れる人は、必ずしも施術の出来だけを求めているわけではありません。ネイルの仕上がりはもちろん重要ですが、施術中の何気ない会話やくつろぎの空間、ゆったりとしたひと時を楽しむなど、「サロンに通う」というイベント自体に価値を見出している人も多いでしょう。
非日常のリラックスした時間を過ごしてもらう場所として、お客様の目に映るものや間取り、明るさ、香りなどさまざまな要素について検討する必要があります。特に、施術中は同じ場所に滞在することになるため、目に映りやすい内装やインテリアなどに気を配り、お客様が快適に過ごせるよう工夫しましょう。
非日常のリラックスした時間を過ごしてもらう場所として、お客様の目に映るものや間取り、明るさ、香りなどさまざまな要素について検討する必要があります。特に、施術中は同じ場所に滞在することになるため、目に映りやすい内装やインテリアなどに気を配り、お客様が快適に過ごせるよう工夫しましょう。
リピーターを増やし売り上げを上げるため
リピーターを増やすためには、スタッフの技術や人柄はもちろんのこと、お店の雰囲気も重要です。ネイルサロンは店舗を構える仕事の中でも、とりわけ居心地のよさが求められるため、お店の雰囲気づくりに気を付ける必要があります。
雰囲気のよいお店で満足度の高いサービスを提供し、お客様に「また利用したい」と思ってもらえれば、リピーターの増加が期待できます。さらに、そこから口コミなどにより新規顧客の獲得にもつながるため、売上の向上が見込めるでしょう。
雰囲気のよいお店で満足度の高いサービスを提供し、お客様に「また利用したい」と思ってもらえれば、リピーターの増加が期待できます。さらに、そこから口コミなどにより新規顧客の獲得にもつながるため、売上の向上が見込めるでしょう。
リピーターを生むネイルサロンにするための内装のポイント
内装に工夫といっても、具体的にどのような点に気を付ければよいのでしょうか。以下、特にリピーター獲得につながる内装のポイントについて解説します。
清潔感を重視する
ネイルサロンに来店する人の多くは女性であることから、清潔感は特に重視されます。清掃を徹底することはもちろんですが、施術する場所やその周辺は清潔感があっても、店舗全体で気になる点があると、それだけで敬遠されてしまう可能性があります。
例えば、お客様から見える位置に掃除用具などが置いてある場合は、バックヤードに移動させる、カーテンなどのブラインドを設置して見えないようにしましょう。また、サロンのイメージに合わせて、統一されたインテリア・小物を設置することで室内の雰囲気がまとまり、お客様が溶け込みやすい環境をつくれます。
例えば、お客様から見える位置に掃除用具などが置いてある場合は、バックヤードに移動させる、カーテンなどのブラインドを設置して見えないようにしましょう。また、サロンのイメージに合わせて、統一されたインテリア・小物を設置することで室内の雰囲気がまとまり、お客様が溶け込みやすい環境をつくれます。
個室や半個室で自分だけの空間がある
お客様の中には、ほかのお客様の視線を感じると落ち着かなくなってしまう人もいます。複数のスタッフがいる場合、お客様同士がリラックスできるよう個室を設けるのもよいでしょう。
圧迫感があるなど個室を設けることが難しい場合は、パーテーションやカーテンなど、目線を遮る工夫を取り入れるだけでも変わります。サロンの面積が狭い場合は、ロールのブラインドなど、お客様の人数やお店の状況にあわせて開閉できるようなものも便利です。お客様同士や、スタッフとお客様の導線が重ならないような配置とすることで、スムーズに移動できます。
圧迫感があるなど個室を設けることが難しい場合は、パーテーションやカーテンなど、目線を遮る工夫を取り入れるだけでも変わります。サロンの面積が狭い場合は、ロールのブラインドなど、お客様の人数やお店の状況にあわせて開閉できるようなものも便利です。お客様同士や、スタッフとお客様の導線が重ならないような配置とすることで、スムーズに移動できます。
施術が受けやすいレイアウトにする
内装や周辺のインテリアなどを工夫しても、施術を受けている時に椅子や施術台などの施術環境に不快感があると台無しです。これはスタッフ側にとっても同様で、施術場所の配置や高さ、道具の位置などが悪い場合、スタッフに負荷がかかってしまいます。
スタッフがイライラ・モタモタすることで、お客様にも不快な思いをさせてしまうため、仕事のしやすさも考慮した配置となるよう気を付けましょう。
スタッフがイライラ・モタモタすることで、お客様にも不快な思いをさせてしまうため、仕事のしやすさも考慮した配置となるよう気を付けましょう。
ネイルサロンの内装デザインや工事にかかる費用
工事費用は店舗の広さや選ぶ内装の種類、工事内容などによって異なりますが、内装リフォームのみを行う場合、80万円程度かかります。壁を新規で建てる場合や、インテリアなどを追加する場合は別途費用が必要です。
改装工事の比較参考の目安として、自宅改装の場合は20万〜100万円程度、本格的な店舗の内装工事の場合は200万〜1,000万円程度を見ておくとよいでしょう。こだわりが強い場合や、エレガントな高級志向のお店づくりをする場合、1点もののインテリアや装飾品を置く場合などは高額になりがちです。
また、本格的な工事を行う場合は、簡易な改装工事と比べて工期が長くなるため、スケジュールと相談して休業期間を設けることも検討しましょう。
・自宅改装:仕上工事(壁、床、天井の仕上げ材の交換など)、電気・照明工事、サイン工事(看板など)、インテリア工事など
・店舗本格改装:上記に加え、仮設(足場や養生など)、解体工事(不要な壁・天井など)、内装工事(仕上工事や塗装工事など)、水道設備工事など
改装工事の比較参考の目安として、自宅改装の場合は20万〜100万円程度、本格的な店舗の内装工事の場合は200万〜1,000万円程度を見ておくとよいでしょう。こだわりが強い場合や、エレガントな高級志向のお店づくりをする場合、1点もののインテリアや装飾品を置く場合などは高額になりがちです。
また、本格的な工事を行う場合は、簡易な改装工事と比べて工期が長くなるため、スケジュールと相談して休業期間を設けることも検討しましょう。
・自宅改装:仕上工事(壁、床、天井の仕上げ材の交換など)、電気・照明工事、サイン工事(看板など)、インテリア工事など
・店舗本格改装:上記に加え、仮設(足場や養生など)、解体工事(不要な壁・天井など)、内装工事(仕上工事や塗装工事など)、水道設備工事など
内装工事の費用を安く済ませるコツ
上述したように、内装工事には多額の費用がかかります。特に個人経営などの場合、費用をできる限り抑えて済ませたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで以下では、費用を安く抑えつつ改装するコツをご紹介します。
居抜き物件を使う
居抜き物件とは、前回の入居者が使用していた設備や内装がそのまま残っている物件をいいます。ネイルサロンの居抜き物件を候補にすれば、自分がつくりたいお店の雰囲気に合わない部分の工事や設備の交換で済み、初期費用を抑えることができます。また、ネイルサロンでなくとも美容関連などの近い業種の店舗であれば、設備や内装を利用してリフォームの負担を減らせる可能性があります。
居抜き物件で以前使用していた業種が全く異なる場合は、不要な機器や配線の撤去などが別途必要になることもあります。あとから費用が追加で発生する事態を防ぐために事前に気に入った候補地があれば内見を行い確認を行いましょう。
居抜き物件で以前使用していた業種が全く異なる場合は、不要な機器や配線の撤去などが別途必要になることもあります。あとから費用が追加で発生する事態を防ぐために事前に気に入った候補地があれば内見を行い確認を行いましょう。
DIYを検討する
自分で作業することが得意であれば、日曜大工のように自分で材料を探し、自分で改装工事をするのもひとつの手です。材料や工具はホームセンターや通販でほぼ手に入るうえ、ホームセンターでは作業場や材料搬入用の車両を貸し出しているところもあるなど、手厚いサポートが受けられます。
スタッフや知人に作業できる人がいれば、協力をお願いしてもよいでしょう。最近ではYouTubeで「塗装工事 壁」などと検索をすると、作業手順をわかりやすく解説している動画もあるため、活用をオススメします。
ただし、DIYでは仕上がりにムラができるなどして、結局あとから専門家に依頼しなおすことがあるため、初めからすべての材料を手配せず、試しに少量から施工し確認しておきましょう。また、仕上げを貼る下地などにも注意が必要です。
スタッフや知人に作業できる人がいれば、協力をお願いしてもよいでしょう。最近ではYouTubeで「塗装工事 壁」などと検索をすると、作業手順をわかりやすく解説している動画もあるため、活用をオススメします。
ただし、DIYでは仕上がりにムラができるなどして、結局あとから専門家に依頼しなおすことがあるため、初めからすべての材料を手配せず、試しに少量から施工し確認しておきましょう。また、仕上げを貼る下地などにも注意が必要です。
インテリアを適切に配置する
費用の問題で内装工事ができない場合や、改装に加えてさらに手を加える場合などは、空きスペースに観葉植物やインテリアを配置して印象を変える方法もあります。インテリアは店舗で直接見られるものもあるため、販売している店舗があれば実物を確認し、お店に置いた様子を想像するとよいでしょう。あまり置きすぎるとごちゃごちゃした印象を与えるため、適度にスペースを取りながら配置するのがポイントです。
そのほか、雰囲気の違う家具を置くとコンセプトがぼやけるため、イメージを統一したインテリアを意識することも大切です。統一感のある空間にひとつだけ違うテイストのものがあると、かえって気になってしまうため、スタッフや時にはお客様にも確認してみるとよいでしょう。
そのほか、雰囲気の違う家具を置くとコンセプトがぼやけるため、イメージを統一したインテリアを意識することも大切です。統一感のある空間にひとつだけ違うテイストのものがあると、かえって気になってしまうため、スタッフや時にはお客様にも確認してみるとよいでしょう。
内装業者を選ぶときに事前にやっておくべきこと
改装工事は高額となることが多いため、内装業者をしっかりと見極める必要があります。業者にもいろいろ特徴があり、得手不得手が異なるほか、担当者ごとに知識量が違うこともあります。最後に、業者選びで押さえておくべきことを解説します。
コンセプトを伝える
どういった工事をしたいのか、あらかじめサロンのイメージを文書や画像などでまとめておきましょう。なぜ開業に至ったのか、どのようなテイストの店舗が好きか、どのような店舗を目指したいかなど、内装イメージに直結しにくい部分についても洗い出しておきましょう。
自ら顧客として、さまざまな他店を見て回るのもオススメです。改装を考えだしてから改めて店舗を見渡してみると、よい点や悪い点がより目につくようになるため、非常に参考になるでしょう。
施工イメージが伝わらないと、業者側選定の仕様で見積もりが出てくるなど、希望する内容の工事の提案が受けられず何度も打ち合わせをする羽目になります。依頼者の要望を汲み取り適切な提案をしてくれる業者どうか見極めるためにも、デザインのイメージを用意してもらうなど、イメージがきちんと伝わっているか確認してみましょう。カタログやイメージを見ることで、新たな発見につながることもあります。
自ら顧客として、さまざまな他店を見て回るのもオススメです。改装を考えだしてから改めて店舗を見渡してみると、よい点や悪い点がより目につくようになるため、非常に参考になるでしょう。
施工イメージが伝わらないと、業者側選定の仕様で見積もりが出てくるなど、希望する内容の工事の提案が受けられず何度も打ち合わせをする羽目になります。依頼者の要望を汲み取り適切な提案をしてくれる業者どうか見極めるためにも、デザインのイメージを用意してもらうなど、イメージがきちんと伝わっているか確認してみましょう。カタログやイメージを見ることで、新たな発見につながることもあります。
相見積もりする
1社のみに相談すると比較対象がないため、出てきた見積もりが適正かどうか、内容は問題ないかをチェックすることが困難です。そのため、必ず複数の会社に見積もりを依頼し、相見積もりのうえで施工業者を決めるようにしましょう。
また、見積もり項目や提案資料の仕様など、わからない部分は直接聞き、併せて自分でもインターネットなどで確認しましょう。見積もり項目は会社により記載方法が異なるため、項目の違いを比較・確認しておくことで、思い違いなどで見積もりに含まれていない、といったトラブルの防止にもつながります。
ネイルサロンの印象は、内装次第でよくも悪くも大きく変わってしまいます。オシャレで居心地のよい空間を構築できれば、リピーターの獲得につながり、そのリピーターが新たなお客様を呼ぶ好循環が生まれ、さらなる売上の向上が期待できます。こだわりのある内装を整え、お客様が何度も足を運びたくなる店舗を目指しましょう。ネイルサロンのレイアウトでお悩みの際は、顧客目線で内装リフォーム・リノベーションを手掛ける「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。
また、見積もり項目や提案資料の仕様など、わからない部分は直接聞き、併せて自分でもインターネットなどで確認しましょう。見積もり項目は会社により記載方法が異なるため、項目の違いを比較・確認しておくことで、思い違いなどで見積もりに含まれていない、といったトラブルの防止にもつながります。
ネイルサロンの印象は、内装次第でよくも悪くも大きく変わってしまいます。オシャレで居心地のよい空間を構築できれば、リピーターの獲得につながり、そのリピーターが新たなお客様を呼ぶ好循環が生まれ、さらなる売上の向上が期待できます。こだわりのある内装を整え、お客様が何度も足を運びたくなる店舗を目指しましょう。ネイルサロンのレイアウトでお悩みの際は、顧客目線で内装リフォーム・リノベーションを手掛ける「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。
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