【賃貸リノベ⑫】“リノベして貸す”!ダウンライト照明、靴箱設置!

28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。3軒目4軒目に続いて、築32年の中古マンション(5軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。

公開日 2024.06.03

更新日 2024.06.03

【賃貸リノベ⑫】“リノベして貸す”!ダウンライト照明、靴箱設置!

セーチのリノベ記録 五軒目

こんにちは。祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。

築32年の中古マンションを賃貸向けにリノベーションします。
広さは約70㎡、3軒目にDIYした中古マンションシリーズと同じ建物で、もう一部屋空きがでたので修理を依頼されました。※リノベーションの見積もりを業者に出したところ、採算が合わないので父から私に依頼されました。

間取りを3LDKから2LDKに変更しリビングキッチンを大きくして、他の物件と差別化を図ろうと思います。 この部屋は賃貸として貸し出す予定なのでなるべく早く作業を進めていきます。

中古マンション購入を検討している方 リノベーションを検討している方の参考になるよう、どこにどれ位の費用が掛かったのか最後にお届けしたいと思います。

ダウンライト昼白色「450lm」を取り付ける

壁紙を張り終わったので、アイリスオーヤマのダウンライト昼白色 450lm 埋込穴 100Φ LSB100-0650NCAW-V3を設置します。
リビングキッチンは18畳あり、バランスよく配置すると12個設置する形になりました。
(ダウンライトは昼白色、温白色、電球色と白からオレンジに近い色まであるので好みに合わせて選んでください。)
一般的なシーリングライトやペンダントライト等を取り付ける場合、部屋の広さが6畳なら2700~3700lm、8畳では3300~4300lm、10畳の場合は3900~4900lmが、一般的な住宅における光量の目安とされています。

LEDダウンライトを設置する上で必要な明るさは「1畳あたり300〜400lm(ルーメン)」が目安とされています。
18畳の部屋に1個が450lmのダウンライトを12個設置するので、合計で5400lmの明るさになるので目安内の明るさになるイメージです。
ダウンライトの取り付けは簡単で配線を差し込んで天井に戻すだけ。
気をつける点は大きさを間違えないこと、今回購入したダウンライトのサイズは100Φなので、天井に直径100mmの穴を開けて準備しています。
配線が終わったら両端に付いているバネを折りたたんで穴に戻します。
バネを折り曲げるのに少し力がいるので、手を挟まないようにバネを天井裏に逃がします。
バネが天井裏に入ったら、バネの戻る力で天井にダウンライトが固定される仕組みになります。
ダウンライトの寿命が40000時間なので、約10年くらいは使用できるはず。
寿命がきたら本体を外して交換します。
照明のスイッチは埋め込みホタルスイッチを採用。
個人的に角が丸まっているタイプよりカクカクしている方が好きです。
照明を点灯させると部屋の雰囲気が明るくなり良いですね。
18畳だと450lmのダウンライトを12個取り付けるくらいで十分な明るさだと思います。
(電球色だと少し暗く感じるかも)

※ダウンライトの設置は電気工事士の資格が必要です。

TOTOの2面鏡洗面化粧台を取り付ける

TOTO 洗面化粧台 Vシリーズ、化粧台本体がLDPB060BAGEN2、ミラーがLMPB060B2GDG1Gを設置します。サイズは横600×高さ1800×奥行490(mm)。
タオルなどぬらしたく物を置く「ドライエリア」と、一段低い位置にコップや石鹸などぬれた物を置く「セミウェットエリア」があるのが特徴です。
配水管は後日付けてもらい、排水管は付属の製品を取り付けます。
設置完了後の内部。
給排水を右側に寄せたので荷物を入れる箇所が広くなっています。
化粧鏡は2面鏡タイプ。
LEDランプが1個なので、明るさが少し足りないかもしれません。
事前に用意していた背面コンセントに接続したら壁に固定します。
洗濯パンも取り付けたら洗面所の必要な部材は設置完了です。

玄関にシューズ収納を取り付ける

大建工業のハピアシリーズ、「玄関収納トールユニット シューズ収納2000高用 開戸800」 を購入。設置した各部屋の扉とシリーズを合わせました。(棚板、収納枠、扉の3個に梱包されて届きました。)

天井付近まであるトールタイプの収納量目安は30足~40足。
これだけ広ければ余裕をもって使用できます。
シューズ収納を取り付ける前に底に付属の底板を設置。
これがあることで扉を開ける時に床に干渉しなくなります。

真ん中の木の中心に上からビスを打ち床に固定するのですが、この床下には配水管を通しているので奥の壁にビスで固定しました。
シューズ収納の枠にはダボが取り付けられているので、ボンドを流して順番通り組み立てます。
背面は薄いベニヤ板で、それを固定する付属のパーツも差し込むだけでOKです。
ダボがなかなか入らないのでカナヅチで叩いて入れましたが、思っているより木が脆いので叩き過ぎると欠けたり潰れたりするので注意してください。
シューズ収納を玄関にセットしたら扉を取り付けます。
扉を固定するパーツも付属するのでドライバーで固定します。
外枠の組み立てが終わったら真ん中に固定棚を固定します。
両サイドに小さい穴が空いているので、そこに棚受けを差し込み上下にプラスチック製の棚を置いたら一通り完成です。
最後に扉の開閉を助ける金具を真ん中の棚に取り付けます。
付属に固定補助の紙が付いているので、片側の扉を閉じて中心を確認したらパーツを固定します。
最後に内側から壁にビスで固定したら設置完了です。
これで「賃貸リノベ」シリーズの作業も終了です。
解体から下地工事、内装工事と大変でしたが、ようやく貸し出すことができます。
この部屋は石目柄がメインでホテルのような仕上がりになっているので、若い家族層の目に留まり、借りて貰えると良いなと思っています。
これからマンション購入を検討されている方、中古住宅のリノベーションを検討している方、タグに「セーチのリノベ記録 五軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。

セーチ

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セーチ

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DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。