革張りの家具は、猫にとっては格好の爪研ぎ。
しかし、猫の爪研ぎは遺伝子レベルで受け継がれる種の習性なので、叱ってはいけません。
そこに革張りの家具がある限り、意思に関係なく、どうしても研いでしまうのです。
なので、買ったばかりの革張りチェアがボロボロになった場合、その悲しみは猫に向けずDIYエネルギーに変え、できるだけ目立たないように修復しましょう。
革製品のリペアは本格的にやるとお金がかかりますが、目立たなくする程度ならあっという間にDIYでできちゃいます。
そんな方法をThe Interior DIYerで発見したのでご紹介します。
用意するもの
・爪切りばさみ(人間用)
・靴墨(革の色に合うもの)
・清潔な布かスポンジ
手順
このチェアを修復します。
1.革自体を傷つけないように注意しながら、飛び出た繊維を丁寧にカットします。
できる短かくカットします。
カットが終わった状態。
2.靴墨をたっぷりめに、ぽんぽんと叩くように塗っていきます。
こすらないようにするのがコツ。
しっかり乾かしたら、完成です。
完璧ではないけれど、随分目立たなくなりました。
丈夫な革であれば、もっとも目の細かいサンドペーパーで表面をならしてから靴墨を塗るとよりきれいです。
ソフトな革だと余計に傷つける可能性があるので、目立たないところで試してからトライしましょう。
再発防止策としては、爪をまめにカットしてあげることと、より快適な研ぎ心地の爪研ぎを用意してあげることでしょうか…。
DIYを取り入れながら、猫ちゃんとの暮らしを楽しんでくださいね。
(悪気はないのよ)
レザー製品のDIYケアは、他にこんな方法も。
WRITTEN BY
Japan
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