2x4材で作るDIYハンガーラック2種!

DIYにおいて高い人気を誇る2×4材を使用し、さまざまな家具作りに挑戦していく連載企画「2×4LOVES」。今回は、クローゼットの中からあふれてしまった衣類の救世主となるハンガーラックを製作していきます。しかも、2種類をご紹介するので、部屋のスペースと好みに合わせて参考にしてみてください!

公開日 2017.11.28

更新日 2022.01.11

2x4材で作るDIYハンガーラック2種!

2×4材を使ってワードローブを拡張!

師走も目前に迫り、すっかり冬の気候になりましたね。寒い季節になると増えていくのは、体脂肪と冬服。2×4材では、前者をどうすることもできませんので、冬用のウエアだけでもどうにかしましょう! 洋服好きのDIRer(s)編集部も毎年増えていくアウターには困っているものです。ということで、パンパンになっているワードローブをスッキリさせるためにハンガーラックを2種類作りたいと思います。
これまでの連載でご紹介してきたテクニックがメインになっているので、気軽に作れるハズです!

・そもそも2×4材とは?

2×4材(ツーバイフォー)とは、その名の通り2インチ×4インチの資材。スプルース、パイン、ファーの外見と性質が類似した3種の針葉樹を加工して作られており、その頭文字を取ってSPF製材とも呼ばれています。切断しやすく、釘を打ちやすいなどの加工のしやすさが特徴で、北米の住宅建築で最もよく使用されているそうです。

縦38mm、横88mmが2×4の規格。

・2×4材の魅力って?

ホームセンターで購入できるというのが、もっとも大きな魅力。安いものなら、天井まで届くような長さのものでも500円以内で購入することができます。また、規格が揃っている木材なので、DIYプロダクトを作る際には何かと便利な代物。ホームセンターでカットしてもらえば、そのまま組み立てることも可能です。そんな手軽さから、木材を使ったDIYに挑戦するなら、まずはじめに使って欲しい資材と言えるでしょう。

今までの「2x4LOVES」はこちら

PART.01 ソーホースで作るハンガーラック

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材料

・2×4材A 1600mm×4本
・2×4材B 1400mm×1本
・ソーホースブラケット×1セット
・スチールパイプ×1本
・パイプ止め受け×2つ

作り方

STEP.01 ベースとなるソーホースを作る

もはや定番アイテムの2×4材にはめ込んでビス止めするだけでソーホースが完成する、ソーホースブラケットを使用してハンガーラックを組み立てていきます。この作業で9割が完成する、簡単なハンガーラックです。

まずは2×4材Aをソーホースブラケットの奥まで差し込み、片脚から作っていきます。ビスを打ちやすいように下穴を開けておきましょう。

次に、ネジで2×4材Aを固定。以上の工程を両脚分おこないます。

両方の脚をビス止めしたら、2×4材Bをわたします。脚を広げ、わたした2×4材Bにブラケットのツメをしっかりと噛ませましょう。

ソーホースブラケットと2×4材Bをネジで固定。前面と背面を2箇所ずつ、両脚ビス止めしてください。これで土台となるソーホースが完成です!

STEP.02 スチールパイプを取り付ける

ここまでくれば、もう完成が見えてきましたね。横に取り付けた2×4材Bに、ハンガーを引っ掛けるパイプを設置します。斜めにならないようにしっかりと下準備をするのがポイント。

パイプの長さに合わせて、パイプ受け止めの取り付け位置を決めましょう。ネジ穴に合わせてビス止めする場所をペンでマークしておくとズレる心配がありません。

印をつけた場所に下穴を開けておきましょう。これを横着するとスチールパイプが斜めになってしまうので必ずやること。

下穴に合わせてビスを4箇所に打ち込みます。

今回準備したスチールパイプが少し長かったので、チューブカッターで適正なサイズにカットします。これの使い方は、切りたい長さにセットして、パイプをクルクル回しながら刃を締めていくだけ。

力は必要なく、あっという間にパイプを切断できました。誰でも綺麗にカットすることができる便利グッズです。

まだ固定していない右側のパイプ受け止めにスチールパイプをセットしてからビス止めする位置を決め、先ほどと同じようにペンでマーク。下穴を開けてからネジを打ち込みましょう。

完成!

これで完成です! 時間も費用も掛からずにハンガーラックが出来上がりました。

これまで、さまざまなファニチャーに使用してきたソーホースですが、今回はハンガーラックとして活用してみました。1600mmの2×4材Aを脚に使っているので、ハンガーの位置がちょうど目線の高さになっています。今季のスタメンアウターを掛けておけば取り出しやすいのがポイント。これからの季節、洗濯物の室内干しにも使えそうですね。

実際に洋服を掛けてみると、このサイズで10着ほど掛けることができました。

長めのビスを打ち込んで、キャップやバッグなどのデイリーに使う小物を引っ掛けておくと、お出かけの際にスムーズな準備ができそうです。

まずは、ソーホースを応用したひとつめのハンガーラックをご紹介しました。こちらは簡単な工程なので、DIYに慣れていなくても、サッと組み立てることができますよ。

PART.02 壁面に固定して作るハンガーラック

材料

・2×4材 壁の高さより−60mmの長さ×3本
・1×10材 1550mm×1枚
・2×4材用アジャスター×3つ
・スチールパイプ×1本
・パイプ受け止め×3つ
・L字棚受け×3つ

STEP.01 壁面に支柱を立てる

ふたつめのハンガーラックは、はじめに基盤となる2×4材の柱を立てていく作業からスタート。専用のアジャスターを使えば壁に穴を開けることなく固定できるので、賃貸にお住まいの方にもオススメできるアイテムです。2×4材は、壁の高さに対してアジャスター分の50mmほど短いものを準備することが重要。

こちらが2×4材用のアジャスター。突っ張り棒の原理で2×4材を柱にできるアイテム。ソーホースブラケットと同じく手軽に扱うことができるので、DIYerたちから厚く支持されています。

2×4材にアジャスターを装着して、両面に下穴を開けましょう。

開けた下穴の通りビスを固定。この手順を3本分おこないます。作業台があると効率がアップ。

アジャスターを取り付けた2×4材の柱を壁側に設置していきます。この時、床面にゴムシートをはさむと傷がつかず、支柱が滑らないという利点があるのでオススメです。

設置したい棚の幅に合わせて両端の支柱を立てます。

中間地点にもう一本支柱を固定。斜めにならないように注意してください。

これでベースが完成! 棚の幅を広くしたい場合は、柱の数を増やして対荷重量を高めましょう。

STEP.02 支柱に棚受けを取り付ける

前工程で立てた柱にL字棚受けを取り付けていきます。きっちりと棚受けの高さを揃えないと、ゆがんだ仕上がりになってしまうので慎重に計測してくださいね。

今回は、上から500mmの位置で棚受けを設置します。ペンでビス穴に合わせて印をつけておきましょう。

ここでもマークした場所に下穴を開けてからネジを締めること。

今回はホームセンターで手に入るL字棚受けを使用していますが、豊富な種類のものが売られているので好みのものを探し、ディテールにもこだわってみてはいかがでしょうか?

STEP.03 棚板とスチールパイプを取り付ける

ついに最終ステップ! 小物を置ける棚を設置して、そこにハンガーを掛けるためのパイプを取り付けます。ここはひとりで作業するのは少しツラいかもしれません。無理せず、家族や友人に手伝ってもらうのがベターです。

L字棚受けに1×10材を置いてネジで止めていきます。何度もクドイですが、下穴を開けてから固定することが大事です。

両端の棚受けをビス止めしてから真ん中を止めましょう。

スチールパイプの位置をペンでマーク。どちらかに片寄らないように注意しましょう。

ビスで固定しますが、棚板を貫通しない長さのネジを準備。

左右のパイプ受け止めを取り付けたら、真ん中もネジで締めましょう。写真のように2人で協力しておこなうことを推奨します。

こちらで完成! 満足できるクオリティのハンガーラックです。

棚を設置しているので小物を置くことができます。

PART.01のソーホースを使ったハンガーラックよりも少し難易度が高いですが、その分グッと収納力が高まりました。棚が非常に便利で、キャップやバッグなどのファッション小物を置いておくのもいいですし、インテリア小物を置くのもいいですね。

実際に洋服を掛けてみた使用例。高めにパイプをわたしているので、下に空間が生まれてシューズを置けるスペースが確保できました。

棚には小物が鎮座。よく使うものやディスプレイしておきたいものを置くにはピッタリです。

2種類のハンガーラックを作成しました。これでギュウギュウに詰まったクローゼットにゆとりができて、年始のセールでさらにアウターを買う準備ができそうですね! この記事では2つとも無垢のまま組み立てましたが、ヴィンテージ好きならワトコオイルで味を出したり、モード好きならブラックに塗装してみたり、と自分のファッションスタイルに合わせてハンガーラックもオシャレにコーディネイトしてみてください。

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