アウトドアブランド別!DIYer(s)おすすめのリュック30選

登山、キャンプ、ツーリング…どのアウトドアでも、リュックは必需品ですね。今回は、タウンユースで使えるコンパクトなものから、ハードなシーンでも使える大容量のものまで、30個をピックアップ。信頼の置けるアウトドアブランドから選びました。

2023.04.15

両手をふさがずにたくさんの荷物を運べるリュックは、アウトドアのマストアイテム。用途に合わせて、2、3個持っていても損はありません。今回は、世界的なシェアを持つ10のブランド別におすすめの製品をご紹介します。

種類が豊富で迷ってしまうので、まずは選び方を抑えておきましょう。

用途を決める!

登山用、ハイキング用、タウンユース用…と、利用するシーンによって、リュックに必要な機能も大きく変わってきます。雨に濡れることが多そうなら、防水加工のあるもの。長時間背負うなら、できるだけ軽いもの。荷物が重かったり、険しい山を登るのであれば、耐久性に優れたものを選びます。街中でも使いたいなら、普段着に合うデザインかどうかも大切ですね。

サイズを決める!

アウトドア宿泊をするかどうか、するとしたら何泊程度なのか、ということから選ぶべき容量も変わります。ちょっとしたハイキングなら、25L以下。タウンユースとしてもちょうどいいサイズです。丸一日かかる長距離のハイキングや登山には、25L~35Lのサイズ。一泊するなら、40L程度あると安心です。長期間の海外旅行なら、50L以上の大容量を選びましょう。
以上の2点を抑えれば、あとはデザインの好みと予算に応じて選ぶだけ。リュックは体に直接負担がかかるアイテムなので、むやみに値段を抑えるというよりも、一生付き合えそうなものを選ぶことをおすすめします。

GREGORY(グレゴリー)

1977年にサンディエゴで誕生した「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」社。人間工学に基づいたデザインで、フィット感の高いリュックを開発し続けています。フィッティングにこだわりが強く、背面長を4段階で展開しているラインナップもあるほど。背負い心地のよさに定評があります。

BALTORO 85

85Lの大容量のリュックです。重量では、27.2kgまでの荷物を運ぶことができます。両サイドには「変形防止ステイ」が施されていて、歩いていても安定感は抜群。ショルダーハーネスやウエストベルトは、個人の体型に合わせて自動で角度が調整されるという優れものです。

DEVA 70

「ウィメンズ・サスペンション」を搭載した、女性の体型にフィットするリュックはこちらです。ヒップベルトに防水性に優れたポケットが付いていて、スマートフォンや小さなカメラの収納に適しています。

PARAGON 38

目の覚めるような「シトラス・レッド」のこちらは、一泊旅行用に設計されています。「エアロロンサスペンション」し、軽量化に成功。専用のレインカバーも付いているので、変わりやすい山の気候でも安心ですね。

CHUMS(チャムス)

かわいらしいカツオ鳥「ブービーバード」がトレードマークのチャムスは、1983年にアメリカで誕生したカジュアル・アウトドアブランドです。ほかには類を見ない、ユニークなデザインが特徴的。見ているだけでわくわくするリュックがたくさんありますよ!

Book Pack Sweat Nylon

スウェット素材とナイロン素材でできたリュックです。色・柄ともにバリエーションが豊富で、それぞれの印象も大きく異なります。20Lまでの収納量なので、タウンユースにぴったりですね。

Spring Dale 25 Ⅱ

ころんとしたシルエットがかわいい、30Lのリュックです。ウエストポーチやレインカバーも付いていて、お得感がありますね!ポケットは内側・外側と合わせて9つ。整理整頓も簡単です。

Pfeifferhorn

A4サイズの書類や、ラップトップの収納に便利なリュックはこちら。タウンユースにも使いやすいシックなデザインですね。全面ブラックですが、内側はビビットなレッドになっていて、チャムスらしさも感じられます。撥水性のある生地なので、アウトドアでももちろん活躍しますよ!

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)

若手のクライマーによって、1966年にカルフォルニアで生まれたブランドです。機能性の高さはもちろんのこと、誰もが手に取りやすい優れたデザインに定評があります。

GR Back Pack

優れた防水性を持つ、30Lのリュックです。ファスナーがすべて「アクアガード」機能を採用。赤いラインが映える、スタイリッシュさが魅力的ですね。開口部が大きく開くので、荷物の出し入れが簡単で、ストレスがありません。

Tellus 35

縦長のフォルムが特徴的なこちらのリュックは、日帰りから1泊まで対応する36L。ザ・ノース・フェイスの中でも、利便性を追求し続けてきたテルスシリーズの最新モデルです。フロントにレインカバー収納用ポケットが付いているので、雨の日に限って家に置いてきてしまった!ということを防げます。

FP Hybrid 30

背中の上部で背負える、ベスト型のショルダーハーネスを採用したリュックです。歩行やランニング時の安定感があるので、幅広いアウトドアシーンで使えます。背面のパネルはトランポリン構造になっていて、汗をかいても蒸れにくく快適です。

patagonia(パタゴニア)

クライミングギアをはじめとして、スキーやサーフィンなど、幅広くアウトドア用品を展開しているブランドです。機能性が高く、世界中のファンから愛されています。

Linked Pack 28L

荷物の出し入れが簡単な、トップロード型のリュックです。大型ハンドルが付いているので、ちょっとした持ち運びも簡単。コンプレッションストラップが付いているので、内容量に応じてサイズを調節できます。

Ascensionist Pack 30L

「リップストップ・コーデュラ・ナイロン素材」を採用し、耐裂性と耐摩耗性に優れています。ハードな登山でも安心して使えます。小さなヒップベルトが付いているので、安定感も抜群です。

DESCENSIONIST 40L

先にご紹介した「アセンジョニスト」のスキー・スノーボードバージョンです。バックカントリースキーのツアーに最適。背中にしっかりフィットして、様々な姿勢に対応します。.

HAGLOFS(ホグロフス)

スウェーデンで1914年に創業したアウトドアメーカー「ホグロフス」。北欧を感じさせる色使い、丸みのあるフォルムが特徴的です。素材のひとつひとつにも、こだわりを感じられます。

SHOSHO MEDIUM

同ブランドの中でも、クラシックなラインナップはこちら。四角いコンパートメントで書類などもきれいに収納できるので、通勤・通学にも適しています。ノートパソコン用のスリーブも付いていますよ。生地の表面には、汚れや水分の侵入を防ぐ加工が施されています。

TORSANG

上品さを醸し出すマットな質感が魅力的な、20Lのリュックです。高品質な天然皮革を部分的にあしらうことで、よりデザイン性を高めています。ファスナー付きのポケットやキーホルダー、パソコン用スリーブが付いているので、荷物の整理整頓もできますね。

CORKER LARGE

ロングセラーの「CORKER」シリーズです。 大きく開閉する事が出来て、中身を出し入れしやすいサイドパネル開閉式を採用。小物を下の方にいれてしまって、取り出せない…ということも防げます。上部が膨らんだ、背負いやすい形状も特徴のひとつです。

Karrimor(カリマー)

サイクルバックメーカーとして1946年にイギリスで誕生した「カリマー」。タフで機能的なバックはまたたく間に評判が広がり、約10年後にはリュックサックの分野に進出しました。以来、著名なクライマーたちと研究を重ねてきた、信頼の置けるブランドです。

utility 25

荷物の収納がしやすそうな、長方形のリュックです。開口部もがばっと大きく開くので、使い勝手は抜群。長く使える丈夫さと、アウトドアでも使える軽さも兼ね備えています。雨蓋にあるポケットには、キーフックが付いているので、鍵の紛失を防いでくれるという嬉しいポイントもありますよ。

strata 50 type2

50Lもの大容量でありながら、重量は1700gという軽量を実現したリュックです。耐久性に優れているので、ハードな山道でも安心して使えます。背面には「3Dバックパネル」を搭載し、フィット感も抜群です。

SL 35 type1

背面の長さを、女性や小柄な人向けに設計したリュックです。緊急時のために、チェストベルトには笛を搭載。ウエストベルト部分には貴重品や携帯用のおやつなどを入れるのにちょうど良い、小型のポケットがついています。

続いて、日本が誇るアウトドアメーカーが登場。

mont-bell(モンベル)

「モンベル」は、日本の登山家・辰野勇氏が仲間と共に作ったアウトドアメーカーです。「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに、テントからウェアまで、幅広いアウトドア用品を開発・販売しています。

チャチャパック 35 Women's

北方四島・国後島最高峰である「爺爺岳(ちゃちゃだけ)」が名前の由来とのこと。女性の体にフィットするよう、ハーネスやヒップベルトの形状が工夫されているモデルです。フロントの下半分がジッパーで開閉できるようになっているので、奥の方に収納した荷物へのアクセスも簡単。また、湿度の高い日本でも快適に背負えるよう、背面の通気性にもこだわられています。

ポケッタブルデイパック 15

15Lの小さなサイズのリュックです。内側のポケットを収納袋として、17cm×20cmとコンパクトに畳むことができます。旅行やキャンプのときのサブバックとして、メインバックに入れておくと便利ですね。重量は210gなので、ほとんど負担になりません。カラーバリエーションは、全6色ありますよ。

トレッキングパック 80

大容量でプロ仕様のリュックです。背面のパネルにテープが内蔵されていて、引っ張ることで背面長を素早く調整することができます。さらに、「3Dフィット・ステー」という、最中の曲線に合わせられる装置や、長さと角度の調整ができるウエストベルトなど、とことん持ち主の体にフィットする機能が備わっています。

MAMMUT(マムート)

ロープやトランシーバーなど、アウトドアで命をつなぐアイテムを開発してきた「マムート」。リュックについても性能の高さはもちろんのこと、同ブランドならではのスタイリッシュなフォルムでも注目を集めています。

Seon Courier SE

タウンユース用に開発されたラインナップがこちら。パソコンや書類を収納する「ワーク」コンパートメントのほか、クライミングジムで必要な用品を入れる「クライム」コンパートメントがあるという、ユニークな構造です。ロールトップ式になっているので、物の出し入れも簡単。耐水性もばっちりです。

Trea Guide

宿泊を伴うアウトドアにちょうどいい、30Lのリュックです。こちらは女性用モデルで、背丈や太めのショルダーストラップが女性の体形にフィットします。青地に赤のマンモスのロゴがよく似合っていますね。「ダークインディゴ」に紫のロゴがはいったバージョンも展開されています。

Trion Zip 28

商品名にも入っているように、大きなジッパーで荷物にすぐアクセスできるリュックです。容量は28Lですが、耐久性のあるフレームを採用しているので、重量のある荷物も運べます。「コンプレッションストラップ」をフロントとサイドのいずれかに張ることができるので、荷物の量に合わせてサイズを調節できますよ。

Deuter(ドイター)

ドイツで幅広いシェアを持つ、リュックサックメーカー「ドイター」。通気性に優れたモデルが多いことで知られています。高機能でありながらも、デザインもうっとりするほど美しいものばかりです。

Futura PRO 34 SL

背面のメッシュ素材にこだわられていて、汗をかいても快適に背負い続けられます。ショルダーの部分も、裏側がメッシュになっています。安定感のある太めのヒップベルトには、小型のデジカメを収納できるポケット付き。フロントのポケットには、ウィンドブレーカーや雨具を入れられます。

Aircontact Lite 45 +10 SL

ロングトレイル向けの、縦長のリュックです。荷物をたくさん入れても背負いやすいよう、荷重バランスも考えて設計されています。写真の「アークティック×ネイビー」のほか、大人っぽい赤色がおしゃれな「マロン×グラファイト」と、シックな「ミッドナイト×スティール」のカラーバリエーションがあります。

Aircontact Lite 32 +5

先にご紹介したものより、ひと回り小さなモデルです。荷物の量に応じてサイズを調節できるので、無駄なスペースを取りません。荷重バランスも崩れず、安定感があります。

Millet(ミレー)

1930年代に、初のショルダーストラップ付きのバッグを販売したメーカーです。数年後にはバックパックへと進化し、今ではその歴史に裏付けされた機能性の高さによって、世界中の登山家に愛されています。

SAAS FEE 40+5

持つ人を選ばない、シンプルなデザインのリュックです。小さなスマートフォンを入れるポケットから、防寒着やレインウェアを入れる大きめのポケットまで、収納のための機能が充実しています。水はけ・通気性・弾性に優れた背面のクッション素材も特徴的です。

MOUNT SHASTA 55+10

長期滞在にも使える、大容量の多機能リュックです。雨蓋部分を取り外すと、ウエストバックとしても使えます。背面長は46cm〜53cmの間で、自由に調節可能。ジッパーを操作することで、1気室から2気室に変更できるなど、便利な機能満載です。

TRILOGY 25

タウンユースからアウトドアまで、幅広く使える25Lのリュックです。紺・赤・青の3色使いがかわいいですね。細身なので、手の動きを妨げません。ウエストベルトはシーンに応じて取り外せます。

以上で、10ブランドから30個ものリュックをご紹介してきました!気になるリュックはありましたか? 
見た目や機能はもちろんのこと、背負ったときのフィット感も重要なので、できれば実際にフィッティングしてから購入したいですね。もしくは、背面長などを調節できる機能が付いているものにすれば、安心です。今回ご紹介したものは、どれも耐久性の高いものばかり。自分に合ったものを選べで、長いお付き合いをしてくださいね!

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DIYer(s)

Japan

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