カラーボックスでDIY!机や棚や扉

部屋に収納を増やしたいと思った時に強い味方になってくれる、カラーボックスのリメイク術をご紹介。キッチンカウンターや机などが簡単にDIYできる方法もあるので、ぜひ参考にしてください!

公開日 2017.06.28

更新日 2022.01.11

カラーボックスでDIY!机や棚や扉

安価で手に入り、収納の拡張に役立つカラーボックスですが、そのまま使うのは味気ないという方に朗報。ちょっとしたアレンジで、その姿形が様変わりするんです。そのアレンジの参考になるアイデアを集めました。最後までくまなくチェックしてくださいね。

二枚扉のアンティークな収納

yoshimiさんのブログからご紹介するのはカラーボックスを積み上げ、周りを板で囲み扉をつけることで小さなタンスのようにするアイデア。まずカラーボックスを積み上げ、周りを板で囲み直接カラーボックスにネジ取めします。板は桐集成材を使用し、扉部分のベニヤにはワトコオイルのダークウォルナットの色を付け、アンティークっぽさを演出しています。取っ手、脚をつけたら完成です。扉があることで、ごちゃごちゃせずすっきりと収納できるのがうれしいですね。

取っ手付きカラーボックス

男前をテーマに既製品の扉付きカラーボックスをアレンジしたのは、u10you さんのアイデア。元々ついている扉のサイズに合わせて切り塗装した板を、強力な両面テープで貼り付けたそうです。とても簡単にアレンジできる上に、洗練された雰囲気になるので、ぜひ取り入れたいアイデアですね。棚の上の小物もアクセントとなっています。

黒板付きカラーボックス

扉の部分に黒板を付けた遊び心満載のアイデアは、smiley さんから。お子さんのおもちゃ入れにと購入した扉付きカラーボックスの中に、収納箱が入りきらなかったそうで扉を外し、ベニヤで再度扉をつけたのだとか。そこに黒板塗料を塗り、100均のコルクボードに木目調リメイクシートを貼り付けたもので囲い、上下に板を貼り付け、脚を取り付けて完成です。お子さんが大喜びするアイデアですね。

カラーボックスで作る勉強机

mi-oさんのアイデアはカラーボックスで板を支えた勉強机。カラーボックスに扉を取り付け、板を上に乗せたそうです。扉には塗装とステンシルを施し、さわやかな青色が印象的です。板は上に置いているだけですが、しっかりしているそう。コンパクトに作られたこちらの勉強机は省スペースにもなりますし、リビング学習にはもってこいですね。

ヴィンテージなカラーボックス

不要になったカラーボックスに蝶つがいを使って扉を取り付け、ヴィンテージ風な塗装をしたのはMadokaさんのアイデア。全く同じ色にするのではなく、微妙に違う色で塗ることでより味のある仕上がりになっています。カラーボックスなので簡単に設置場所を動かせるのもうれしいところ。 6個も重ねているので大量のものを、分類しながら収納することが可能です。

男前な電話台

カラーボックスをリメイクしているとは思えない完成度の電話台はmariさんのアイデア。縦2つ分のカラーボックスをさらにもう一つ横に配置して、周りをSPF材の板で固定し、蝶つがいを使って扉を取り付け、ステンシルやナンバープレートを使って男前な仕上がりに。扉も形の違うSPF材を継ぎはぎにすることで雰囲気が出ていますね。

モールディングでアンティークな雰囲気を演出

アンティークな雰囲気の棚と収納はHiro さんのアイデア。棚はカラーボックスの周りを板で囲み、固定します。アンティークなテイストの蝶つがいでモールディングした板を取り付け、扉にすれば完成です。収納も同様に、周りを板で囲み固定して、ふたを取り付けています。白の塗装がさわやかですね。

カラーボックス4つで作るキッチンカウンター

カラーボックスでキッチンカウンターを作ってしまったのは、ayataroさん。まずカラーボックスに塗装やステンシル加工をした板を扉として取り付けます。さらにカラーボックス2つの背中をあわせて足にし、その上に板をのせたら完成です。壁面にはタイル調の壁紙を貼ることで塗装するのとはまた違った雰囲気が出ますね。マガジンラックになるよう板を取り付けたり、物がかけられるフックなども付いていて機能的です。

100均アイテムで作る扉付きカラーボックス

yucoさんのアイデアは、100均のアイテムを使った扉付きカラーボックス。板にリメイクシートを貼り付け、B4サイズの額を取り付けます。その板を蝶つがいを使って取り付け、扉にすれば完成です。アメリカンなテイストのプレートを取り付ければヴィンテージな雰囲気が増し、カラーボックスとは思えない仕上がりになりますね。

カラーボックスで作るテレビ台

Mitsueさんが作ったのは、カラーボックスをつなげたテレビ台。まずカラーボックスに扉を取り付けていきます。板に100均の額とリメイクシートと取っ手を付け、蝶つがいを使って扉を取り付けます。テレビ台としては少し低かったそうで、板を使ってもう一段高くしたら完成です。ヴィンテージアイテムかのような雰囲気を上手く表現されていますね。

キャスター付きカラーボックス

キャスターが付いていれば移動も楽になり、簡単に置き場所を変えることができます。カラーボックスを使って簡単に移動可能な収納を作ったのはnikkoriさんのアイデア。元々はボロボロだったというカラーボックスにキャスターを取り付け、木材を貼り付けることで男前な収納に早変わり。側面は塗装したのではなく、マスキングテープを貼ったのだとか。コンクリート調の床や壁とマッチしてインダストリアルな雰囲気が出ています。

食器棚とカラーボックスで作るキッチンカウンター

mi-さんが作ったのは、スチールの棚とカラーボックスと食器棚を繋げたキッチンカウンター。食器棚にはリメイクシートを貼ってからペンキを塗り、食器棚と同じ色で塗装した板をスチールの棚とカラーボックスの周りに付け、天板をのせて固定し完成です。裏側がカラーボックスの棚になっていて、レンジなどを置いているのが目隠しできているのだとか。DIYすると収納量や置き場所を自分好みに作れるのがいいですね。

すのこを使った扉付きカラーボックス

すのこをカラーボックスの扉にしてしまう大胆アイデアは0m0m91さんから。すのこをカットしニスを塗ったところに、目隠しとなるよう布をつけ、金具を使って取り付けて扉にしています。既製品のすのこをリメイクすることで、板の間隔などを気にしなくても簡単に作れるのがいいですね。すのこや金具などはほとんど100均のものを使っているというから驚きです。

キッチン用隙間収納

m0603さんのアイデアは、キッチン用の隙間収納。物を隠しながら収納することができ、キャスターが付いていることで、簡単に取り出すことが可能です。作り方はカラーボックスに塗装をし、キャスターと取っ手を付けるだけ。ヴィンテージ感のある塗装が素敵です。

ヴィンテージ加工満載の扉付き収納

カラーボックスに様々なヴィンテージ加工を盛り込んだのは荒井美保さんのアイデア。まずカラーボックスに塗装をします。この時、アニースローンチョークペイントという、まるでチョークで塗ったかのような雰囲気の出るペンキを使い、仕上げにはホワイワックスを所々に塗ることで、アンティーク感を出します。次に扉になる板にも同様の塗装をします。飾り用の木材を4本用意し塗装をしてから、扉の板の内側に四角くなるように貼り付けます。扉の飾りにしている金属のオーナメントにはワックスを塗ることで質感を出し、こちらも扉に貼り付けます。扉の内側にはステンシルを施します。最後に蝶番を使って扉を付け、カラーボックスと扉の上下にマグネットを取り付けたら完成です。手間を加えることで表情が随分変わります。

インダストリアルなカラーボックス

k55さんはカラーボックスの塗装にこだわり抜いて、仕上げたそうです。扉の付いているカラーボックスにエイジング塗装をすることで、まるでスチールのような質感が出ています。さらにガスプライスサインや塩化ビニールパイプ照明を置くことでインダストリアル感がアップしています。男前インテリアが好きな方はぜひ参考にしてみてください。

テーブル付きキッチンカウンター

テーブルつきのキッチンカウンターをカラーボックスで作りあげたのはc-chan さん。憧れる人も多いであろうキッチンカウンターをカラーボックスで作れることに驚いてる人も多いのではないでしょうか。また、使う時にだけテーブルを取り外しすることができ省スペースになるなど、実用的なところも参考にしたいポイント。

カフェ風扉付きカラーボックス

手書き文字でブルックリンスタイル

ブルックリンスタイルのカラーボックスはmasyanagi0626さんのアイデア。扉付きのカラーボックスに、あえてムラ感がでるように塗装。そのあと、取っ手を付けて完成です。また、手書きで文字を加えることで、味のある仕上がりになっているのもポイント。

ロッカー風カラーボックス

AOさんのアイデアは、ずばりロッカー風カラーボックス。塗装後にエイジング加工を施し、ネームプレートと工作用の小さな木材を三本つけることで、ロッカーのような面持ちに。リメイク缶や英字テイストの小物などと一緒にレイアウトすることで、クールな印象になります。

カラーボックスリメイクで鳥小屋に

stk895さんのアイデアはカラーボックスを鳥小屋にするという大胆なアイデア。中板を取り、木の枠組みの中に網を取り付けた扉を取り付けることで、鳥小屋に大変身。広々したお部屋に文鳥ちゃん達もきっと喜んでくれてるはず。家具としてだけでなく、愛する家族の家を作るなんて柔軟な思考も見習いたいですね。

エイジング塗装のキッチン収納

キッチン収納の生活感が嫌だという方におすすめなのは、edamuさんのアイデア。扉と天板を付けて塗装しただけだそうですが、エイジング塗装などのディティールにこだわることでフレンチシャビー(ナチュラル・カントリー調だったり、使いこまれて味のあるものを取り入れたインテリアのこと)の雰囲気のある仕上がりになっています。

鉄サビ風ペイントのリビング収納

heeさんのアイデアは、鉄錆風のペイントを施したカラーボックス。一見難しい塗装をしているようですが、100均アイテムで簡単にできるそうです。まず100均で売っている持ち手のついた小さなカッティングボードに両面テープで鉄板柄のフロアシートを貼りつけます。 黒のペンキに、アクリル絵の具銀色を混ぜたものをスポンジでポンポンと押し、毛羽立たせながら色を重ねていきます。そこへ錆びた感じを出すために、ココアパウダーをかけていきます。この作業を繰り返して 何度か重ね塗りをすると質感もデコボコした感じに。仕上げにお好みでステンシルをして、ウレタンニスをスポンジで塗りコーティングしたら、扉として取り付けて完成です。技ありペイント術で、質感のある仕上がりになりますね。

カラーボックスをリメイクするときのポイント

カラーボックスをDIYでおしゃれにリメイクするためには、いくつか覚えておきたいポイントがあります。ここでは、主なポイントを3つ紹介します。

天板や扉、脚をつける

カラーボックスはそのまま使うこともできますが、天板や扉、足などをつけてアレンジすれば、とても立派な仕上がりになります。カラーボックスをいくつか並べて置くのであれば、上に天板を設置してみましょう。天板をつけるとカラーボックス全体に統一感が出るだけでなく、強度が出て大きい物なども置きやすくなります。
扉をつけるのもおすすめのリメイク法です。扉がないと中に入っている物が丸見えになるので、どうしても生活感が出てしまいますよね。扉をつけると目隠しになってすっきりとし、中の物がインテリアの邪魔になってしまうことはありません。
カラーボックスのチープ感が気になるという人は、底面に脚をつけてみると良いでしょう。猫脚をつけてアンティーク風に、ウッド調の脚をつけてナチュラルな雰囲気になど、アイデアは自由自在です。
天板や扉、脚はカラーボックスと同じ色にすれば、シンプルでまとまりのある仕上がりになります。反対に、あえて違う色にしてアクセントカラーを楽しむこともできます。お部屋のインテリアに合わせて、どんな色や質感の物を使うか考えてみましょう。

100均をうまく活用する

DIYに慣れていないと、材料を揃えるだけで大変そうに思うかもしれませんが、身近な100均アイテムを利用しても十分おしゃれに仕上がります。たとえば、100均のリメイクシートをカラーボックスに貼るだけで、がらりと印象が変わります。タイルや木目調、大理石、レンガなど、さまざまな柄のリメイクシートが100均では販売されているので、好みのデザインのものを選んでみましょう。100均ショップによっては、「インテリアシート」という商品名で販売されていることもあります。このほか、100均の額縁や取っ手、すのこ、カッティングボードなども、カラーボックスのDIYに使える便利なアイテムです。

サイズを事前に測っておく

カラーボックスでオーソドックスなのは3段タイプですが、ワイドタイプやスリムタイプなどさまざまな幅のものがあります。メーカーによってサイズが異なることもあるので、DIYするときには事前に正確なサイズを測っておきましょう。特に、天板や扉をつけるときやリメイクシートを貼るときには、サイズがとても重要になります。事前にサイズを測っておけば、「うまく合わずDIYできなかった」なんていう失敗を避けられます。
以上、お届けしたカラーボックスのアイデア集。手軽にリメイクやアレンジができるので、DIYの第一歩としては最適ですよ。ぜひ参考にして自分なりの方法を試してみてくださいね。

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