DIYシロウトがお店をつくった話 vol.2

前回の続きです

公開日 2018.09.06

更新日 2022.01.07

ファサード

ファサード

この時点で2017秋。
外装をなんとかしなくてはなりません。
冬に外作業はこたえるので、
ファサードに取り掛かりました。

・テントの屋根
・アルミの冊子
・欠けたりしているモルタルの地面
・吹付の壁

1F部分だけですが結局全面ですね。。

はつりアゲイン

建物の際のモルタルが汚かったので、なおします。
はつりですね、再度ハツリハンマーで壊します。

後に白いガラ袋が並んでいるところまで綺麗になるのですが、
そちらの土地は自治体の土地らしく、
「水捌けが悪いので」と補修をお願いしました。

入り口

入り口部分のアルミサッシを取払います。
取払って翌日に出来るわけないので、
内側に仮設の壁もつくります。

ドア枠を組み立ててから、はめ込む段取りです。
土台がないところは土を掘り返して、
ピンコロと呼ばれるコンクリの塊を埋めました。

この開口部の設計は慎重におこないました。
大物だったので、はめ込むのには助っ人を呼んで。

左官

コンクリートを流し込みます。
手練りです。
腰砕けます。。

気をつけなければいけないのは、
勾配をしっかりつける事です。
中に水入ってきちゃうので。

ホームセンターでコンクリートに色を着けれる着色材が、
目に留まってしまったので、混ぜてみました。

観音扉

観音開きにするため2枚のトビラを。
木製の既成品を買ったのは、これだけだったはずです。
2重ガラスが入っているのに、とてもお買い得だったので。

ただし何もついていません。
好みの色で着色。
取っ手は以前に川で拾ってきた流木を加工して着けました。
鍵、丁番などは色でお好みを。

軒先

鉄骨にテントがはられていた軒先。
バラします。

鉄骨は重量があるので、
グラインダーで細かく切断しながらです。

新しい軒先は、波板のナミが大きいバージョンです。
なぜかフランス製。

外壁

残るアルミのトビラ・冊子も木の木枠に変えました。
扉だったところには、扉を。
扉もつくりました。

冊子だったところはにはガラスを。
ガラスは、場所により厚みを変えての購入です。
すべて2重ガラスにしたかったのですが。。

ということは入り口観音扉、2重の意味あまりなかったなぁと。。。

今では無垢の木枠のスキマのほうが、
断熱防音を半減させていると思うのです。

壁は木の12mm板材を塗装してからはりました。
モルタルにビス止めです。
〇〇風が嫌なので本物の木を使いましたが、
数年おきにメンテナンスは必要になるかもしれません。

ファサード

1Fファサードは2017年末に終わりました。
真冬までに間に合ってとりあえず良かったというか。。

2F部分の外壁とかはきたないままですが、
足場等を考えると、いつかは?でしょうか。

この時すでに解体から1年半。
“やめなきゃ終わる”と思いながらでした。

1箇所出来てはちょっとした達成感を味わいながら。
このドキドキを少しでも届けられたらと。

つづく
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UCMU

WRITTEN BY

UCMU

Japan

思いつきで気の向くままにDIYシロウトがお店を作ってみました。
解体からはじまり、スケルトンから内装まで。
施工の8割程度はセルフでしょうか。
約2年、なんとかオープンできるカタチにはなりましたので、
数回に渡り、振り返りながら記録をポストしてみます。

現在はcoffee beansと格闘中。
HP→www.unknowncoffee.tokyo