パラコードでアレンジ!工具の新しい楽しみ方 その2
エビ印のモンキーレンチでおなじみの《ロブテックス》。彼らが提案するのは、パラコードを使った工具のアレンジ。前回に引き続き、モンキーレンチの持ち手へパラコードを装着させるその方法をご紹介。
公開日 2017.10.24
更新日 2022.01.11
INDEX目次
パラコードとは?
前回の記事でもご紹介した、ロブテックスのモンキーレンチ。DIYerたちの間では、“エビ印のモンキーレンチ”としておなじみの名作です。
定番のエビ印が刻印された持ち手部分。
日本製の高い品質と厚い信頼がロングセラーの理由の一つ。創業130年という長い年月から積み上げられたものづくりへの矜持が伺えます。
材料と道具
今回挑戦するパラコードxモンキーレンチは、緑のパラコードを使用します。赤のパラコードを使用した別の巻き付け方も紹介しているのでぜひご覧ください。 それではパラコードアレンジ、始めましょう!
・パラコード
作り方
STEP.01
まずは持ち手の空洞部分に、2つに折ったパラコードを裏側から通します。
パラコードを通したら裏返して、ループ部分を持ち手に通します。
再び裏返して、パラコードを引っ張ります。こうすることで、持ち手にパラコードが結びつきます。
STEP.02
結び目から伸びる2つのパラコードを左右へそれぞれ広げます。
裏返して、エビ印が刻印されている表側に。
左右2つのパラコードをクロスさせます。
左右の紐をクロスさせたら、そのままグルンと1回転。
再び裏返して、ロブテックスロゴが刻印されている裏側で同じように左右のコードをクロスさせます。
この作業を繰り返していきます。
片側にクロスを作ったら、また反対側へ。繰り返しの作業です。
持ち手の端にある空洞部分へかかるくらいまで編み上げたら、STEP.02は完了です。
STEP.03
裏側から見て、右側のパラコードの先端を空洞部分へ裏側から通します。
そのまま空洞部分を囲むようにぐるぐると巻き付けていきましょう。
持ち手の先端中央部分まで巻き付けたら、こちら側のパラコードはひとまず作業完了。
もう一方のパラコードも同じように空洞部分へ通していきます。このとき注意するのが、表側から空洞へ通すこと。
こちらも持ち手の先端部分までコードを巻いたら、作業完了。表側、裏側からそれぞれ通すことで、写真のような状態に。
STEP.04
それぞれのパラコードを結びましょう。
極力持ち手部分に近いところに結び目ができるように、結びます。
余ったパラコードを結び目付近でカットします。
ライターを使って切り口を処理します。火傷しないように注意!
完成!
パラコードアレンジをすることで得られるメリットは、見た目だけではありません。持ち手にクッション性が生まれたり、グリップのしやすさも向上するんです。
ほかの人とちょっと違った工具を持ちたい!自分だけの工具にしたい!という思いのある方はぜひ挑戦してみてくださいね。
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Japan
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