4種類の水回りリノベーションと費用を抑えるポイントを紹介

水回りのリノベーション方法を、場所ごとに詳しくまとめました。キッチンや浴室、トイレ、洗面所をなるべく安くリフォームする方法も紹介するので、古くなった水回りをまとめて改修したい人や、費用を抑えるコツを知りたい人はぜひ参考にしてください。

公開日 2021.07.30

更新日 2021.07.30

4種類の水回りリノベーションと費用を抑えるポイントを紹介

毎日使う水回りは、住宅の中でも特に汚れが溜まりやすい場所です。住まいの快適さを維持するためには、一定の期間ごとに水回りのメンテナンスができれば理想的。この記事では、キッチンや浴室、トイレ、洗面台のリノベーションに焦点を当て、施工内容や注意点などを解説します。古くなった水回りを一新したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

水回りリノベーションの種類

リフォームでよく耳にする「水回り」とは、キッチン、浴室、トイレ、洗面台をまとめて指す言葉です。住宅の築年数が経過すると、水回りの劣化や汚れが気になってくるもの。ここでは、水回りリノベーションの種類や、その注意点などを紹介します。

キッチン

キッチンはリビングに隣接しているため、案外人目に触れる機会は多いもの。家電を置いたり、調理器具をしまったりと生活感が生まれやすい場所でもあるため、適切な時期にリフォームを行い、きれいな状態を保てれば理想的でしょう。

キッチンリフォームの主な施工内容は、システムキッチンの交換です。設置の仕方によってさまざまなタイプがありますが、従来の住宅でよく見られるのは、壁と向かい合うようにコンロやシンクが取り付けられた壁付けキッチンです。これらが一列に配置されているものをI型キッチン、二面の壁に沿ってL字型に配置されたものをL型キッチンといいます。

一方で、近年人気を集めているのが対面型キッチンです。リビングに向かい合う形でコンロやシンクを設置するため、家族とコミュニケーションが取りやすいのがメリットでしょう。さらにリビングに背を向けずに料理ができるので、小さい子どもやペットがいる家庭などでも安心して使用できます。

古くなったシステムキッチンを、同じ型のキッチンに変更するのもよいですが、「思い切って部屋のイメージを変えたい」という人は、別の型にリフォームするのもオススメです。型を変更する時の注意点は、システムキッチンの種類によって必要なスペースが違うことでしょう。
対面型キッチンは、壁付けキッチンに比べて広い面積が必要なので、場合によってはリビングを圧迫してしまいます。リビングのスペースが限られている場合は、壁付けタイプを選ぶとよいでしょう。

また、キッチンは食材を扱う場所なので、清潔感には特に気を配りたいものです。見た目の美しさだけでなく、日々のお手入れのしやすさも考慮して素材や機能を選びましょう。汚れを拭き取りやすい壁紙や水に強い床材など、キッチン周りの資材もメンテナンス性の高いものを選ぶと、より快適な空間が作れます。

浴室(風呂)

浴室は水回りの中でも特に水垢やカビなどが発生しやすく、住宅の築年数とともに汚れも落としにくくなるため、多くの方は10〜20年ほどで浴室のリフォームを行います。主な施工内容は経年劣化の補修やユニットバスの入れ替えなどです。また、高齢の家族と一緒に住み始めるなど、ライフスタイルの変化によって浴室をバリアフリー化する人も増えています。

古くなった浴室で、最もよく行われるのはユニットバスの入れ替えリフォームです。もとの浴室が在来浴室かユニットバスかによって施工の方法は異なり、費用にも幅があるので注意しましょう。在来浴室とは、オーダーメイドで作られた昔ながらのお風呂のことです。タイル張りの床や木材を使った浴槽などが見られたら、在来浴室の可能性が高いでしょう。
在来浴室はデザインの自由度が高く、サイズや素材を自分の好みにできるメリットがありますが、リフォーム費用は高くなりやすいのが特徴です。古い在来浴室を修理するよりも、リフォームでユニットバスに変更した方が費用や手間を削減できるかもしれません。サイズや素材などにこだわりがある人は在来工法を、費用を抑えたい人はユニットバスへの変更リフォームを選ぶのがオススメです。

既存の浴室がユニットバスの場合は、新しいユニットバスへの入れ替え工事を行います。近年はさまざまな機能性を持つものが売られているため、予算を考慮しながら設備のグレードを選ぶことが大事です。浴室は日々の疲れを癒す場所でもあるので、機能性だけでなくデザイン性にもこだわりたいもの。これら二つのバランスがあまりにかけ離れていると、リフォームの満足度が下がりやすいので注意しましょう。

トイレ

4種類の水回りリノベーションと費用を抑えるポイントを紹介
トイレも、水回りの中では特に汚れが溜まりやすい場所のひとつ。浴室と同じように、10〜20年を目安に設備を一新する人が多いようです。経年によるリフォームのほかには、節水目的で新しい便器を導入する人や、和式の古いトイレを洋式に変更する人なども昨今多くなっています。そのため、便器の交換と併せて壁紙の張り替えや床材の交換など、空間全体をまとめて一新するプランが人気を集めています。

トイレは限られた空間であるため、リフォームする際は設備のサイズ選びが重要なポイントです。
「便器の先からドアまでの距離が40cmを切る」と狭くて使いにくいトイレになります。部屋の奥行きと便器の寸法をきちんと調べた上で商品を選びましょう。
便器はセパレート型やタンク一体型、タンクレス型など、種類によって大きさや費用に幅があります。なるべくコンパクトにしたい人にはタンクレス型がオススメ。一般的なトイレは0.4〜0.5坪ほどなので、それぞれの広さに合った便器を選んでみてください。

洗面台

洗面台は、水回りの中で最も費用が安く、気軽に依頼できるリフォームです。浴室と一緒に改修されることも多く、主に洗面台の交換や収納の造作などを行います。子どもが生まれたり、両親と一緒に暮らすようになったりなど、ライフスタイルが変化すると収納スペースも足りなくなるもの。洗面台を交換するタイミングで、部屋の角や壁面などのデッドスペースを活用し、新たな収納を造作する人も多いでしょう。

洗面台選びのコツは、空間を圧迫しすぎないちょうどよいサイズ感を見極めることです。洗面所は物が多くなりやすいため、収納スペースが狭いと雑然とした空間になってしまいます。「大き過ぎる洗面ボウルを選び、収納スペースがなくなった」という失敗もありがちです。洗面台の大きさは慎重に選びましょう。

浴室と洗面所のデザインを統一するリフォームも人気を集めています。同系色のカラーを利用し、インテリアの系統を揃えるだけでも、まとまりのあるオシャレな空間が作れるでしょう。また、洗面所の広さに余裕がある時は、設備を見直してランドリールームを作るという手も。洗面所の拡張や間取り変更などが必要な場合は費用が膨らみやすいですが、「家事効率を上げたい」「ワンランク上の住まいを作りたい」という人にはぴったりのリフォームです。

水回りリノベーションの費用相場

水回りのリノベーションでは、導入する設備によって費用が変わりやすいです。また、水回りの移動を伴う改修は、併せて配管工事も必要なので、その分費用が膨らみやすいでしょう。なるべく費用を抑えたい人は、水回りの位置は変えずに、設備の交換や修復などをメインに行うのがオススメです。
4種類の水回りリノベーションと費用を抑えるポイントを紹介
キッチンリフォームの費用相場は50万〜150万円ほどと幅があります。コンロの交換や食洗機の設置など、部分的な改修なら50万円未満で行えるでしょう。
キッチン全体を一新するリフォームは100万円以上になるケースが多く、どのタイプのシステムキッチンを導入するかによっても異なります。同じ型のキッチンに変更するリフォームなら相場の範囲内に納まりますが、壁付き型から対面型など、異なる型に変える場合は要注意。配管工事も併せると、200万円ほど費用がかかることもあります。
浴室リフォームの費用相場は、キッチン同様に50万〜150万円前後です。しかし、既存の浴室の種類や導入する設備などによって値段に幅があるため、改修の内容によっては相場よりも高くなることも。在来浴室をそのまま新しく作り替えるリフォームは50万〜200万円ほどと費用が高くなりやすいので注意しましょう。
ユニットバスを一新するリフォームや、在来浴室をユニットバスに変更するリフォームは、おおむね相場の範囲内で行えます。
トイレリフォームの費用相場は、10万〜60万円ほどです。便器交換のみであれば比較的安く施工でき、壁紙や床材などを併せて交換しても相場の範囲内でおさまるケースが多いでしょう。費用が膨らみやすいのは、和式便器を洋式便器に変更するリフォームです。トイレの段差を解体し、下地処理や排水管の移動などが必要なため、追加費用がかかるので注意しましょう。
4種類の水回りリノベーションと費用を抑えるポイントを紹介
洗面所リフォームの費用相場は、10〜50万円ほど。洗面台の交換のみなら10万〜30万円ほどで施工できるでしょう。壁紙や床材の交換を行うとプラス5万円前後、収納の造作を依頼するとプラス3万〜10万円ほどと、オプションの内容によって金額が加算されます。

安く抑えたいならセット(パック)リフォームが最適

リフォームを安く済ませるコツは、行いたい改修を同じ業者にまとめて依頼することです。業者によっては、キッチンと浴室、トイレ、洗面所をいっぺんに施工するセットプランを実施していることも。セットプランの多くは、あらかじめ改修の内容が決められているため、仕入れ単価や人件費を抑えられ、個別で依頼するよりも安く済むケースが多いと言えます。
ただ、デザインの変更ができない、細かな内装は別途費用がかかるなど、業者によって条件が異なるので、住宅の状態やリフォーム内容をよく見極めることが大事です。また、メーカーによっては保証が含まれないこともあるので、利用する際は、保証やアフターサービスの有無などをあらかじめよく確認しましょう。
4種類の水回りリノベーションと費用を抑えるポイントを紹介
現在の住まいの快適性を維持し、長く使用するためには、水回りのリフォームが不可欠です。導入する設備によって費用が変わりやすいので、デザイン性や機能性などのバランスを見ながら、予算に合ったものを選ぶとよいでしょう。
なるべく費用を抑えたい人は、水回りをまとめて施工できるセットプランを利用するのがオススメです。より具体的な費用を知りたい人は、リフォームのプロ「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。

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