オシャレなカフェの外観特集!人気店に学ぶ雰囲気作りのコツ

店舗をオシャレなカフェ風にしようと外観工事を考えている場合、いかにしてお客様が入りやすい雰囲気を作り出すかがポイントです。お客様が入りやすいと思うポイントとは何か、実際の事例も交えながら、人気店の共通点をご紹介します。

公開日 2020.04.26

更新日 2020.04.26

オシャレなカフェの外観特集!人気店に学ぶ雰囲気作りのコツ

人気カフェを作り出す要因のひとつにオシャレな外観が挙げられます。「このお店に入ってみたい」とお客様に思わせられる素敵な外観があれば、今よりも集客力アップが見込めます。漠然としたイメージはあっても、具体的にどこをどうすればオシャレで人気のあるカフェになるのかは、意外とわからないもの。そこで、人気カフェの外観を分析し共通点をまとめました。工夫を凝らして集客に成功している実際の事例もあわせてご紹介します。

オシャレなカフェの外観は『入りやすさ』が共通点

カフェを経営するには、料理が美味しい、価格がリーズナブルで気軽に利用できるなど、重要な点がいくつかあります。しかし、何といっても重要なのが、お客様に来店してもらうことです。個人店は、実際に入ってみるまでどんなお店なのかわからないこともあります。知らないお店に入るのは敷居が高く、集客に苦労してしまうことも。その一方で、全国的に認知度の高いチェーン店ではどこの店舗でも統一されたデザインで、サービス内容もほぼ同じなので、一度でも利用した経験があれば初めて利用する店舗でも安心して入れるでしょう。

このように、「入りやすさ」は、店舗デザインを考える上で、とても重要な要素だということが分かります。人気店を目指し、オシャレな店舗へと外観工事をするなら、見た目の美しさだけでなく、入りやすい店構えも追及しなくてはなりません。
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店舗デザインを考える上で大切なのは「ファサード」です。ファサードとは、建物の正面の外観のことです。デザイン性の高さと「入りやすさ」を両立したファサードを意識すれば、自然とオシャレで立ち寄りやすい外観のカフェができるはずです。

入りやすいカフェの特徴

数あるカフェの中でも人気店といわれるお店は、ファサードにいくつかの共通点があります。

まずは、「明るい雰囲気である」こと。入り口や看板に照明の工夫をして、昼夜を問わず見えやすくしています。店内はもちろん、店の外まで明るくしておくことで、店全体を明るい雰囲気で統一できます。初めてのお客様にも、「この店ならスタッフが明るく接客してくれそうだ」と期待を持ってもらえます。
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「お客様が、店の外からでも店内の様子を確認しやすい」工夫をしているのも特徴です。例えば、入口を自動のガラスドアにすれば、ガラス越しに店内の様子がわかります。また、ほかのお客様が出入りする際に店内の雰囲気が外からうかがえる位置にドアを設置するなど、店内の様子が入る前からある程度確認できると、お客様は安心して店の中に入ることができます。

そのほか、店頭にある「看板にもひと工夫」しています。看板には写真入りでメニューを表示し、何の店であるのか、どんなメニューを提供しているのかをわかりやすくしています。またメニューとともに価格を表示することで、お客様の価格に対する不安が払しょくされます。このよう配慮の積み重ねで、入りやすくオシャレなファサードが出来上がります。

入りづらいカフェの特徴

一方、ファサードがあまりよくないカフェとはどんなお店でしょうか。ファサードがよいお店と真逆の場合を考えてみましょう。

まず、「お店の周辺に照明が少なく暗い」雰囲気のお店では、そもそもお店の存在に気づかれず、人が通り過ぎてしまいます。仮に、カフェの存在に気が付いたとしても、照明がないと営業しているのかどうかもよくわかりません。

外から店内の様子を確認しようとしても、中が見えず、店内にどのくらい人がいるのか、どんな雰囲気なのかもわからないお店も入りづらい雰囲気です。そもそも何のお店なのかが分からず、自分のニーズにマッチしているのか悩んでしまうでしょう。カフェでお茶をしたいのに、入ってみたらステーキ店だったのでは困ってしまいます。
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「看板以外の情報が何もない」のも不安です。メニューもなければ、値段も分かりません。1,000円以下で楽しみたいときに値段がわからなければ、不安で足を運ぶ気にはなれないでしょう。

このように、照明の有無や外から店内の様子やメニューの内容が分かるかといったことで、客足は大きく変わります。

オシャレなカフェの外観デザインを考えるポイント

お店の外観を考える時、ファサード以外にも大切なことがあります。入りやすいカフェを作る上で押さえておきたい、いくつかのポイントをご紹介します。

店舗周辺の人の流れ

お店のファサードは、正面から見た時の美しさや機能性はもちろん、周辺の人の流れを考えて決める必要があります。

例えば、交通量の多い大きな道路に面したお店では、できるだけ遠くから視認できるように工夫した方がよいでしょう。車で来店するお客様も多くなりますので、遠くからでもお店がどこにあるのか確認できないと、お店の前を通り過ぎてしまいます。このようなケースでは、数十m手前からでも確認できるような、看板や照明などを検討しましょう。
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また、住宅街もお店の存在を見落とされやすい立地です。積極的に看板を出さないと民家と思われ、店先を歩いていてもそのまま素通りされてしまいます。また、看板の向きも、車や歩行者の流れに合わせる必要があります。周囲に障害物が多い時は、邪魔されない位置に取り付けることも重要です。このように、店の敷地内だけでなく、敷地外の条件も考えた上でファサードをデザインしましょう。

ライバル店との差別化

近所に同ジャンルの競合店がある場合は、ライバル店との差別化が必要になります。「モノトーンで統一したい」「レンガ造りにしたい」「観葉植物を多く取り入れ開放的な雰囲気にしたい」など、店舗に使用する素材やインテリアについてはさまざまな希望があると思いますが、周辺のライバル店を調査してから、オリジナリティがでるデザインを考えましょう。
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また、差別化の1つとして、より積極的なお店のアピールも重要です。例えば、ほかの店より大きな看板にする、視認性の高い配色にする、看板メニューを大きく表示するなどの工夫で、ほかの店よりも集客率を高められる可能性があります。

ターゲット層とお店のコンセプト

もう1つ重要なポイントが、ターゲット層やお店のコンセプトに合わせたファサードを考えることです。

例えば、20代の女性をターゲットにしたリーズナブルなメニューを提供するのなら、明るくカジュアルな雰囲気の外観がオススメです。リーズナブルなメニューを扱うのに、高級感がありすぎる外観だと、「きっとこのお店は高いに違いない」と思われてしまいます。一方、40~50代のシニア層を狙う場合は、大理石など高級感のある素材を使用し落ち着いた雰囲気にしましょう。高いメニューを提供しているのに外観がポップすぎると、値段に見合う雰囲気を味わってもらえないでしょう。

お客様は基本的に、自分の想像と店のサービスにギャップがあると違和感を覚えます。そのため、あえて狙うのではない限り、ターゲット層とお店のコンセプトと外観は、統一させることが大切です。

東京人気カフェ店のオシャレな外観実例

実際に東京で人気のあるオシャレなカフェは、どのようなファサードになっているのか、実例を見てみましょう。ご紹介するようなポイントを参考に、実際のお店の画像をいくつも見て研究するのもオススメです。

BRIDGE

こちらは、グッドコーヒーで紹介されていた日本橋馬喰町にあるコーヒー&アイスクリームショップのBRIDGEの外観です。リノベーションする前からあった濃紺のタイルを使ったモダンなファサードには、明るい木目の看板や植物を取り入れて柔らかな雰囲気をプラスしています。内装には大理石や木目のテーブルを多用しているため、外観とインテリアの調和もとれているのがポイントです。

fuglen tokyo

こちらは、代々木公園駅近くにあるカフェ&バーのfuglen tokyoです。本店はノルウェーのオスロにあるだけあって、アルファベット表記を配することで、オシャレな外国のイメージを醸し出しています。店のドアを含む入り口付近を大きくガラス張りにしているのが特徴で、中の様子が外からはっきりと見えます。白い壁にはお店の象徴である赤いマークを飾り、コントラストで視認性を高くしているのもポイントです。店の前にはお客様が座れるベンチも配置していています。賑わっている様子が一目でわかり、興味を惹かれて近づきやすいように工夫されています。

PEANUTS Café

こちらの事例は、アメリカ西海岸がテーマの、大人の雰囲気がありつつも気軽に訪れられるカフェ・PEANUTS Caféです。お店の名前は、世界的に有名なあのスヌーピーの原作「PEANUTS」が由来で、店内やメニューにも、スヌーピーなどのキャラクターをオシャレに取り入れています。ファサードは白い壁に大きなガラス窓を配した、明るい雰囲気です。壁が白いため、店の前の植えられた植物の緑が映え、店舗の外観を引き立てています。店内に描かれた大きなスヌーピーのイラストが、外を歩く人によく見えるのもポイントです。ガラス越しに、店内を思わず覗いてみたくなる作りです。

Little Nap COFFEE STAND

こちらの事例は、代々木公園近くにあるコーヒー専門店のLittle Nap COFFEE STANDです。お店のファサードはガラス張りに少し古びた雰囲気のトタンが印象的で、倉庫を利用してお店を作ったかのような雰囲気になっています。古めかしいドアの横には可愛らしい壁掛けランプが下がっており、夜でも店内の明かりとランプの光で外から見えやすく、オシャレな雰囲気になっています。お店のある代々木公園付近は緑が豊富にありますが、そこにあえて無機質なこのお店があることで、かえって目立っています。立地を活かしたファサードの好例です。

Blue Bottle Coffee 三軒茶屋

最後に紹介するのは、Blue Bottle Coffee 三軒茶屋の外観です。レンガのクラシックな雰囲気に、お店の名前通り青い文字で書かれたロゴが印象的なカフェです。建物は築50年の診療所をリノベーション。ほかにはない、独特な雰囲気のカフェを演出するのに役立っています。店の近くの通路には、この先を示すように青いボトルだけが描かれた看板が立てられており、「いったいこれはなんだろう?」と道行く人の興味を惹いているのも個性的で楽しい演出です。

人気店のファサードに共通する要素を取り入れることで、愛されるお店に一歩近づくはずです。ファサードの重要性を知った上で、多くのお店を見て観察し、理想のお店作りへとつなげていきましょう。

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