【ルームツアー】柿渋・漆喰を活用した「100%手作りの香水を一人で作る調香師」の住まいを紹介

カシワバラグループが提供する、リリー・フランキーさんナレーションのTV番組「部屋と、リリーと」。この番組は、自分自身で作った理想のお部屋にお邪魔する番組です。今回は、カシワバラ・コーポレーションが運営するDIYer(s)編集部が、これまで放送してきた番組内容をご紹介します。また、2023年6月現在も、テレQ（TVQ九州放送）にて毎週火曜日よる9時55分より、BSテレ東にて毎週火曜日よる10時55分より放送中です。記事を読んで興味を持ってくださった方は、ぜひリアルタイムで番組もご覧になってみてください。

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公開日 2023.06.09

更新日 2023.11.02

【ルームツアー】柿渋・漆喰を活用した「100%手作りの香水を一人で作る調香師」の住まいを紹介

フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.1」

今回は、シーズン1で2022年11月1日（火）に放送された回より「調香師のお部屋」をご紹介します。

今回の舞台は、大分県。100％手作りの香水を一人で作る調香師さんのお部屋です。
調香師さんと聞くだけでとても怪しげな感じがしますね。

まず玄関を進むと、コンクリートのむき出しの天井と、エレガントなシャンデリアが迎えてくれます。さらに部屋の中へと足を進めると、床から壁、そして天井に至るまで、美しい色合いに目を奪われる空間ですね。

一見すると、実験室のような何か特殊な香りを漂わせるガラス管たち

部屋の一角には廃材を再利用した床があり、古い部分を削り落とし、部屋に合わせて新しく作り直したとのことです。この床は、柿渋で塗られています。

柿渋とは：
柿渋とは、渋柿の実から抽出される天然の染料・塗料で、独特の赤褐色が特徴。その利用の歴史は古く、古代から防虫、防カビ、防水効果を活かして、日本の日常生活に幅広く使われてきています。その色調は使うほどに変化し、エイジングと共に深みを増していきます。柿渋を塗った床はその典型例で、時間の経過とともに色あいが変化し、その変化が部屋全体の雰囲気を豊かにしてくれます。

また壁は漆喰で塗られ、墨汁を混ぜて墨色に仕上げられています。とってもシックで引き締まった印象で素敵ですね。