モルタル塗装で一変!セルフリノベに欠かせない“脱・和室術”part2
28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2軒の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。前回、和室の砂壁をベニヤ板を使って塞ぎました。今回はグレーの塗料を使って部屋全体をモルタル風に塗装する作業です。
公開日 2020.10.07
更新日 2023.04.16
セーチのDIYリノベ記録 一軒目
via diy-magazine.jp
こんにちは。28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2つの物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチです。
前回、和室の砂壁をベニヤ板を使って塞ぎました。
今回はグレーの塗料を使って部屋全体をモルタル風に塗装する作業です。
前回、和室の砂壁をベニヤ板を使って塞ぎました。
今回はグレーの塗料を使って部屋全体をモルタル風に塗装する作業です。
前回の記事はこちらから
ボロボロの壁紙を剥ぐ
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いきなり塗装に入りたい所ですが、まずは古い壁紙を剥ぎます。
綺麗な壁紙であれば上から塗装できましたが、この部屋の壁紙は黄ばんでいて、さらに釘が錆びて浮き出てきているので、全て剥がしてまっさらな状態に戻します。
窓に付いていたカーテンレールやコンセントカバーは外しておいて、出窓周りやエアコン周りはカッターを使いながら丁寧に剥がします。
綺麗な壁紙であれば上から塗装できましたが、この部屋の壁紙は黄ばんでいて、さらに釘が錆びて浮き出てきているので、全て剥がしてまっさらな状態に戻します。
窓に付いていたカーテンレールやコンセントカバーは外しておいて、出窓周りやエアコン周りはカッターを使いながら丁寧に剥がします。
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壁紙が上手く剥がれずに一部張り付いている状態になりました。
モルタル風の壁にするので、多少凹凸ができてもいいかなと思いましたが、カッターを使って切り取るように剥がします。
モルタル風の壁にするので、多少凹凸ができてもいいかなと思いましたが、カッターを使って切り取るように剥がします。
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片付けてみるとゴミ袋2つ分になりました。
ペンキは「IMAGINE WALL PAINT」のGRAY TONE
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モルタルの壁といえば塗りムラのグラデーションが特徴的です。
それを濃いグレーの塗料と薄いグレーの塗料で表現しようと思い、悩みに悩んで決めたペンキが「IMAGINE WALL PAINT」のGRAY TONEです。
グレーはグレーでも微妙な色の違いを出していて、薄すぎず濃すぎないグレーの2種類を購入しました。
それを濃いグレーの塗料と薄いグレーの塗料で表現しようと思い、悩みに悩んで決めたペンキが「IMAGINE WALL PAINT」のGRAY TONEです。
グレーはグレーでも微妙な色の違いを出していて、薄すぎず濃すぎないグレーの2種類を購入しました。
濃いグレーの「ストーンヘンジ」と薄いグレーの「ティンボット」の2種類を使う
まずは壁一面に薄い色の「ティンボット」色を塗ります。
そしてグラデーションを付ける為に、1段階濃いグレーの「ストーンヘンジ」をまばらに塗ります。そうするとモルタル特有の色ムラを表現できると思っています・・・
※まばらに塗るので、ストーンヘンジは容量の少ない2Lにしました。
「IMAGINE WALL PAINT」には「ティンボット」よりも薄いグレーの「ロンドンスカイ」、「ストーンヘンジ」よりも濃い「ベビーエレファント」という種類もあるので、好みで使い分ける感じですね。
GRAY TONEよりも少し明るい雰囲気のBLUE GRAY TONEというシリーズは青っぽいグレーが特徴なので、青っぽい爽やかな感じが好みという人におすすめです。
そしてグラデーションを付ける為に、1段階濃いグレーの「ストーンヘンジ」をまばらに塗ります。そうするとモルタル特有の色ムラを表現できると思っています・・・
※まばらに塗るので、ストーンヘンジは容量の少ない2Lにしました。
「IMAGINE WALL PAINT」には「ティンボット」よりも薄いグレーの「ロンドンスカイ」、「ストーンヘンジ」よりも濃い「ベビーエレファント」という種類もあるので、好みで使い分ける感じですね。
GRAY TONEよりも少し明るい雰囲気のBLUE GRAY TONEというシリーズは青っぽいグレーが特徴なので、青っぽい爽やかな感じが好みという人におすすめです。
モルタル壁にするには漆喰もアリ
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GRAY TONEの漆喰バージョンもあります。
コチラは漆喰なので微妙に凹凸ができ、よりリアルな壁に見えると思います。
ギリギリまでこれにしようと思っていましたが、サンプルを取り寄せてちょっとイメージと違ったので、今回は断念しました。
コチラは漆喰なので微妙に凹凸ができ、よりリアルな壁に見えると思います。
ギリギリまでこれにしようと思っていましたが、サンプルを取り寄せてちょっとイメージと違ったので、今回は断念しました。
出窓側の壁から順番にペンキで塗装
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端から順番にローラーを使って塗装していきます。
高い位置は延長ポールを使って塗ります。
低い位置も力が加えやすいので延長ポールを付けて塗ると楽です。
高い位置は延長ポールを使って塗ります。
低い位置も力が加えやすいので延長ポールを付けて塗ると楽です。
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天井付近の際や窓枠など、細かい部分はハケを使って塗ります。
ここまでの塗装だけでも全く違う雰囲気の部屋になってきました。
色が一部白くなっている所は、後から追加で塗った所です。
ここまでの塗装だけでも全く違う雰囲気の部屋になってきました。
色が一部白くなっている所は、後から追加で塗った所です。
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日が暮れて夜中の作業。
壁に塗装した「ティンボット」が乾いて、落ち着いた風合いになってきました。
暖色の照明がいい雰囲気ですね。
壁に塗装した「ティンボット」が乾いて、落ち着いた風合いになってきました。
暖色の照明がいい雰囲気ですね。
追加した木部にはヤニ止めシーラーを塗る
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塗料を直接塗ってしまうとヤニがにじみ出て黄ばんでしまうので、和室の砂壁に取り付けたベニヤ板と柱にシーラーを塗ってヤニ止めをします。
リビングのセルフリノベーションでヤニ止めを塗らずに痛い目にあったので、この作業は必須です。
反対側の壁と柱にも一通りシーラーを塗って1日乾かします。
リビングのセルフリノベーションでヤニ止めを塗らずに痛い目にあったので、この作業は必須です。
反対側の壁と柱にも一通りシーラーを塗って1日乾かします。
※作業風景を動画にまとめています。
より詳しく知りたい方は下記動画をご覧ください。
より詳しく知りたい方は下記動画をご覧ください。
via www.youtube.com
【DIY】グレーのペンキでモルタル風に塗装!和室を洋室にセルフリノベーションVol.1
ビス穴などの隙間をパテ埋め
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和室の壁や柱には、色々挿していたようで穴が沢山あります。
このまま塗装しても穴が埋まらず目立ってしまうので、パテで穴を埋める処理を施します。
洋室側の塗装した部分にも穴があり、黒い点が目立つので塗装の上からパテで処理しました。
このまま塗装しても穴が埋まらず目立ってしまうので、パテで穴を埋める処理を施します。
洋室側の塗装した部分にも穴があり、黒い点が目立つので塗装の上からパテで処理しました。
和室の天井隙間を角材で埋める
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和室の天井は、板ごとに9mmの溝があります。
丁度いい角材を綺麗に埋め込むのが一番楽で速いと思い、9mm×9mmの角材を埋め込みました。
丁度いい角材を綺麗に埋め込むのが一番楽で速いと思い、9mm×9mmの角材を埋め込みました。
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少しキツイ箇所もありましたが、カナヅチでトントンと押し込むようにはめ込みます。
要所要所に19mmの釘で固定。
天井がめっちゃくちゃ薄いので、天井裏の間柱に刺さるように釘を打ち込んでいます。
要所要所に19mmの釘で固定。
天井がめっちゃくちゃ薄いので、天井裏の間柱に刺さるように釘を打ち込んでいます。
和室の天井を塗装
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塗装前にミッチャクロンマルチで下処理をしているので、ムラなく塗装できています。
天井の隙間に入れた9mmの角材のおかげてフラットな天井に見えますね。
隙間があると和室の天井に見えてしまうので、埋めてよかったです。
天井の隙間に入れた9mmの角材のおかげてフラットな天井に見えますね。
隙間があると和室の天井に見えてしまうので、埋めてよかったです。
巾木(はばき)もグレーのペンキで塗装
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壁と床を綺麗に見せる巾木は、塗るか迷いましたが一面モルタル風の壁にした方が統一感がでて良いかなと思い塗りました。
巾木はペンキが乗りにくいので、綺麗に仕上がるまで何回か重ね塗りをします。
巾木はペンキが乗りにくいので、綺麗に仕上がるまで何回か重ね塗りをします。
※作業風景を動画にまとめています。
より詳しく知りたい方は下記動画をご覧ください。
より詳しく知りたい方は下記動画をご覧ください。
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【DIY】グレーのペンキでモルタル風に塗装!セルフリノベーションで和室を洋室に!Vol.2
モルタル風塗装の下地完了
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いい感じの雰囲気になってきました。天井は2度塗りしてもう少し色をしっかり付けたいと思います。
次の作業は塗装の上に濃いグレーを乗せてグラデーションを付けます。
タグに「セーチのリノベ記録 一軒目」とつけていくので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。なるべく工程別に解説できるように、シリーズ物としてお伝えしていきます。
※この記事は2019年2月5日に「DIY MAGAZINE」で公開された記事を再編集したものです。
次の作業は塗装の上に濃いグレーを乗せてグラデーションを付けます。
タグに「セーチのリノベ記録 一軒目」とつけていくので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。なるべく工程別に解説できるように、シリーズ物としてお伝えしていきます。
※この記事は2019年2月5日に「DIY MAGAZINE」で公開された記事を再編集したものです。
WRITTEN BY
Japan
DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。
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