達人キャンパーに聞く。俺の7つ道具

ギアホリックなら参考にしたいのが、熟練キャンパーの愛用する相棒たち。株式会社ビッグベアーが提案する”ヘキサ(六角)テーブル”を広めるため発足した六角会に所属し、『38パレット』の製作者である宮崎秀仁さんは、アウトドアフリークから一目置かれる存在です。たくさんのグッズを所有し、知識も豊富な彼の厳選7つ道具は、一体どんなコレクションでしょう。キャンプ場まで突撃して教えてもらいました。

公開日 2018.12.06

更新日 2018.12.06

達人キャンパーに聞く。俺の7つ道具

達人キャンパーに聞く。俺の7つ道具
アウトドア愛好家ならお馴染みの人気ギア『38パレット』。製作者はキャンプ大好きな宮崎秀仁さんです。彼のこだわりが詰まったキャンプサイトは、現場はもちろんSNSでも話題の的。多くの人の憧れとなっています。「機能重視で色み的にもちょっと男くさいのが好み。がっつり持ち込むので、ウルトラライト志向の方にはフィットしないかも知れません」。そんな達人がキャンプ場に必ず持ち込むという、7つ道具をチェックさせて頂きました。

全力でアウトドアをエンジョイする達人

達人キャンパーに聞く。俺の7つ道具
宮崎さんは幼い頃から外遊びに親しみ、現在も年間60泊オーバーでキャンプを楽しむ。その姿をアップするインスタグラム(@38explore)のフォロワー数は1万超え。まさにカリスマキャンパーと呼ばれるに相応しい人物です。「子供の頃は親とではなく、近所のおじさんと登山していました。昭和な感じですよね(笑)」。20代は子育てに全力だったため、アウトドアの趣味は小休止。子離れを機に復活し、以前にも増して熱中しているそう。「今は独身。色んな意味でフリーランスなんです。半分リタイア状態なので、やりたいことにフルパワー! 誰も止めませんしね」。
達人キャンパーに聞く。俺の7つ道具

花も実もある便利なギアをチョイス

既製品だけでなく、『38パレット』をはじめとした自作系ギアも欠かさないのが宮崎流。暖房器具にキッチンツール、クーラーボックスなど、さまざまなアイテムが並びます。7つ道具にはカウントしていませんが、本来アウトドア用ではないカメラの三脚も利用。「タープは『URBAN FOREST』と『The Arth』がコラボした"幕男"です。ストレッチなので張りやすく、遮光撥水性もバッチリ。焚き火しやすい難燃加工まで施されています」。
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BOSCHのフォンタス

15Lの大容量タンクを備えるコードレス洗浄機。「水場への往復をせずに洗い物、後始末がこなせます。お湯が入れられるのもグッド。特に冬は何かと冷水だとキツい!」。静音性が高いから混み合ったキャンプ場でも気兼ねなく使えるそう。

達人キャンパーに聞く。俺の7つ道具

Otterのクーラーボックス

2019年から日本でも本格展開される要注目ブランドの逸品。「背負えるクーラーボックスで、缶ビールが50本入るほどのラージサイズ。なのに無闇に重くはありません。ミリタリーライクな見た目も気に入っています」。
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Snow Peakのシェルフコンテナ with 自作コンロ

「snow peak」が誇る人気収納ギアである『シェルコンテナ』に、自分でカスタムした2バーナーをセット。「コンロ部分は「KOVEA」のバーナーを2つ連結させ、金物屋にオーダーした天板と組み合わせました。テーブルは三脚に『38パレット』をジョイントしています」。
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38(みや)パレット

自身が製作、販売している組み立て式ローテーブル。大きめサイズのPALEOが¥15,000、少し小さいPALEKOなら¥14,000となっています。シンプルな構造だから丈夫かつ設営ラクラク。「別売りのパーツを装着すれば三脚と連結でき、このままでも『Snow Peak』の『シェルコンテナ』に天板兼フタとして応用可能です。コンテナのグリップと噛み合う設計なので、しっかりドッキングしてガチャガチャしないんです」。
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Alpacaの灯油ストーブ

屋内外使える優秀な暖房性能を持ち、比較的リーズナブルというヒット作。元々ホワイトだったのをサンドベージュに塗装しています。「10時間は余裕で燃焼し続けます。炎を絞れればもっと長持ちでしょうね。テント内なら換気さえ気を付ければ、Tシャツで過ごせるほど暖かいです」。
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NANGA×UNBYの焚き火ダウンジャケット

国産の羽毛商品メーカーに有名セレクトショップが別注。十分タウンユースできるスタイリッシュさと、厳冬キャンプにも負けない優れた保温性が魅力です。「火の粉に当たってもノーダメージの難燃性素材なので、ビクビクせずに焚き火と相対せます」。
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カーミットチェア

ファブリックを「NATURAL MOUNTAIN MONKEYS」× 「Ballistics」のシートに変えたカスタム版。「背面と座面の隙間がなく、アタッチメントの『NOVITA』も装着しているから、座り心地が格段にアップしています。フルセットが1脚¥50,000くらい。ペアで揃えるのに1年かかっちゃいました(笑)」。
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流行やブランドは気にしない

宮崎さんがギアをセレクトする基準は「本当に欲しいか否か」。流行やブランド、目新しさなどには左右されないそう。「丈夫さ、機能性、ルックス…。自分が心から欲しいと思えないと刺さりません。どんなにタフなモデルでも、気に入らないと結局は長く使いませんし」。タープ近くに設営したテントは「Luxe outdoor」の逸品。「男なら惚れること間違いない無骨さ。こういった普遍的な魅力のあるアイテムがいいですね」。
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安物買いの銭失いに注意を

とはいえ、セレクト眼が養われるまで、何度も騙されたと言います。「安いアイテムにいいものはありません。例えば、有名モデルに似せたチープなチェアはたくさんありますが、あっという間に壊れてしまうのがほとんど。全然元が取れず、ハイプライスでも本物を買ったほうが最終的にコスパはよくなりますよ」。特にシュラフは値段が性能に直結しやすいとか。「冬キャンプは寒さが半端じゃない。安物ではまともに寝付けないでしょう。『NANGA』や『MSR』といった硬派なブランドをオススメします」。

センスのよさが万人に認められている宮崎さんの愛用ギアは、ミリタリーを彷彿とさせるアースカラーでまとめられていました。ポップな色みを排し、男らしさのみ追求するストイックなスタイル。カリスマキャンパーと呼ばれる理由がわかります。100%を既製品に頼らず、より使いやすくカスタムしているのも真似したいポイントですね。ギアをコレクションし過ぎて専用倉庫まで借りているという達人は、今後も意欲的にオリジナルのプロダクトを製作していく予定。テントや人気ショップとのコラボなど、アウトドアファンなら逐一チェックを!



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