レジャーシーズン到来。出かける楽しさが一気に倍増するこの季節だからこそ楽しみたいアクティビティの1つがBBQ。そしてDIYer(s)的に料理だけではなく、同時に楽しむことができる遊びの方法もご紹介。今回そこで作るのが、日本人の伝統文化でもある書道のために使う墨汁。それだけ聞くと特殊なモノが必要なイメージがありますが、実は身近なモノだけで作ることができるんです。ということで、美容師でありながら書道家の肩書きを持つTAISHIさんの指導のもとDIYしてみました。
まずはBBQの楽しさを体現するべく、もちろん僕らで実際にやってきました。目の前は川が流れ、桜並木もキレイに咲き誇る素敵なシチュエーションの中、早速製作に入ります。
材料と道具
■アルミホイル
■すりこぎ棒
■すり鉢
■のり
■脱脂綿
■ハサミ
■筆
作り方
STEP. 01
まずは墨汁作りのキモとなる脱脂綿を適当なサイズにカットします。
STEP. 02
カットした脱脂綿をアルミホイルに乗せ包んでいきます。この際に煙突状にするために筆を差し込みながら包んでください。イメージはニンニクのような形です。
STEP. 03
準備ができたら、火に当てます。徐々に煙突部分から煙が出てくるので、その煙に火をつけます。この作業で脱脂綿の酸素を全部抜いていきます。
STEP. 04
煙が完全に出なくなったら脱脂綿がしっかりと炭になったということです。アルミホイルを開けて確認してください。もし白い部分などが残っていたら再度包み直して、火にかけてください。
STEP. 05
作った炭はすり鉢に乗せ、水をくわえながらすりつぶして液状にしていきます。
STEP. 06
本来はここでニカワ液(動物の皮や骨などを原料としたノリ)ですが、文房具屋で売っている一般的なノリでも代用できるんです。少量加えて、再度かき混ぜます。しっかりと混ざったら完成。
出来上がった墨汁でTAISHIさんに一筆書いてもらいました。
色は少し薄かったですが、全然問題なし。
まさに。。。。。。。。。。
“大成功”。
素敵な笑顔と合わせて頂きました。
書き初めは正月にすることですが、こういうイベントごとに書きあっても面白そうじゃないですか。また、字だけじゃなくて水墨画というのも一興かもしれませんね。友人やご家族でぜひ挑戦してみてください。
PROFILE
TAISHI
Hair salon LAURUNにてスタイリストを務めるほか、ヘアメイクとしても活動。書道家としては4/18に自身初の個展を開催するなど、今後も3足の草鞋スタイルでさらなる飛躍が期待されている。
WRITTEN BY
Japan
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