【サンダルDIY】手持ちの一足をもっと魅力的に*from San Francisco
公開日 2015.08.20
更新日 2022.01.07
via. DIY RECIPE
「DIY RECIPE」では、世界中から集めたDIYのアイディアと、それを生活に取り入れるための方法・道具をご紹介しております。
Ericaのアイディアから
まだまだ暑い日が続くけれど、いつも履いているサンダルに少し飽きてきたかも・・・目新しい秋服が店頭に並び始める夏の後半はそんな気分の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、とても簡単なアレンジで手持ちのサンダルを生まれ変わらせるDIY RECIPEをご紹介します。
source:instagram.com
今回のRECIPEは、アメリカ西海岸系の人気ブログHonestly WTFのなかで、編集長Erica Chan Coffmanが紹介しているものです。宝石サンダルはDIY Jeweled Sandals、タッセルサンダルはDIY Tassel Sandalsから。
Honestly WTFではアクセサリーを中心に、トレンドのBoho(ボヘミアン)スタイルかつ上品なDIYアイディアが紹介されています。Ericaが繰り出す自由な発想(ブログタイトルしかり!)と都会的なセンスが心地よくミックスされたDIYの数々に魅了されてしまう方も多いはず。作業工程も丁寧に書かれているので、おすすめのブログです。彼女のInstagramも素敵。
宝石サンダルをDIY
source:honestlywtf.com
こちらはEricaがDIYしたJeweled sandals(宝石サンダル)。シンプルなお洋服にも映えそうな、ラフかつゴージャスな一足になっています。ジーンズのようなカジュアルな服装にあいそうですね。作り方はとっても簡単です。
■用意するもの
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・ワイドストラップの革サンダル
・大きめのラインストーン(Ericaは「クリスタル」と呼んでいます)
・ゴールドの台座(クリスタルとサイズを合わせてください)
・接着剤
・先の平らなペンチ(ヤットコ)
クリスタルと台座が近くの手芸屋さんで見つからない場合は、スワロフスキー・ラインストーンの専門通販サイトの利用がおすすめです。ちなみにEricaが使ったのは、長方形(27.5 x 18mm)4個・洋梨型(30 x 20mm)4個・丸型(35mm )2個です。サンダルのストラップ幅に合わせてサイズは調整してください。
■作り方
Step.1
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台座にクリスタルをはめ込み、ヤットコで台座の爪を優しく折り曲げます。
Step.2
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一番大きい中央の丸型クリスタルから、裏面に接着剤を塗って、サンダルに貼っていきます。Ericaが紹介しているコツは3つです。
1.実際にサンダルを履きながらクリスタルを貼る(実際に履いてみると足の丸みで革が伸びて、クリスタルの位置が想像と変わってくる場合があるため)
2.クリスタルを貼りたい場所が決まったら、鉛筆などで印をつけておく
3.接着剤が乾いて固定するのを待ちながら、1つずつ貼っていく
Step.3
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すべてのクリスタルを貼り終えたら、すぐに履きたい気持ちをこらえて一晩乾かしましょう。
クリスタルがしっかりと固定したら、さっそくお出掛け!夏の折り返し、日焼けした肌によく似合う華やかなサンダルですね。
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タッセルサンダルをDIY
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こちらもEricaがDIYした、Tassel sandals(タッセルサンダル)です。先ほどのカジュアルな宝石サンダルともまた違い、お仕事やパーティーにも使えそうな上品な仕上がり。
■用意するもの
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・細いストラップのサンダル
・スウェード生地(13×13cm程度 4色を各2枚ずつ)
・定規
・カッター
・カッターマット
・ボールペン
・はさみ(できれば裁縫用)
・布用接着剤
スウェード生地は手芸屋さんでも購入できますが、スウェード専門通販サイトもあります。好みの色があれば、お得なセットを利用するのも手だと思います。実際Ericaも、Etsyで購入したスウェードのセットを使用しています。
■作り方
Step.1
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定規とペンで印をつけてから、生地をカットします。ちなみにEricaはタッセル4本をそれぞれ異なるサイズにしていて、おおまかに①7.5×12.5cm ②7×12.5cm ③ 5.5×12.5cm ④4.5×12.5cm(step.2の写真参照)です。これを両足分用意しておきます。
Step.2
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全ての生地に、長辺から1.3cmほどの位置にボールペンで直線をひき、その線の位置を目安に、約3mm幅でカットしてフリンジを作っていきます。ちょっと緊張!慎重に。
Step.3
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余った生地から、タッセルをサンダルのストラップに通すためのピースを切り出します。長さはストラップの太さに応じて調整してください。(Ericaの場合は0.6×5cm)
上の写真のように輪っかを作って、布用の接着剤でフリンジの内側(ボールペンで線をひいてある方)に貼り付けたら、きつく巻いて最後に接着剤で固定します。ちなみに接着剤は少量だけつけるのが、きれいに作るコツとのこと。
Step.4
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接着剤が乾いたら、サンダルのストラップにタッセルを通して、完成!
タッセルは取り外せるので、TPOやその日の気分にあわせて付け外してもいいですね。スウェード素材を使うので、冬のパーティーにも活躍する一足です。
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ファッションだって、もっとDIYしよう!
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ここで、Ericaの素敵な言葉をご紹介します。
I was determined to prove that the D in DIY didn’t stand for disposable. With the right supplies and effort in attention to detail, doing something yourself can actually be beautiful, enriching and long lasting.
DIYのDは「Disposable(使い捨て)」という意味ではないって証明しなくちゃと思ってるの。正しい材料と細部への計らいさえあれば、何かを自分の手で作るということは、美しくて、あなたの暮らしを豊かにして、なおかつ長く使い続けられるものなのよ。
(DIY Jeweled Sandalsの冒頭部分より)
実際Ericaは、DIYした宝石サンダルを1年間ヘビーローテーションで履いているとのこと。お裁縫は得意じゃないし既製品をそのまま着るのが常という方も、少しの工夫でより魅力的かつ自分にフィットするファッションアイテムを手に入れることができます。タンスの肥やしになっている靴やお洋服を生まれ変わらせることも可能です。ぜひサンダルから、ファッションのDIYにもトライしてみてください。
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!