金華山復興〜渡り廊下修復編〜

公開日 2017.06.13

更新日 2018.01.20

金華山復興〜渡り廊下修復編〜

東日本大震災の震源地に最も近かった金華山という島の復興。2017年5月の今回は、3つのグループに分かれて修復&創作してきました。そのうちの一つ目、拝殿までの渡り廊下の修復です。
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<このDIYプロジェクトに協力してくれる方大募集>

私たちと一緒に金華山を復興させよう!!

○工具メーカーとしてこのプロジェクトへ協力していただける方大募集
○材料メーカーとしてこのプロジェクトへ協力していただける方大募集
○このプロジェクトに材料など物資をご提供していただける方大募集
○小売り店さんホームセンターとしてこのプロジェクトへ協力していただける方大募集
○アウトドアメーカーとしてこのプロジェクトへ協力していただける方大募集
○大型機器メーカー(ユンボなど)としてこのプロジェクトへ協力していただける方大募集
○中古大型建設機械など使えるのに必要ない状況にいらっしゃる方大募集
○船舶や運搬会社など(シッピング)としてこのプロジェクトへ協力していただける方大募集
○使わない船をご提供いただける方大募集
○船の燃料をご提供いただける方大募集

▼連絡先
diypj@originaltext.jp

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毎度恒例、三上さんからのアーモンドチョコレート贈呈式。

三上さんは地元の石巻で金物屋を営んでいて、震災以降は住み込みで金華山の復興を進めています。
もちろんボランティアです。

僕たちが活動を続けている理由の一つに、三上さんの存在があります。

現在79歳の三上さんは、小さな頃からたくさん遊ばしてもらった金華山に恩返しをしたいと、震災以降ずっと復旧活動を続けてきました。

誰よりも動き、休憩に食べてと毎回僕らにチョコレートをくださり、帰りも見えなくなるまで手を振ってくれる。
そんな三上さんに、僕たちは心を突き動かされています。
さて、作業開始です。
宿舎から拝殿というご祈祷が行われる神聖な場所への渡り廊下が、地震の揺れによって浮いてしまたため補修していきます。


まずは、揺れや湿気で弱ってしまった部分を切り落とし、
メジャーやサシガネで寸法を測り
ノミやノコギリで裁断し、
ボルトの穴を開け
固定していきます。
完成!綺麗!!
修復箇所はまだまだ残っています。

腐っている長さが違ったり、土台が無くなっていたりと破損状態は様々。

ジャッキアップしたり、
足りないところに新しく角をつけて柱を打ち込んだり
仕上げに防腐剤を塗り、二日かけて10本ほど修復しました。
ただ、安心しているのもつかの間、埋まっている柱を枯葉から掘り出したら幾つも腐った柱が出てきたので次回に持ち越しです。(笑)
震災以降、他に修復箇所が多くあり、手が付けられていない箇所の一つでした。

次回も、若さん監修のもと、丁寧に進めていきたいと思います。

Shogo

WRITTEN BY

Shogo

Japan

東日本大震災復興支援団体this is a penの代表です。
いつもは雑誌や広告などのモデルのお仕事をしています。