ez-Q Castなどの脚付エギ用の携帯ケース

2017.03.26

 ez-Q Castのエギを使ってアオリイカなどを狙う場合、そのシリコン製の脚の動きがイカを誘うのに絶大な効果を発揮するといわれていますが、一度パッケージから取り出すと、収納の際に脚が折れ曲がったりして、変なクセが付いてしまうということが多くありました。  このケースは、そのような問題を解決するために、数ある案から試作として作りました。

材料と道具

  • 材料
  • ジョンソン&ジョンソンのボディローションの空き容器 200g入りの容器が最適だと思います。
  • 道具
  • カッター
  • ハサミ

作り方

STEP.01

 最初に、収納対象のエギの紹介ですが、このような感じに、ボディの下にシリコン製の脚が付いているエギ用に作ったケースとなっています。

STEP.02

 こちらが材料のボディローションの容器です。

STEP.03

最初に、下準備として、空容器の前後に貼ってあるラベルのシールを剥がして取り除きます

STEP.04

また、取り外し可能な蓋の部分も取り外し、水で中をよく洗ってから、よく乾かしておきます

STEP.05

 空容器の中が乾いたら、収納したいエギの幅を十分考えて、容器の端の部分(赤線)を切り取ります

STEP.06

 また、容器の反対側の端の部分(赤線)も同じように切り取ります

STEP.07

 次に、エギの幅に合わせて容器の幅を微調整してから、片側の面の中心付近を横切るように(赤線)容器を切り開きます

STEP.08

 切り開いた部分の角のところ(赤矢印)を丸くしておきます。

STEP.09

 次に、容器を裏返しして、容器の底の部分から1cmほど上に離れた部分と、その分から更に3cmほど上に離れた部分に1cmくらいの切込み(赤線)を入れます。因みに、この部分は針の保護カバーとなっているので、上下の切り込みの幅は、エギの針の大きさを考慮して調整して下さい。

STEP.10

 続いて、直前工程で入れた切込みを中心にして、楔状の切込み(赤矢印)を作ります。

完成写真

作り方のコツ

 ジョンソン&ジョンソンのボディローションの容器は無香のものを使った方が良いと思います。香り付きのボディローションの容器の場合、何度洗っても、東京湾で釣ったシーバスの身を食べた時に感じるような微妙な香りが残りやすいです。
 製作時には、実際に収納するエギを手元において、随時、ケースの各部分の寸法を調節しながら作るようにします。

MADE BY

小川恵

Japan