【ルームツアー】「温故知新の部屋と」を紹介

カシワバラグループ提供のリリー・フランキーさんナレーションのTV番組「部屋と、リリーと」。この番組は、自分自身で作った理想のお部屋にお邪魔する番組です。 カシワバラグループであるカシワバラ・コーポレーション運営の「DIYer(s)」編集部では、これまで放送してきた番組内容をご紹介します。

公開日 2024.08.09

更新日 2024.08.09

【ルームツアー】「温故知新の部屋と」を紹介

フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.28」

フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.28」

今回は、シーズン3で2024年7月16日(火)に放送された「温故知新の部屋と」をご紹介します。


早速、お邪魔します。
こちらはスダレをはめ込んだ御簾戸(みすど)という建具。
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御簾戸とは

日本の伝統的な建具で、竹で作られた簾(すだれ)を木の枠に取り付けたもの。主に窓や扉として使用され、風通しを良くしながら、外からの視線を遮る役割を果たす。特に夏場に涼しさを保つ効果があり、室内の温度を下げるために用いられる。茶室や和室の装飾としても使用される。


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畳やちゃぶ台、箪笥、薪ストーブ。古いものがたくさん置かれている室内。古民家のように見えますが———
実は、新築に古いものを足して作られています。
新築とは思えない、経年の魅力が醸し出されるお家です。こんな風合いが作れるなんて驚きですよね。ガスの炊飯器がまた、懐かしい。
テーブルの下は収納になっています。捨てられていた引き出しを活用し、そのサイズに合うように棚を製作したそうです。
テーブルも廃材です。
この木目の雰囲気は新品ではなかなか出せません。
このレトロなブルーの食器棚は、小学校で使われていた書類ケースを再利用。
キッチンの天板は真鍮。こちらは職人のご主人が製作されたそうです。

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真鍮とは

銅と亜鉛の合金。金色に輝く美しい色合いが特徴で、古くから装飾品や楽器、建築材料などに使用されている。耐食性が高く、加工しやすい特性を持つため、様々な形状に加工が可能。真鍮はその美しさと機能性から、インテリアや家具の部品、また日常生活の道具としても幅広く利用されている。

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落雁の型で作ったキッチンのタイル。洋風のタイルはよく見ますが、日本の意匠は珍しい。素敵なアイデアです。

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落雁の型とは

伝統的な和菓子である落雁を作るための型。落雁は、米粉や砂糖を混ぜ合わせた生地を、型に詰めて押し固めて作られる。型は木製やプラスチック製が一般的で、花や動物、季節の風物詩など、さまざまなデザインがある。

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やかん、せいろ、おひつ。キッチン周りは電化製品が主流になるご家庭が多いですが、こちらのお宅では古いものを大事に使っているようです。
子どもたちの作品でしょうか。隅々から絶妙な美意識が感じられます。
黒い丸から紐が下がったものは何でしょうね?
こちらの薪ストーブも手作りなのだそう。
古いものを活用しながらも、機能面にも工夫が見られます。
ピンクの漆喰に生け花の剣山を埋め込み、アクセントに。
この下駄箱は銭湯などでよく見られるものですね。
こちらには、落雁の型を活用したフック。
家族でバーベキューできる縁側。
これは手作りベーコン用の燻製器だそうです。
こちらの階段を上がって2階へ行くと
そこは小屋になっています。
ウズラが2匹。
家主はお隣でカフェを経営しているそうで、こちらも隠れ古民家的な雰囲気。
新築とは思えない風情です。
この日は定休日で、仕込みをされていました。
自家製の梅シロップでしょうか。
ウッディなカウンターには素敵な食器が並んでいます。
このカウンターはバリ島のベンチを再利用したものだそう。
天窓を開くつっかえ棒のアナログ感。
カウンターでお茶を飲みながらほっと一息。とても居心地の良い空間です。


新築とは思えないこの風情は、ちょっと真似してみたくなりますね。新しいものを古く見せたり、古いものを綺麗に活用しながらの、丁寧な暮らしぶりを垣間見ることができました。


番組放送は、こちらから

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