本物そっくり世話いらず!デスクに置きたい手のひら盆栽プラモ!

自在に変形させた幹、手入れの行き届いた葉。美しく整えられた盆栽は、ただのグリーンを超えた日本の心とも言える美しい観賞物です。でも実際に育てるとなると、高額だし手間もかかるもの。そこで今回は本物そっくりに盆栽プラモデル作りに挑戦しました。

本物そっくり世話いらず!デスクに置きたい手のひら盆栽プラモ!

手軽に盆栽を楽しみたいなら、とっても小さな盆栽プラモデルがあります。リアルな葉っぱや幹なのに、組み立て後のお手入れ不要! バリエーションも豊富なのでいくつも揃えたくなるアイテムです。早速実際に組み立ててみましょう。

材料と道具

今回用意したのは「ザ・盆栽 プラスチックモデルキット -壱-」というプラモデル盆栽。なんとリアルな盆栽を1/12で再現したという、本格的なモデルキットです。組み立て方法の動画も公開されていたので、説明書とあわせて参考にしました。
■「ザ・盆栽 プラスチックモデルキット -壱-」一式
■アクリル絵の具
■絵具用の筆(できるだけ細いもの)
■瞬間接着剤
■ハサミ
■中性洗剤

右側半分が盆栽キットです。左の画材と比べると盆栽パーツの小ささがよくわかると思います。部品数はたったの7つ。すぐに組み立てられるような気がしてしまいますね。

作り方

STEP.01 パーツを切り離す

まずはひとつになっている盆栽パーツを、ハサミを使ってバラバラに切り離します。
通常こういったものは、見れば切り取り箇所がわかります。しかし今回の場合は、枝のパーツも凹凸が多いため、ぼんやりしていると切り取る場所を間違えてしまいそうです。また小さいためか、手元がうまく安定せず意外と切り離しにくい! パーツを壊さないように慎重にハサミを入れていきます。ニッパーなどを使ってもいいですね。
これが切り離し終わったあとのパーツです。写真だと大きく見えますが、細くて小さいものばかり。とても繊細に作られていることがわかりました。

STEP.02 色を塗る

このまま組み立てても良さそうですが、よりリアリティを出すためにアクリル絵の具で着色します。
色を選び、まずはパレットに出しておきます。
今回は、パッケージの見本写真を参考にしながら、次の色をチョイスしました。

苔、葉の裏部分:緑、黄緑
幹:茶、黄色、山吹色
調整用:白、黒
より本物っぽさを出すためにも、これらの色を混ぜながら使います。まずは塗りやすそうな土の部分から始めましょう。
パレットの大きいスペースに、茶色と山吹色を出し、土用の色を作ります。しかし、このまま塗っては絵具の伸びがよくありません。通常紙に色を塗るときは水を使い絵具がのびるようにしますが、プラスチックは水をはじいてしまいます。
そこで使うのが、中性洗剤です。1、2適ほど絵具に垂らして色と混ぜ合わせます。中性洗剤を使うことで、プラスチックへの定着が良くなるそうです。ちなみに調子に乗って、洗剤を入れすぎたり混ぜすぎたりすると、絵具が泡と混ざり、粒粒になってしまいました。
細い筆を使い、デコボコのある土の部分に色を塗っていきます。
まずは土台全体にベースの色を塗りました。アクリル絵の具は、水彩絵の具とは違い、乾いたら混ざることなく上から色を塗り重ねることができる、という特徴があります。より本物らしく見せるためにも苔や土のまだらさを絵具で表したいところ。ここで一度、土台を完走させて、次の色塗りに進みます。

先ほど作った土色をベースにしつつ、茶色の濃度を変えて、木の幹に塗ります。
とても細かい! 気を付けないとツンツンとした葉に色がついてしまいそうです。力を込めて持つと枝が折れそうなほど。破損しないように気をつけながら塗り進めていきます。
少し色を付けるだけで、枝の雰囲気がまったく違うリアルなものに! 枝の表だけでなく裏側にも丁寧に色付けを行います。すべての枝にベースの色を塗り終えたら、再び土台に戻ります。

盆栽の中には、次の部分に苔を付けてわびさびの雰囲気を醸し出すものがあります。今回は、最初に塗っていた土台に緑の絵の具を塗り、苔の再現を目指します。
土台は枝を塗りながらも、途中途中で何色か色を重ねておきました。少しは土らしさがでたでしょうか。その上に、実際に苔が生える様子を思い浮かべながら緑を、点描画を描くように乗せていきます。少し明るめの黄緑も所々で使い、苔らしくなるようにしましょう。

土台を塗っているうちに枝が乾いたら、次は葉の裏を塗ります。
横から葉の土台にある茶色が見えてしまったら興ざめです。少しでもそれらしくなるように、細かい部分ですが丁寧に塗っていきます。

最後に、仕上げです。

盆栽で幹が白くなっているものを見たことありますか。これは、ジン・シャリと呼ばれる層で、幹や枝を枯れさせて白骨化させているのだそうです。通常は、石灰硫黄合材を絵具のように塗って作るそうですが、今回はそれを白い絵の具で作ります。
全部の部品が乾いたら、仮組み立てをして枝のポジションを確認。ジン・シャリ仕様にする枝を決めます。今回は、見本に従い、一番高い場所に来る枝を白く塗りました。

あとはすべての絵の具が乾くのを待ちます。

STEP.03 組み立てる

パーツの準備が完了したら、最後に組み立てです。無理やり力を入れると簡単に折れてしまうので注意しましょう。
組み立てる前にパーツのポジションをもう一度確認してから、説明書の順番に従って組み立てていきます。
まずは一番底を這うように伸びる枝を土の土台につけましょう。瞬間接着剤を枝部分と土部分に塗ります。
そしてパーツを組み合わせます。指でしっかりおさせて、接着剤がはがれないようにしましょう。同じように全部のパーツを組み立てます。

すべて組み立てたら、枝を調整します。
折れないように気を付けながら、見栄えが良くなるよう枝の角度を調整しましょう。
角度を変えて、枝の見栄えが良くなっているかチェック! 接着がちゃんとなされていることを確認したら、組み立て完了です。

STEP.04 剪定する

このプラモデルの楽しいところは、葉の剪定も行えるところ! ツンツンした本物のような葉の部分は、スケール感のある針葉をあらかじめ埋め込んであります。
モコモコとはえた葉を、ハサミを使って丸くなるようにカット。今回大きなハサミだったため、あまり思い通りにできませんでしたが、眉用などの小さなハサミを使えば、より好みの形に剪定できるでしょう。

心いくまで剪定作業を終えたら、完成です!

オフィスに、室内に。水やり不要のグリーンを

忙しい毎日のなかで、盆栽の世話は大変ですが、このミニチュア盆栽なら水やり不要。しかも、デスクでも邪魔にならないサイズ感です。
デスクにおいて癒されるもよし、インテリアとして飾るのもよし、です。
手作り好き&ミニチュア好きなら、きっと心つかまれるこのアイテム。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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