ハロウィン傷メイクを手軽にDIY

世界中で老若男女を問わず、様々なコスプレをして楽しむハロウイン! その際に役立つ、ゾンビのセルフメイク術をプロのメイクさんにレクチャーしてもらいました。

公開日 2015.10.06

更新日 2022.01.07

ハロウィン傷メイクを手軽にDIY

年を追うごとに繁華街では老若男女を問わず、様々なコスプレを楽しむ人が続出中! 中でも目を惹くのは、定番のゾンビを中心としたホラーコスプレ。そこで、ホラーコスプレに相応しい、ゾンビのメイクをご紹介! 一見するとハリウッドメイクを想像しますが、意外にも特別な道具は無用! 誰でも手軽に楽しめるのからオススメです!

岩下倫之さん

今回のゾンビメイクを教えてくれるのは、普段は雑誌や広告、テレビの現場でヘアメイクとして活躍している岩下倫之さん。早さを求められる舞台や広告の撮影現場で、ガイコツやホラーメイクを多数行って来ている岩下さんだからこそ会得できた、取って置きのお手軽&リアルなゾンビメイクを早速教えて頂きましょう!

 

材料と道具

絵の具は百円均一ショップで購入。ファンデーションも普段使いでOKです。血ノリは東急ハンズなどで購入できます。もしくはゼラチンに食紅を溶かした物でも全然大丈夫です。むしろ垂れてこないから便利かもしれません。

 

作り方

STEP 1.

浮き出た血管とキズを作る

まずは着け睫毛ノリのクリームタイプを、指で伸ばして馴染ませます。半乾きくらいになったら、ティッシュのこよりを液体状の睫毛ノリを使って肌に貼り、浮き出た血管を表現します。貼り付けたティッシュの上にも、さらにクリーム着け睫毛ノリを塗って立体感を出します。よりしっかりと固まって来たら、竹串を使って溝を作り、キズを作ります。

 

STEP 2.

ファンデーションを塗る

ファンデーションを塗る。液体ファンデーションを指とスポンジで軽く叩いて馴染ませて行く。しわになっていて塗りにくい箇所は、綿棒を使って塗り込んで行く。

 

STEP 3.

キズの内側は綿棒で

キズの内側など塗りにくい部分は、指ではなく綿棒を使って丁寧にファンデーションを塗ると上手くいきます。

 

STEP 4.

汚しペイント開始

ブラックやブルー、イエローの絵の具を使う。まずはブラックとブルーを少しだけ塗った後、イエローでハイライトに。ハイライトは通常はホワイトを使うが、イエローだと肌の腐った感が出るのでオススメ。

 

STEP 5.

血管を塗る

こより部分を赤の絵の具を指でポンポンと軽く叩いて、浮き出た血管を表現。

 

STEP 6.

キズを黒で塗る

キズ部分を黒の絵の具で塗る。最初に黒で塗りつぶすことで、深い傷跡を表現することができます。

 

STEP 7.

血ノリを塗る

黒で塗りつぶしたキズ跡に、上から血ノリを塗ります。多少垂れてしまっても、よりリアル感が増すので全然OKです。

 

STEP 8.

スポンジで叩く

キズの周辺をスポンジで叩いて肌荒れ感を出した後、ファンデーションで軽く叩いて質感を自然に整えます。

 

STEP 9.

ファンデーションを塗る

浮き出た血管周辺にもファンデーションを塗ります。ツケ睫毛ノリが白なので、ファンでは濃い目がオススメ。あまり色を均一ではなく、ムラがあった方がホラー感がより強くなります。

 

STEP 10.

血ノリを血管回りに散らす

プラスαで、スポンジで血ノリを血管回りに散らすことで、キズの痛々しさも強調することができます。

 

STEP 11.

ブラウンの絵の具で周辺にシャドーを作る

骨っぽさも加えるとさらにリアルな雰囲気に仕上げることができます。

 

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