NEW YORK DIARY #4
""NEW YORK""での新たなライフスタイルをスタートした豊さんによる連載企画""NEW YORK DIARY""。彼女自身が""NEW YORK""でおくる日常の生活で感じた""DIY""なストーリーを綴っていきます。第4回目となる今回は”革靴”のリペアショップを紹介。”オシャレは足元から”と言うように、ジェントルニューヨーカーの”革靴”に対する思いを共感してほしい。
公開日 2016.03.18
更新日 2022.01.07
なんとなくNYといえばスニーカーのイメージ。
でも、私はどちらかというとスニーカーはあまり履きたくないタイプ。
革靴が好きです。
最近はというと、人生初のマーチンをゲットしたので革靴の履けない雨の日はマーチンデーにしています。
余談はさておき、ニューヨークにはそんな革靴ヘビロテ人間のためのリペアショップが沢山あります。
今回はお気に入りのお店について紹介します。
ずらっと並ぶのは靴磨き専用の椅子。
日本では靴を預けてリペアしてもらうお店は沢山ありますが、
NYはこのような靴磨きメインのお店がほとんどです。
今回お昼過ぎのお客さんが少ない時間帯だったので、こんな感じでキャップを被ったスタッフがくつろいでいますが、平日の朝はアメリカ人ホワイトカラーで、この椅子はいっぱいになります。
新しい物を何足も買うというよりは、同じ物を長い間大切に履くといった感覚。そんな人たちがこのお店には集まっています。
この人たちにとって靴を磨く行為は、女性でいう化粧と同じくらい大切で、常にピカピカにしていないと気が済まないよう。
やはりプロは手付きが違う。
写真で機敏な動きが伝わるだろうか。
クリームや液体も専用のものを何種類も使い、時間を掛けて仕上げます。
ちなみにこのおじさんは、自分が履いている物を含めて3足も同じ靴を持って来ていました。
私も気に入った物は毎度同じ物を買う人種ですが、このような大人買いの経験はまだありません。
こういった毎回の手入れや修理をきちんと行うことにより、より愛着が沸いてくるのでしょう。
おしゃれは足元からというけれど、NYのビジネスマンは皆それを心得ています。
DIYとは物を作ることや修繕するという意味ですが、
初心忘れるべからず、日々大切に物を扱うという心掛けは大切だなと改めて気付かされます。
ということで、私はDo it my selfで今日も靴を磨きたいと思います。
次回の記事もお楽しみに!
◻︎PROFILE
大学で建築学を専攻。 大手アパレルメーカーにVMD採用で入社後、GINGER ALEのPRを経て渡米。
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!