暖房をつけるまでもないけどちょっと寒いときや、停電で暖房が使えないときに使えるのが自作のエコヒーター。ホームセンターで手に入るテラコッタの植木鉢と、いくつかの部品で安価に作れちゃうんです。もしものときのために、原理と作り方を覚えておくと役立つかもしれません。
使うのは、ごくごく一般的なこの手の植木鉢と、受け皿です。
その植木鉢を大小サイズ違い、受け皿、長ねじ、座金、ナット、チェーンなど。
長ねじを、長さにカット。
そこにナット2つ→チェーンの片方の端→チェーンのもう片方の端→ナット1つの順で固定します。
植木鉢の穴の部分に座金を置き、先ほどの長ねじを通します。
鉢の内側からも座金とナットで植木鉢を挟んで固定します。
同じ要領で、大きい鉢の内側に小さい植木鉢を固定し、二重になるようにします。
座金とナットを交互に通して最後にナットで固定します。
受け皿にドリルで穴を開け、長ねじに通してナットで固定します。
お好みのバーに吊るしたら完成!
ティーライトキャンドルを置いて火を灯すと、暖かい空気が鉢の内側にたまり、順次外側の冷たい空気と入れ替わることにより、効率よく部屋の空気を暖める、という仕組み。
インテリアとしての見た目も重視してこのようなデザインになっていますが、原理さえ踏まえていれば、非常時などはもっと簡単に作ってもOKです。
▼タイルを重ねただけのバージョン
▼レンガにのっけたバージョン
あまりに暖まりすぎるとキャンドル自体が溶けて発火したりする恐れがなくもないので、目を離さず、周囲に燃えやすいものがない状態でお使いください。
急速に部屋が暖まるヒーターよりもちろん性能は落ちますが、材料費もかからず、10円程度で手に入るティーライトキャンドルでおよそ3.5〜5時間燃焼するのでとってもローコストです。
必要なときはぜひ試してみてください!
WRITTEN BY
Japan
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