一緒に作ろう!手作りおもちゃの簡単DIYアイデア集16選
マンネリしがちな子供用おもちゃも、手作りすればそのバリエーションは無限大に。子供と一緒にDIYの過程を楽しむのもおすすめです!今回ご紹介する16種類のアイデアは、材料費があまりかからず簡単にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
公開日 2016.12.05
更新日 2023.02.24
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冬こそ手作りおもちゃデビュー!
寒い季節や天候の悪い日が続き、外に出られない。でも、手持ちのおもちゃだけでは飽きてしまうし、テレビやDVDばかり見せているのも…。
子どもを持つパパやママにとっては、しばしば生じるお悩みですよね。
そんな時こそDIY!
家の中で楽しく遊べるおもちゃを手作りしてみませんか?
ここでご紹介するのは、塗るだけ、貼るだけ、など簡単なものが多いので、ぶきっちょさんでも大丈夫。
しかも、材料費もあまりかからないアイデアばかりだから、失敗したり気に入ってもらえなかったり(笑)してもダメージは最小限です。
ここでは、幼児から低学年のお子さま向けのおもちゃをご紹介。
1.端材で作るおしゃれな積み木
6人の子どもを持つママブロガーさんのアイデア。屋外で遊ぶ用に作ったそうですが、このかわいさなら、お家の中で散らかしていても許しちゃいそうです。
作り方は簡単。さまざまな大きさの端材を必要に応じてカットし、水性塗料でペイント。面ごとに色を変えたり、模様をつけたり、子どもと一緒に楽しんでもいいですね。しっかり乾いたら、サンドペーパーでサンディングします。
もし、写真のようにかすれた風合いより、パキッとした発色がお好みなら、ペイントの前にサンディングを。また、かすれさせる場合も、使用する端材がささくれていたり、表面がざらついているようであれば、ペイント前にもサンディングしてくださいね。
2.知育玩具「ビジーボード」を手作り!
手先、指先を使って感覚を養う知育玩具、ビジーボード。キャラクターものなんかは、買うとけっこう高かったりしますよね。その割に、子どもが大きくなったら、すぐに使えなくなってしまったり…。そんなビジーボードほど、手作りがオススメ。
パーツを変えれば飽きずに使え、年齢が進んだら難易度をプラスすることもでき、おすわり期か、たっちができる子か、小学生かで、高さ調節も可能。ホームセンターで売っている金具等で手作りすればリーズナブルです。
一番簡単なのは、お子さまのサイズに合わせて板を用意し、パーツをビスなどで取り付けたシンプルなもの。ただ、乱暴に触ってもパーツが取れないように、しっかりと固定を。また倒れてこないように壁に固定したりパパ・ママが支えてあげたり、工夫してくださいね。
via:http://www.shelterness.com/
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3.勉強が好きになる?楽しい教材「ジオボード」
等間隔に5行×5列に配置されたピンや突起に、複数の輪ゴムをかけて見本と同じ形を完成させる学習用の教材「ジオボード」。見本の形を頭の中で描いたり、回転させたりして、図形をマネする力を養えるということで、黒板を上手に写したり、図形や文字を覚えたりといったことに役立つとか。
おもちゃとして作るなら、ピンの数を増やしたり、自由に絵柄や文字を作って遊べるようにしてもいいですね。
作り方はこう。木材のボードをサンディングして滑らかにし、好きなカラーにペイントします。ボードに、方眼用紙を置いて等間隔にピンを刺し、穴を開けます。その後ピンを一旦外して方眼用紙を取り除き、穴にピンを刺し直したら完成!ボードのカラーは、ゴムの色が見やすい白かダークカラーがいいですよ。
4.カラーボタンと保存容器の色合わせ玩具
これは色を覚える年齢の幼児向けのおもちゃ。色の識別ができて、これから名前を覚えようという子にピッタリです。ゲーム感覚で、お勉強しながら遊べますね。
何しろ、ボタンも食品保存容器もリーズナブルに手に入りますし、ボタンの大きさに合わせてカッターで穴をカットするだけなので、超お手軽!
子どもの年齢に合わせて、持ちやすいサイズのボタンを選ぶことと、誤飲しないようにだけ、ご注意くださいね。
via:http://aboutfamilycrafts.com/
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5.端材で作るカラフルドールハウス
女の子の憧れ、豪華なドールハウス。最新の人気シリーズは本当に高いですね。そして、どのサイズのドールハウスを持っているかで、親の財力が知れてしまう悲しさ…。でも、DIYならデザインだって増築だって自由自在です!!
こちらは端材をカットしてサンディングし、ペンキを塗って乾かしたら、木材用の強力接着剤でくっつけていくだけ。最近では、耐衝撃性の接着剤が出ているので、そちらがオススメです。さらに、隠し釘(頭が飛び出さないもの)で補強してあげればさらに安心です。
家具などの小物は、曲線カットが難しいので、カッターで切れるバルサ材などを使ったら良さそうです。愛情たっぷりの手作りハウス、きっと喜んでくれるはず!
6.永遠に書いては消せる黒板ノート
書いては消して、永遠にお絵かきを楽しめる黒板ノートを作りませんか?
黒板塗料は今、100円ショップでも手に入りますし、ほとんど粉の出ないチョークも売っています。ノートを何冊も買うより経済的ですよね!
軽量の板材を全体的に丁寧にサンディングして、黒板塗料を塗るだけ。同じものを2枚用意し、蝶番で繋げて本当のノートのように仕立てても素敵ですね。
via:http://www.anthropologie.com/
7.チョークボードブロックで自分だけの街を作ろう
黒板塗料ネタでもう一つ。ブロック状の木片に、黒板塗料を塗って窓やドアを描けるようにしたもの。たくさん用意して、自由な発想で街づくりを楽しんでもらっては?
ホームセンターの木工コーナーで、一袋いくらで端材が売っていることもあります。安い木材でも十分なので、2×4材などを購入して細かくカットしてもらってもいいですね。
黒板塗料もカラーバリエーションがあるので、カラフルにしてもいいですし、写真のようにワンカラーで統一すれば、意外とおしゃれ!
インテリアの邪魔をせず、愛息子・愛娘の作品をオブジェとして飾ることもできますよ。
via:http://www.zelfmaakideetjes.nl/
8.いくらでも遊べる「カタパルト」
てこの原理と素材の弾力を利用して、モノを遠くへ飛ばして遊ぶ「カタパルト」。男の子も女の子も楽しめるおもちゃです。
材料は、
■アイスの棒(木製スティックなどの名称で売られています)
■輪ゴム
■手芸用のポンポンなど飛ばすもの
■飛ばすものに合うサイズの皿状のもの(ピルケースやペットボトルのキャップなど)
と、すべて100円ショップで揃っちゃいます。
▼詳しい作り方はこちら。
ただ飛ばすのに飽きたら、飛距離を争ったり、狙った場所に飛ばすなどゲーム性を加えるとより盛り上がりますよ!
9.昭和のおもちゃ「吹き上げパイプ」風
息を吐いてボールを浮かせる、懐かしのあのおもちゃ。「魔法のボールだよ!」と言って高く高く浮かせて見せれば、きっと平成生まれの子だって喜ぶはず(?)。また、自分で吹き上げられる年齢の子であれば浮かせていられる時間を競ったりして、意外と幅広い年齢の子が暇つぶしできる優秀な一品です。
1回使って捨てるなら、紙を円形にカットして切れ目を入れ、じょうご状にしてマスキングテープで留め、ストローをくっつける方法。
500mlのペットボトルの上の方をカットし、キャップ部分に穴を開けてストローを通したものなら、数回持ちそうです。
via:http://www.stevespanglerscience.com/
10.ゴールできたらご褒美!? ボール転がしゲーム
これも懐かし系で、いろいろなタイプがありますが、難易度をいかようにも設定できるので、お子さまのレベルに合わせてカスタムできるDIYがオススメ。
写真のように、空き箱と色紙、トイレットペーパーの芯で「この色の順番に通してみよう!」という設定も楽しそうですし、迷路のようにしてゴールを目指すパターンや、狙ったゴールを目指すパチンコタイプもありですね。
自由な発想で、オリジナルを作ってください。
via:http://frugalfun4boys.com/
11.ベビーのジッパーボード
ベビー〜年小さん向けのおもちゃ。指先などの細かい運動能力を養ったり、長さや色などの知覚・識別力を育てるタイプのものです。
カラフルなジッパーをグルーガンや接着剤でダンボール紙などに貼り付けるだけと簡単。
考案したママによれば、端っこを三角にカットすれば浮かないようにする、グルーガンは真ん中の部分に侵食しないように両端に塗るといいそう。
ダンボール部分にも布を貼ったりすれば、そのまま出しておいても可愛いインテリアになりそうですね!
via:http://laughingkidslearn.com/
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12.散らからない福笑い
こちらは、作る工程から一緒に楽しみたいアイテム。
お正月の福笑いよろしく、まずはボール紙に色紙を貼ったり、ペンで書いたりして、目や鼻などのパーツを作りましょう。それを、割ピンや細ゴムで土台に固定します。回転させて楽しむものは割りピン、裏表を返して楽しむものは細ゴムで留めましょう。
あとはお題を出し合ったり、目隠しをしてみたりして遊びます。
福笑いと違ってパーツがあちこちに散らかったり、なくなったりしないから後片付けも楽チンですね!
via:https://futurofonoaudiologo.wordpress.com/
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13.愛がいっぱい!ハートスタンプ
普通のお絵かきに飽きたら、トイレットペーパーの芯をハートの形にしたスタンプでいつもと違った作品作りはいかがですか?絵の具をつけて、自由にペタペタすれば、その子ならではの個性が生きたアートの出来上がり!
丸、四角、三角、星型などいろいろな形と、絵の具の色もバリエーションを用意すれば、さらに個々の個性が表現されます。
床や壁までペタペタしてしまわないよう、マスカーやビニールシートを使って養生して思いっきり遊ばせましょう。
via:http://www.danyabanya.com/
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via:http://laughingkidslearn.com/
14.収納付きのおままごとキッチン
手作りのおままごとキッチンが大ブームですが、あそこまでのものを作るのはかなり大変。こちらは、衣類収納用のボックスを調理台に見立てたナイスアイデア!
フタ部分に、転写シール用紙で作った五徳や火力調節用のつまみを貼り付けるだけなのに、十分キッチンに見えます。おままごとグッズをまとめて収納できて、そのまま持ち運べるのも魅力。キャスター付きのものを使えば、子どもが自分で出したりしまったりできますね。
オリジナルのデザインで作るのも素敵ですが、もっと手軽に作るなら、こちらのサイトから無料でダウンロードできますよ(メールアドレスの登録と利用規約への同意が必要)。
via:http://printablecuttablecreatables.com/
15.ダンボールでお洗濯ごっこ!
キッチンに引き続き、今度はランドリーをお手軽DIY!とてもシンプルですが、意外と洗濯機のおもちゃを持っている方は少数派なのではないでしょうか?
ダンボールにボタンなどを書き込んで、ドア部分をカットしたら、クリアフィルムを裏から貼れば出来上がり。アレンジで、冷蔵庫や電子レンジやテレビだって作れそうですね。
小さいうちから英才教育しておけば、早いうちから家事のお手伝いをしてくれるようになるかもしれません(?)。
via:http://www.apartmenttherapy.com/
via:http://www.apartmenttherapy.com/
16.お宝を探して怪盗ごっこ!
家中使ってアクティブに遊びたい、体力あり余り気味の子にうってつけ!
紙テープをマスキングテープで赤外線のように張り巡らし、課題を設定するだけ。またいだりくぐったりしたりして時間内にゴールにたどり着き、課題をクリアしましょう。「棚の2段目へ」「お風呂場の窓」など司令メモで家のあちこちにチェックポイントを設け、オリエンテーリング風にしても。
年齢の高い子なら、ロープに鈴などをつけて、音が鳴らないように突破するなど難易度を追加してくみてください。ここまでやれば、もう立派なアクティビティですね!
via:http://www.itsalwaysautumn.com/
おもちゃの工作に使いたい道具たち
ハサミは、刃先が丸く、刃がプラスチックで覆われている、安全に配慮されたものを使いましょう。また段ボールでも切りやすい厚紙用のハサミや、ペットボトルも楽々切れるハサミなど、さまざまなタイプがありますので、素材や用途に合わせて最適なものをチョイスしてください。
・ペン
普通の油性ペンは、誤って塗ってしまうとなかなか落とせないのが難点。また、ペン先が潰れやすいので工作にはあまり向きません。ただ、最近は洗濯で落とせるタイプのものも販売されています。ペン先が強く、インクも長持ちするので、工作にぴったりですね。
工作にはセロハンテープやマスキングテープもよく使われます。しかし、重たいテープ台は移動が面倒。刃先も金属のギザギザだと指を切りやすく危険です。最近は、このあたりが改良された「軽量で安全」な製品が登場。テープの切り口もきれいなので、工作の仕上がりもバッチリです。
段ボールを活用しよう
紙でできている段ボールは、丈夫な上に加工しやすく、温かみもある素材です。絵を描いたりシールを貼ったり、アレンジもかんたん。サイズの大きなものを使えば、乗り物も作れてしまいます。スーパーや量販店では、使用済み段ボールを無料でゆずってくれることもあるので手に入れるのもかんたん!段ボールは工作に欠かせない、コスパ抜群で魅力あふれる素材です。
知育に役立つフェルトもおすすめ
肌触りのやさしいフェルトは、知育玩具作りにぴったりの素材です。ボタンや面ファスナーを付けることで、小さな子供たちが「留める」「外す」「剥がす」といった指先を使う細かい動きを学ぶことに役立ちます。
おもちゃ作りは愛と工夫!
いかがでしたか?どれも、お金をかけずとも、愛情と工夫が詰まった素敵なアイデアばかり。子どもたちの喜ぶ顔が思い浮かびます。
ただ、どんなおもちゃも、100%安全ということはありません。
正しい使い方を教えながら、パパとママと一緒に遊んでくださいね。
WRITTEN BY
Japan
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