何年も履き古したデニムはかっこいいけど、何年もかけて自分好みに育て上げるのは大変。そんな人のために、今はあちこちでダメージ加工されたデニムが手に入ります。でもそれらは、たいていそのままだとなんだか"こなれ感"が足りない…。そこで、新品のデニムがこなれて見えるDIY術をいくつかご紹介します!
1.穴を開ける
最初から開いている、大きめの穴だけだと「ここだけ加工したぞ!」という感じが否めないので、ランダムに控えめな穴を追加します。開けたい場所をちょっとつまんでハサミで小さな切れ目を入れ、手でラフに引っ張って好みの大きさまで広げます。
2.ポケットの味出し
こなれ感が足りないポイントはここです!ダメージ加工なのに、ここがきれいだと違和感。ハサミで輪になっているところを慎重にカットして、スチールウールでこすって毛羽立たせます。
3.細かい傷をつける
穴開けと同様にハサミで切れ目を入れてから、粗めのサンドペーパーでこすって繊維を露出させます。引っ掛けたような傷を、簡単に再現できるテクニック。
4.穴をもっとラフにする
指で糸を大胆に引き出せば、よりラフなイメージに。
5.裾部分をラフに(カットオフの場合)
途中までハサミを入れたら、残りは手で引き裂きます。ところどころ糸を引き出し、サンドペーパーでこすって毛羽立たせます。
一手間で、ずいぶん印象が変わりますよ。飽きてしまったり、なんだかしっくりこないなぁ…と思うデニムが手元にある場合、捨てる前に試してみてはいかがでしょうか?
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Japan
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