「ベビーシャワー」をご存知ですか? アメリカで生まれた妊婦さんのためのお祝い習慣で、赤ちゃんが生まれる前に親しい友人や家族とパーティ形式でお祝いする行事です。 もともとは男性、子供禁制で大人の女性だけの集まりで開かれていたものですが、昨今は旦那さんや家族など、女性に限らず行われることも増え、子供も一緒に参加することも一般的になってきました。妊婦生活の最後を飾る、ウエディングの次に楽しみなパーティのひとつです。 我が家で行った手作りのベビーシャワー==>DIY BABY SHOWERををご紹介したいと思います。
生まれてくる子が男の子なので、テーマカラーはブルーとグレーに。ヘリウムで風船を膨らませて、写真栄えするメッセージを壁にペタペタと。 文字をプリントして、ハサミで切って文字を作成します。 オリジナルのガーラントは、布をビリビリと破いてリボン状にした布に結びつけて作りました。
パーティーの全体を作るにあたって、ポイントになるのはテーマカラーを決めることです。そのテーマカラーに合わせたドレスコードを設定するのも、フォトジェニックな画を撮るのに欠かせません。 ダイパーケーキ(おむつケーキ)は色々と作り方がありますが、私はいつも市販のおむつを広げて筒状に巻きなおして大中小のかたまりを作ったあと、まわりを布か画用紙でぐるりと囲います。今回は白い画用紙を使っておむつのかたまりを囲い、ひし形の色紙でデザイン要素をプラス。色紙は100円均一で安く手に入るので、いろいろと試して切ったり貼ったりしながらデザインを探るのも楽しいですよ。
仕上げはリボンやハロウィンで使った猫のグッズ、蝶ネクタイなどの私物を組み合わせて、ポップで楽しいイメージに! ポップコーンのいれものも手作りしてみました。プリントした紙を厚紙に貼って切って組み立てて器にしました。
イラストレーターの友人には、紙コップにドローイングをしてオリジナルカップを作ってもらいました。 食事もパプリカなどを使ってカラフルなイメージに。前日から仕込んだミートパイをBABY仕様にしてみたり、食事だけでもたくさんのアイディアをふくらませることができますよ。
みんなでワイワイと手作りするベビーシャワー、きっと生まれてくる赤ちゃんもお腹の中からその笑い声を聞いて喜んでいることでしょう。 妊婦生活の思い出のひとつに、ぜひ企画してみてくださいね。
PROFILE
吉田ちかげ
Art Director/Graphic+Web+Space Designer
桑沢デザイン研究所卒業後、2006年に独立。グラフィック、WEB、パッケージ、などを中心としたブランディングディレクション、デザイン制作から、イベントやパーティー、ディスプレイの空間演出などを手がけている。イラストレーションやペインティングで筆を握ることから、webのプログラミングや構築まで行い、アナログとデジタルをミックスさせた独特のテイストで仕事は多岐に渡っている。特に女性向けのデザインやファンタジーな世界観を造り上げるのが得意。 クリエイティブチームSELF所属。 幼少期は北海道、青森の雪国で育ち12月生まれなことから夏よりも冬が好き。東京を拠点に、PCとカメラを持って各地とびまわっている。 趣味は旅、食、写真、ゲーム。
Web : http://chikage.me/
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!