花粉に悩まされない!花粉対策リフォームで快適な生活を!

春になると花粉の影響でくしゃみや鼻水に悩まされる方が多いのではないでしょうか。実は、住まいを適切にリフォームすることで花粉の侵入を防ぎ症状を軽減することが可能です。しかし、どんな方法でリフォームすればよいか迷う方も多いかもしれません。この記事では、花粉症を予防するためのリフォームについて具体的な対策をご紹介します。

公開日 2025-02-06

更新日 2025-02-06

花粉に悩まされない!花粉対策リフォームで快適な生活を!

花粉が家の中に入ってしまう原因は?

体に付着した花粉を家に持ち込んでしまっている

窓を開けないようにしていても、無意識のうちに花粉は家に侵入してしまいます。その主な原因は、家に住んでいる人自身にあるのです。花粉が飛んでいる時期には、体に花粉が多く付着します。特に髪や顔、上半身の衣類に付着しやすいですが、パンツやスカートの裾にも花粉が多く付着しています。特にウールやレザーなどの天然素材の衣服には花粉が付きやすく、逆に化学繊維など表面が滑らかな素材には付きにくい傾向があります。また身長の低い子どもやペットは、地面に落ちた花粉が付きやすいと言われています。

玄関でしっかりと花粉を落とし、家の中に持ち込まないことが大切

室内への花粉の侵入を防ぐためには、まず身体や衣服に付着した花粉を玄関先でしっかりと落とすことが大切です。気づかないうちに服に花粉が付着していることがあります。そのまま家に入ると、花粉を室内に持ち込むことになるため、玄関前で洋服の表面をしっかり拭くことが大切です。さらに、玄関にウォークインクローゼットのような広めの収納スペースを作り、洋服掛けを取り付けておけば、玄関で上着を脱いでから室内に入ることができます。これにより、花粉の侵入経路を減らすことができます。

エアコンから花粉が入ってくる?

花粉が屋内に入る原因は、人の動きだけではなく、換気システムも重要な要因となります。近年の住宅では、特に24時間換気システムが標準装備されているため、自然給気タイプの給気口が設置されていることが多いです。この給気口から、空気と一緒に花粉が室内に入り込むことがあります。一方、換気扇の多くは排気専用であるため、花粉が逆流して室内に入る心配はほとんどありません。また、エアコンを使うことで花粉が室内に入り込むのではないかと心配されがちですが、エアコンは室内の空気を吸い込み、冷暖房した後に再び室内に吹き出す仕組みです。そのため、エアコンから花粉が入る心配は基本的にないため、特別に使用を控える必要はありません。

玄関での花粉対策リフォームの基本

帰宅後の花粉対策に便利な収納スペースの設置

花粉症対策として、玄関に収納スペースを設けるのが効果的です。玄関収納を活用すれば、帰宅後すぐにコートやジャケットを脱ぎ、一時的に収納できるため、室内への花粉の持ち込みを抑えられます。これらの衣類は外出時に使用するものですので、玄関収納にかけておいても問題なく、便利に活用できます。

シューズインクローゼットで花粉をシャットアウト

玄関で花粉をシャットアウトするためには、シューズインクローゼットを衣類の収納にも対応できるようにするのが効果的です。可動棚に加えて、アウターをかけるためのハンガーパイプを設置すると便利です。さらに、シューズインクローゼットから直接洗面所へ行ける間取りにすると、汚れた衣類をすぐに洗濯でき、花粉が家の中に広がるのを防ぐことができます。

手洗い場の設置

玄関に手洗い場を設置することも、花粉症対策に効果的です。手洗い場が玄関から離れていると、花粉をつけたまま家の中を移動することになり、花粉が室内に持ち込まれてしまいます。そのため、帰宅後すぐに手洗いやうがいができるように、玄関近くに手洗い場を設けるのがオススメです。さらに、洗面脱衣所を玄関近くに配置すれば、帰宅後にすぐ着替えて花粉を洗い流すことができ、より効果的な対策ができます。

花粉を家の中に持ち込まない間取りに

アレルギー対応の床や壁紙に

アレルギー対応の床材や壁紙に取り替えることも、花粉症対策として非常に効果的です。空気中の花粉は壁に付着したり、時間が経つと床に落ち溜まってしまいます。アレルギー対策済みの床材を使用すれば、表面に施された特殊な処理で花粉を吸着し無害化することができます。このような床材や壁紙を選ぶことで、室内の花粉を減らし、より快適な空間を維持することができます。

室内干しスペースの設置

花粉が飛んでいる時期には、できるだけ外干しを避けることも重要です。外に干すと花粉が大量に付着してしまうため、室内干しが安全です。サンルームやランドリースペースを設けると、花粉を気にせず洗濯物を干すことができ非常に便利です。サンルームは日光を取り入れやすいですが、ランドリールームでは陽当たりが不十分なこともあるため、除湿機や乾燥機を活用して、洗濯物がしっかり乾く環境を整えることが大切です。

花粉対策加工済みの網戸に交換する

花粉対策には、網戸の交換も効果的です。通気性を良くしようと網戸を使用すると、編み目を通じて大量の花粉が室内に入ってしまうことがあります。しかし、花粉対策専用の網戸に交換すれば、風通しを保ちながら花粉の侵入を防ぐことができます。ただし、細かい編み目のため、定期的な掃除が求められる点には注意が必要です。

花粉を抑制する設備の活用と掃除方法

空気中の花粉を抑制する設備の活用

空気清浄機や加湿器を使うことも、花粉対策に効果的です。空気清浄機は、部屋の中に浮遊している花粉をフィルターで除去してくれるため、室内の空気をきれいに保つことができます。特にHEPAフィルター搭載のものは、細かな花粉やアレルゲンを効果的にキャッチしてくれるのでおすすめです。加湿器も重要な役割を果たします。湿度が適切に保たれていると、花粉が空中を漂う時間が短くなり、床に落ちやすくなるため、花粉の量を減らすことができます。乾燥しすぎた空気は、花粉が舞いやすくなる原因となるため、加湿器で適度な湿度を保つことが大切です。これらを組み合わせて使うことで、室内環境を快適に保ちながら、花粉症の症状を軽減することができます。

掃除の際は花粉を巻き上げない方法を

花粉に悩まされない室内環境を作るためには、定期的な掃除が欠かせません。しかし、ただ掃除をすれば良いわけではありません。掃除の際に窓を大きく開けて換気をする人もいますが、そうすると外から新たに花粉が入り込んでしまうため、避けるべきです。換気扇や空気清浄機を併用することをおすすめします。それでもどうしても一気に換気をしたい場合、花粉の飛散は午前中に始まり、夜間には地面に落ちると言われています。そのため、換気を行うには花粉が飛散していない夜中から早朝の時間帯が最適です。

花粉対策リフォームはカシワバラへご相談ください!

花粉対策リフォームで過ごしやすく快適な日常を。さらに詳しい情報やご相談は、カシワバラ・コーポレーションまでお気軽にお問い合わせください。お客様一人ひとりに最適なプランをご提案いたします。

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