【ルームツアー】工房も営む家具職人さんの事務所「家具職人の部屋と。」を紹介

カシワバラグループ提供のリリー・フランキーさんナレーションのTV番組「部屋と、リリーと」。この番組は、自分自身で作った理想のお部屋にお邪魔する番組です。 カシワバラグループであるカシワバラ・コーポレーション運営の「DIYer(s)」編集部では、これまで放送してきた番組内容をご紹介します。

公開日 2023.11.10

更新日 2023.11.20

【ルームツアー】工房も営む家具職人さんの事務所「家具職人の部屋と。」を紹介

フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.11」

フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.11」

今回は、シーズン1で2023年1月24日(火)に放送された「家具職人の部屋と。」をご紹介します。

今日の舞台は、「藤田元輝 / tenant」 のお住まいです。
早速、お邪魔します。

今日のお部屋は、家具職人の部屋。家具職人とDIY、親和性のあるキーワードでどんなお部屋なのか楽しみですね。
ヴィンテージマンションと言えば、MIWAの鍵、と。オートロックも便利で使いやすいですが、開けた!閉めた!の実感は物理キーでしか味わえない感触ですよね。
玄関を入ると、雑然としながらも整理整頓されたものたちが陳列されています。気になるアイテムがそこかしこに。
こちらは、事務所スペース。家具職人と聞くと、DIYレベルがとても高く感じられます。窓から日差しが程よく入っていて、ソファやチェアなどモノの配置がリズミカルです。
玄関。壁は古い壁紙をはがしただけ。インテリアや全体の雰囲気に、壁紙をはがしたそのままの風合いが活きています。
謎の数字。以前の大工さんのお仕事の名残が残っているのでしょうか。まさかの電話中のメモだったりして。
1981年公開「陽炎座」の鈴木清順監督。結構古いポスターなのに綺麗な状態ですね。
自分のレントゲン写真もインテリアに。なかなか自分のレントゲン写真って持ち帰れないですよね。私も、今度先生にお願いしてみようかな。
独特の模様のOSB合板を使用したキッチン。

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OSB合板とは

Oriented Strand Bord(オリエンテッド ストランド ボード)」の略。主に針葉樹が使用され、木片を集積してプレス、表面の仕上げはつるつるです。安価で丈夫、環境にも優しい。

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歯磨きをするけども。
虫歯にはなると。
置き時計を壁に枠を付けるアイデアは、面白いですね。時計の機能を果たしてくれることに加えて、フレームのなかに収まるとオブジェの雰囲気もでてきます。
天井から湯たんぽ。内装をDIYする男性は、上からモノを吊るしがちです。
天井の骨組みはそのまま残して再利用。ジャンク品のスピーカー。一応音は鳴るみたいですが、、、インテリアのアクセントになっています。
パイオニアの昔のロゴ、懐かしい。
部屋の半分を占める土間は、モルタルに耐久性の高いウレタンを塗りました。汚れも落としやすく、土足のエリアや、作業場などでは便利です。


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ウレタンニスとは

ツヤがあり、厚めの膜になる塗料。耐久性の必要な家具や生活雑貨などのツヤ出しなどにによく用いられています。食品安全基準を満たすものもあって、安心安全、保護効果も高いのでDIYにも人気。水性であればさらに扱いやすい。


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床は幅が異なる2種類の板を使用。大きさがまちまちの板が綺麗に並べられています。最近のフローリング材も色々なものがありますが、この感じはDIYならでは。家具職人さんのイマジネーションがとても素敵です。
棚には商品にならなかった木材のストック。閃いた時にすぐ手にとれるのは大事ですから、綺麗に整理整頓。
何にでもなりそうな丸板。後ほど、この材料からどんなものが出来上がるかわかります。
図面などを書くデスク。壁掛けの本棚。たっぷりと棚があり、作業のしやすそうな書斎です。
棚の上にVOXのアンプですね。キーボードやギターもあるし、先ほどのスピーカーと合わせて、古いものや音楽が好きなのかな。インテリアにはっきりとしたテーマがある感じ。
キリン好きな奥様のために手作りのプレゼント。木を手で削り出した一品です。
手作りのプレゼントって食べ物然りいただくと困ることも多いですが、こうした作品は味わい部会ですね。
部屋の下には、工房があります。木彫りのキリンを見た後だと、ファサードがキリン柄に見えてしまいます。木工のサインが優しい感じで入りやすく感じられますね。
ここはDIYのレンタル工房としても利用できます。ここに人が集まって、色々な工具を貸してもらえると楽しくモノ作りができます。教わることもできるし。表のサインの印象から、なんでも丁寧に優しく教えてもらえそうな気がしますね。
お、かわいい、この椅子。木工と金属の組み合わせですかね。よくある木製スツールとは違って細身の脚がスタイリッシュ。先ほどの丸板、こんな形に変身しています。
こういう誰でも立ち寄れる素敵な工房があると町の雰囲気自体も作られていきますね。通りがかったら、のぞいてみたい気持ち満々になりそうです。そんな工房の主の事務所をご紹介、でした。


この番組はカシワバラグループの提供でお送りしました。お邪魔しました。
また来週。



番組放送は、こちらから

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