sotoのおすすめバーナー17選!特徴と用途別の選び方を徹底解説

バーナーは、アウトドア用品の中でも選ぶのが難しい商品です。今回は世界屈指のブランド「soto」のバーナーを、それぞれの特徴、用途別に紹介します。ビギナーからベテランまで、アウトドアを愛する人にわかりやすく解説していきます。

2022.01.07

キャンプや登山などのアウトドアには欠かすことのできないバーナー。お湯を沸かしたり、料理をしたり、時には暖を取るなど、さまざまな使い方ができます。いくつものアウトドア用品メーカーから、数多くのバーナーが発売されていて、どれを買えばよいのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はアウトドア用品メーカーの中でも高機能なバーナーを製造販売しているsoto(ソト)のラインナップから、おすすめのバーナー17選をご紹介していきます。

【soto(ソト)】のバーナーの特徴

soto(ソト)は、工業バーナーを製造販売する「新富士バーナー株式会社」が1990年から展開するブランド。自社工場で製造されるバーナーは、専門メーカーならではのノウハウが活かされており、アウトドアファンの人気を集めています。

商品末尾の文字は、以下を意味しています。
ガス燃料(CB)=ガス燃料(CB缶/カセットボンベ/ガスボンベ)使用
ガス燃料(OD) = ガス燃料 (OD缶)使用
ガソリン燃料 = ガソリン燃料使用
※CB缶=カセットボンベ、OD缶=アウトドア用のガス燃料

キャンパーに人気のバーナー【soto(ソト)】

アウトドアの中でも特に人気があるキャンプは、子どもから大人まで気軽に参加できます。キャンプでバーナーを使用する際の用途は、なんといっても料理。自分たちで調理したものを大自然の中で食べることは、キャンプならではの醍醐味です。料理を加熱することを得意とするバーナーを携帯すると、キャンプを一層楽しめるでしょう。

レギュレーターストーブ/ガス燃料(CB)

火力が強いシングルバーナーです。収納時サイズは幅16cm×奥行10cm×高さ9cmのコンパクトサイズで、持ち運びの際にも非常に便利です。最大の特徴は、ワイドサイズのゴトクが付いていることで、直径25cmの大型鍋でも調理することができる点です。調理の幅が広がり、キャンプの人数が多くても困りません。

シングルバーナー/ガス燃料(CB)

こちらも、キャンプ料理に最適なカセットボンベを使用する高火力タイプです。大きな特徴は、新たに開発されたマイクロレギュレーターにより、安定した火力を実現していることです。外気温にもほとんど影響を受けずに使用できるので、夜や冷え込む季節に調理したり、連続して火を使ったり、幅広いシーンで力を発揮します。

ハイパワー2バーナー

こちらのタイプはシングルバーナーではなく、2口の火が使用できる2バーナーです。収納サイズはシングルバーナーよりも大きくなり、持ち運びには少しスペースを取るかもしれませんが、オートキャンプなどには最適です。2バーナーであることでキャンプ料理のバリエーションが大きく広がります。

レギュレーター2バーナー

こちらも2バーナータイプです。ステンレス製で、スタイリッシュなデザインです。11.6cmと薄型で、卓上置きが可能です。取り外し可能な風防が付いているので、風のある日でも活躍できます。マイクロレギュレーターも搭載されているので、安定した火力が続くのも特徴です。

登山・トレッキングに向いている優秀なバーナー【soto(ソト)】

登山やトレッキングの場合は、荷物をできるだけコンパクトにすることが求められます。
バーナーを選択する際も、なるべく小型で軽量というのが第一条件になるでしょう。一番の注意点は、燃料です。CB缶(カセットボンベ/ガスボンベ)は大きくかさばるので、コンパクトなOD缶(アウトドア用のガス燃料 )に対応しているバーナーがおすすめです。

マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター/ガス燃料(OD)

2013年のグッドデザイン賞を受賞した商品です。本体収納サイズは幅4.7cm×奥行9cm×高さ8.8cmと、非常にコンパクトです。着脱式のゴトクなので、必要に応じて別売りの大型ゴトクを使用することもできます。バーナーヘッドが、すり鉢状にデザインされていて、風のある日でも安定して調理ができます。寒さに強いマイクロレギュレーターも搭載しているのも嬉しいポイント。

マイクロレギュレーターストーブ/ガス燃料(OD)

ゴトクを折りたためてコンパクトに持ち運びができる、優れた収納性が魅力のバーナーです。圧電点火装置が付いているにも関わらず、わずか73gという超軽量を実現しています。マイクロレギュレーターが搭載されているので、-5度程度の外気温でも安定した火力を供給します。

アミカス/ガス燃料(OD)

「アミカス」は友達という意味のラテン語で、山登りなどのパートナーとして常に持ち運べるバーナーです。安定感抜群の4本ゴトクで調理しやすく、衝撃にも強い構造をしています。バーナーヘッドの縁部分を立ち上げた構造になっているので、横風の影響を最小限に抑えることができます。

MUKAストーブ/ガソリン燃料

こちらは、ガソリン燃料を使用するタイプです。ガソリン燃料は、火力が強いというメリットがありますが、点火前のプレヒートや使用後のメンテナンスが大変という欠点がありました。しかし、MUKAストーブはプレヒートが不要で、メンテナンスの簡略化も実現しています。自動車用ガソリンでも使用可能です。

ストームブレイカー/ガス燃料(OD)、ガソリン燃料

燃料はガスでもガソリンでも使用可能なハイブリッドバーナーです。燃焼部分はすり鉢状になっていて、炎口数は約300個です。風に強く燃焼エネルギーを損失しにくい独自の設計になっています。ゴトクは収納でき、フレキシブルホースも本体に巻き付けることができるので、コンパクトにまとまるのも魅力です。

ツーリングに特に向いている軽量・コンパクトバーナー【soto(ソト)】

ツーリングは、昼間はバイクで移動して、夜はキャンプや寝袋で休むというスタイルですので、移動を含めた全行程がアウトドアと言えます。
ツーリングでもバーナーは必需品の1つです。ツーリングでは車と違って、荷物の量が限られますので、軽量でコンパクトなバーナーがおすすめです。

G-ストーブ/ガス燃料(CB)

収納時のサイズは、幅14.2cm×奥行7.8cm×高さ2.5cmのブックサイズです。特に厚みが2.5cmしかなく、世界でもトップレベルの薄さです。使用時には収納部分がV字に開き、バーナー部分を風から守る構造になっています。それと同時に遮熱効果もあるので、効率のよい燃焼を実現しています。

MUKAストーブ/ガソリン燃料

登山・トレッキングのコーナーでもご紹介したMUKAストーブは、ツーリングにも最適です。本体・ホース・ポンプを合わせて333gという持ち運びやすさも魅力ですが、注目すべきは燃料。通常はホワイトガソリンを燃料とする場合が多いのですが、MUKAストーブは自動車用でも使用可能なんです。バイクの燃料をバーナーに使える優れものです。

ストームブレイカー/ガス燃料(OD)、ガソリン燃料

こちらもツーリングの使用に適しているシングルバーナーです。ツーリングで冷えた体を温めるホットドリンクも手軽に作ることができます。また、優れた防風機能は使用する場所を選びません。燃料はガス、自動車用ガソリンのどちらも使用可能。フレキシブルな燃料選択が可能です。

フィッシングに向いている軽量・コンパクトバーナー【soto(ソト)】

フィッシングは一人でも、友達同士でも、ファミリーでも楽しめるアウトドアの定番です。時には釣った魚をその場でさばいて調理することもあるでしょう。そのような時には、やはりバーナーが必須アイテムになります。魚の調理のほかにも、朝方や深夜に、冷えた体を温めてくれるホットドリンクも作れます。

レギュレーターストーブ/ガス燃料(CB)

こちらは、キャンプのコーナーでもご紹介した商品です。収納時はコンパクトになり、フィッシングの荷物の中でも邪魔になりません。最大の特徴は大型のゴトクです。釣った魚を調理する際に、直径25cmまでの鍋を使えて、非常に重宝するでしょう。
バーナーに続いて、火起こしにも便利なトーチをピックアップ。

あらゆるシーンで活躍間違いなしのトーチ!【soto(ソト)】

トーチとは「たいまつ」の意で、アウトドアにおいては、ガスを使って高温の炎を発生させる道具を指します。ライターのように点火も消火も容易なので、気軽に使用できます。
ガスを充填して使うタイプのものも、使い切りタイプのものもあります。充填する場合、何から充填するのかも商品によって違います。使う頻度やご自分にとって使いやすいものを選びましょう。

ポケトーチ

ポケトーチとは、使い捨てライターをパワーアップさせて使える商品です。普通の使い捨てライターだと、金具部分が熱くなったり、火力が不足していたりと、なにかと不便ですが、使い捨てライターをこのポケトーチにセットするだけで、炎温度は約800度から1300度にアップします。強力なバーナーとして使えます。使用時間も効率燃焼により、60%向上します。

スライドガストーチ

炎温度は約1300度の強力火力です。耐風機能を備えているので、使うシーンを選びません。最大の特徴は、最大7.5cm伸びる火口。点火しにくい箇所でも安全に着火できます。収納時には縮められるので、持ち運びにも便利ですね。燃料はカセットガスからの充填式なので、コストパフォーマンスもよいです。

でかマッチターボ

少し個性的なネーミングですが、高性能な商品です。アウトドアにつきものの風に強い、ターボ方式を採用しています。点火がわかりやすいように、炎の色が青からオレンジに変わります。保管が容易な吊り下げフックや、火力を調節できる機能やガス残量を確認できる窓も付属。子どもの安全を考えたセーフティロック機能も付いています。

炙りマスター プチ

「せっかくキャンプに来たのだから、普段はできない料理にも挑戦したい」、そんな時に活躍するのが炙りマスター プチ。食材に焼き目をつける本格的な炙り料理が手軽にできるアイテムです。火力や炎の形も変えられ、別売りの専用ボンベからガスを充填して使います。オリジナルレシピも付いているのも嬉しいポイント。

バーナーおすすめセット【soto(ソト)】

これからキャンプや登山などを新たに始めようとしている方にとって、アウトドア用品選びはかなり負担になることがあります。周りに経験者がいれば、その人にアドバイスをもらうことも可能でしょう。しかし、すべてを一人で選んで揃えようとする場合は、かなりの下調べをする必要があります。
そこで、初心者の方にも手軽に購入できるのがセット販売です。すぐにアウトドアライフを楽しめるアイテムが揃っています。

お買い得スタートセット

まさに、「お得」なセット内容です。すでにご紹介したマイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターを中心に、スタッキングできるクッカーコンボ、シェラカップ、OD缶のパワーガスが付いたセット。充実したセット内容なので、これを持てばすぐにでもアウトドア料理が楽しめます。

3点セット

シングルバーナーとガス燃料を中心としたシンプルな3点セットです。燃料となるガスボンベ3本とステンレス製のシェラカップを付属しています。必要最低限のセット内容ですので、ほかのものは自分で選ぶ楽しみも味わえます。バーナーは直径25cmまでの大きな鍋を置くこともできるので、アウトドアの楽しみも広がります。

6点セット

ハイパワー2バーナーを中心とした、充実の6点セットです。2バーナーにぴったりのアルミグリドルやバーナーの火力を助けるパワーブースターも付いています。そのほか、システムスタンド、ウォータージャグ、バーナーケースもあり、自分で選ぶのが苦手な方に向いているセットです。

まとめ

バーナーはアウトドア用品の中でも重要な存在。自然の中で火を使うことは、人間だけの特権であり、楽しみでもあります。
今回はアウトドアのさまざまなシーンで使用するバーナーを紹介してきました。それぞれに特徴を持った個性的なアイテム。ご自分の主な用途に合わせて選んでみてください。
もちろん、バーナーは複数持っていても便利です。今回は登山用、次はキャンプ用と買い揃えていくのも楽しいのではないでしょうか。実際に使ってみてこそ、商品の特徴もわかってきます。
sotoのバーナーで、充実したアウトドアライフを満喫してください。

WRITTEN BY

DIYer(s)

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