ついに合格者が誕生!「こどもDIY検定」本検定の様子をレポート

和歌山で2023年6月にスタートのこどもDIY検定を運営しているBOX*0(ボックスゼロ)です! 6月からスタートしたこどもDIY検定、初めての「4級」合格者が誕生しました。

公開日 2023.09.22

更新日 2023.09.22

ついに合格者が誕生!「こどもDIY検定」本検定の様子をレポート

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毎月開催しているバッチ検定を、子どもたちは自分のペースで自分のやりたいことを選択しながら受験してくれています。
そんな中、初めての「課外授業」と「本検定」も開催しました!

課外授業はDIYにも大切な「色」の勉強をしました

今回の課外授業は【色】の勉強。
DIYをする上でも色はとっても大事になってきます。
地元の子どもたちにアートを教えている「アートなデザイン教室」のあい先生に講師をご依頼し、色の勉強をして、それを実際作品として形に残す課外授業を開催しました。

色の勉強で作る作品

実際にデザインのお仕事もされている現役クリエイターの先生。
色自体の勉強はもちろん。
例えば、回転率を上げたいお店は赤を使えば良いとか、体感温度を下げたいならこの色を使うと良いとか、色の与える影響や効果的な活用方法など色の持つ力や意味の勉強の他にも、
色彩スキルを活用した仕事はこんなものがあるよというようなお話もしていただいて、子どもたちには少し社会を知ることの出来る良い機会になったかと思います。
同系色、反対色、を上手に使って作品も仕上がりました。
指で花びらを描いたので五感も刺激されたのでは。
木の端材もちょこっと作品の端っこにお邪魔しています。
今回学んだことをぜひ子どもたちにはDIYの時にも、将来にも生かしていってもらいたいです。

いよいよ本検定!

バッチ検定・課外授業も進み。
受験必要所得数のバッチが揃った子どもたちはいよいよ9月は本検定の受験です!
実は本検定の日には地元新聞の取材も入り、注目度が上がってきているのを感じました。
保護者の方からも「うちの子毎日のように本検定受かるかな~ドキドキすると言っています」とお聞きしたりして、子どもたちがワクワクしてくれていることが伝わってきました。

本検定は実技と学科があります。作品を作りながら、それまでに学んできたことを再確認しつつ、きちんと知識とスキルが身についているかを確認します。

とは言え、堅苦しいものではなく楽しんでもらうのが大切。
と思っていましたが、こちらが思う以上に子どもたちはしっかり成長していました。
少し道具が上手に使えるようになったことで出来る範囲が増え、自信も少し付き、学び始めの時よりも自分でDIYを楽しめるようになってきている様子が子どもたちに見受けられたのです!
本検定の様子を見ていて思ったことは、
やはり継続して経験し段階を踏んで学ぶことは大事なのだなということです。
回を重ねていくことで、しっかりと身についてきています。
前々回のバッチ検定で出来ていなかったことも、本検定では応用して出来るようにまでなっている子もいました。自分なりにアレンジする子もいました。
そのスキルよって、これが出来るならこうしたいということが生まれてきて、しっかり創造力が培われているなと実感しました。
今回の本検定は全員合格!おめでとう。
初めて4級のバッチを取得した子が誕生しました!

4級のバッチ&合格プレゼント

4級本検定の合格のプレゼントは、3級から必要になる「さしがね」と鉛筆。
さしがねには自分のものとわかる印の為に、スポンサーさんからご提供いただいた、帆布の端材の糸を使いました。
また違うスポンサーさんからは合格のお祝いにと地元和歌山のみかんジュースも頂きました。
地元の方々にもこどもDIY検定にたくさん応援・ご協力いただいています。
この経験を活かしながら、どんどん進級していってね。

子どもたちにDIYのスキルと共に、それにまつわる色々なことを経験してもらえる【こどもDIY検定】

次のバッチ検定は新たに3級もスタート!
その他にも、地元の会社や職人さんのお仕事を見せていただく課外授業も開催予定です。

岡本ともか

WRITTEN BY

岡本ともか

Japan

和歌山市で、セルフリノベーションしたレンタルスペース『BOX*0(ボックスゼロ)』を運営しています。新たにスタートするオリジナルの子供向け検定【こどもDIY検定】について発信します。