The Door Inn インテリアデザイナーが作る台北のリノベホテル

台湾・台北市内に構えるリノベーションホテルThe Door Inn。築年数の古い建物が多く立ち並ぶ台北市内において、趣ある雰囲気を残しつつも、洗練された室内空間へリノベーションを行った注目のモダンホテルです。

公開日 2017.07.25

更新日 2017.07.26

The Door Inn インテリアデザイナーが作る台北のリノベホテル

台湾・台北市の大稻埕(ダーダオチェン)エリアに位置するホテル、The Door Inn。かつては台北でもっともと反映していたといわれるこのエリアには、ホテルや飲食店のほか、食材店、洋服店などが多く立ち並ぶ賑やかなエリアです。
全体的に築年数の古い趣のある建物が立ち並ぶ台北市内。このエリアもそれにもれず、築50年以上の物件に多くの方が暮らしています。そんな中で目を引くのがThe Door Inn。

大稻埕(ダーダオチェン)の様子。撮影当時は朝早くでしたが、昼過ぎに戻ると多くの人で賑わっていました。

こちらがThe Door Innの入り口。大きく設計された窓ガラスに入る白い格子が印象的です。

The Door Innのロゴモチーフ。スチール製のモチーフとそこにかけられたグリーンは、実はこのホテルの重要なエレメンツです。

見上げると開放的なバルコニーが。台北市内には格子のかかった窓が多く、このような建物は珍しい印象です。

そんな海外からの観光客も多く訪れる賑やかな通りを一本ずれると見えてくるのが、The Door Innのエントランス。台北市内では赤や黄色をベースとした看板やレンガ造りの建物が多い中、ホワイトやグリーンといったナチュラルなカラーリングで構成されており、感度の高い方なら思わず注視してしまう外観です。
また、窓に格子のかけられた建物が多い中で、こういった開放的なバルコニーは数少ないデザイン。

ホテルの1Fはエントランスに。棚や壁面の有孔ボードはオーナー自身でレイアウトしたもの。このスペースでは、宿泊客同士がコミュニケーションを取っている姿も見受けられました。

エントランスから続く階段。決して広い空間ではありませんが、効果的に配置された窓とホワイトの壁面が開放感を感じさせます。

踊り場に設置された窓から覗く風景は、台北の街並みをどこかドラマティックに演出します。

当時から残るコンクリート造りの階段はそのままに。

登った階段を振り返って見ても、やはりフォトジェニック。随所に配置されたグリーンに心癒されます。

洗練された外観の通り、一歩足を踏み込んでみてもおしゃれな内装となっています。やはり注目すべきはホワイトをベースとしたカラーコーディネイト。ザラザラとしたコンクリートの雰囲気を生かしつつも、白に塗装し直しているため、程よい洗練さと清潔感を演出しています。
また、客室へと続く階段には随所に観葉植物をレイアウト。これは宿泊客に毎日の小さな変化を感じてもらいたく、ゆっくりと成長する植物を取り入れているとのこと。

最上階のダブルルームの様子。窓際にベッドが設置されているため、爽やかな目覚めが期待できます。

窓から優しく入る自然光が、昼間は照明代わりに。

ソファサイドにはウッドとスチールを組み合わせたサイドテーブルが。

天井に設置されたスチール製の照明。

宿泊客が主に時間を過ごすことになる客室も、ホテルの空間同様にホワイトのカラーリングと自然光を多く取り入れたモダンでありながら、ナチュラルな雰囲気も併せ持つ空間となっています。テーブルや照明といった家具類は、インテリアデザイナーでもあるオーナーが設計したもの。踊り場などに設置されていた植物の置かれた棚やエントランスのテーブルも同様にオーナーによる設計です。内装全体がホワイトで構成されているため、随所にインダストリアルな雰囲気のインテリアを取り入れることでバランス調整を図っているんだとか。
客室を見てみてより強く感じられたのが、ホテル全体が直線と曲線がバランスよく取り入れられたコーディネイトということ。これにより洒脱でありながらも、リラックスのできる空間作りを叶えています。

こちらは最上階の客室に隣接したバルコニー。高さのある建物ではないですが、バルコニーからは大稻埕(ダーダオチェン)エリアが見渡せます。

ブラックのカウンターテーブルと、ホワイトの内装による美しいコントラスト。そこへ植物のグリーンが差し色として取り入れられています。ホワイトのクリーンさをベースに、インダストリアル、ナチュラルなどの要素がミックスされています。

ブラックのカウンターテーブルと、植物のカラーバランスが秀逸です。

屋根裏へ続く鉄骨製の階段もホワイトアウトすることで、モダンな佇まいに。台北のリノベ物件はフルリノベーションというよりも、建物の大枠を生かしたリノベーション物件が多く見られました。

最上階にあるバルコニーには、The Door Innを構成する上で欠かせない植物たちがズラリと並びます。背の高い建物ではありませんが、台北の大きな繁華街でもあるこのエリアの街並みを感じるには十分な高さ。台北探索の朝晩にはカウンターテーブルへ腰掛けて、これから訪れる新たな出会いへの期待や収穫の多かった1日を振り返りながら、ゆったりとした時間が過ごせそうです。

こちらは2階にあるダブルルームの客室。

台湾という国へ訪れる際の玄関口である、台北市。その中でも海外からの来客者の多いこのエリアに構えたThe Door Innには、このホテルが台湾周遊の玄関口となり台湾を知るための出発点となってほしいという思いが込められています。
普通のホテルではなく、台北市内のリアルな地元の雰囲気が感じたい、オリジナリティのあるホテルに泊まりたい、そんな方はぜひThe Door Innを訪れてみてはいかがでしょうか?

HOTEL INFORMATION

Hotel Name
門草行旅 The Door Inn
Tel
02-2557-7045
Address
台北市大同區安西街23號

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