フランスでは5月1日を「Jour de muguet (すずらんの日)」と呼び、大切な人にすずらんの花を贈る習慣があるそうです。すずらんは結婚式のブーケとしても人気のある花ですよね。 そこで今回はすずらんの花を紙で手作りする、愛らしいペーパーフラワーのDIY RECIPE をご紹介します。
世界中で愛される「幸せの花」
ヨーロッパで5月の花として親しまれているすずらんは「幸せの再来」という花言葉を持ち、イギリスのキャサリン妃が結婚式のブーケに取り入れたことでも注目されました。英名の「Lily of the vally」や、日本での別名「君影草」という言葉にも、すずらんの可憐さが感じられる繊細な響きがあります。
知れば知るほど誰かに贈りたくなる「すずらん」ですが、切り花はすぐに萎れてしまうのが寂しいところ。そこで、紙を使ってDIYしてみるのはいかがでしょうか?
Chiaraのアイディア
今回ご紹介するのは、「マーサ・スチュワート・リビング」でも活躍していた、ブルックリン在住のスタイリストChiara Alberetti Milott(キアラ・アルベレッティ・ミロット)が、以前の記事でもご紹介したアメリカの人気ブログ「OH HAPPY DAY」に寄稿したアイディアです。
「ベイキングカップ・リリー」の材料・道具
こちらがChiaraの手作りしたベイキングカップ(製菓用の紙カップ)のすずらんです。本物の清楚な香りが漂ってきそう!紙ならではの柔らかい質感で、眺めているだけで心が和みます。
それではまず、必要な材料と道具をみていきましょう。 {材料}
・ベイキングカップ(小)
・紙巻ワイヤー
・フローラルテープ
・クレープペーパー
{道具}
・はさみ
・スティックのり
・ニッパー
「ベイキングカップ・リリー」の作り方
Step 1
端から中央に向かって、ベイキングカップに切り込みを入れる。
Step 2
鈴の形に見えるよう、カットしたカップの端を重ねあわせ、のり付する。
Step 3
紙巻ワイヤーを15cmほどの長さにカットして、片方の端を直径6mmほどの小さな円になるよう丸める。
Step 4
紙巻ワイヤーの丸めていない方の端を、カップの内側から差し込む。
(Step3で作っった円で、ワイヤーがカップに引っかかる)
Step 5
フローラルテープでワイヤーを巻く。(カップが付いている方から下に向かって)
Step 6
step1~5を5回繰り返す。
Step 7
ワイヤーを曲げて、花の重みで茎がしなる様子を表現する。
Step 8
5輪の花を1列に並べて、フローラルテープで固定する。
Step 9
クレープペーパーを葉の形にカットして、フローラルテープでワイヤーに固定する。
Step 10
Step1~9を繰り返しブーケに必要なだけの花を揃えたら、花紙や瓶で飾り付ける。
枯れない「しあわせの花」を贈ろう
見ているだけで優しい気持ちになれる紙製すずらん、いかがでしたでしょうか?
定番のカーネーションの代わりに母の日にプレゼントしても喜ばれるはずです。更にひと手間かけて、すずらんの香水をしのばせるのも、遊び心があって素敵です。
ぜひあなたも、大切な人への贈りものとして「ベイキングカップ・リリー」にトライしてみてください。
via : DIY RECIPE「母の日プレゼントに*DIYペーパーフラワーの作り方 from Brooklyn」
「DIY RECIPE」では、世界中から集めたDIYのアイディアと、それを生活に取り入れるための方法・道具をご紹介しております。
WRITTEN BY
Japan
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