壊れたドラム式洗濯機をもてあます男性。彼は粗大ゴミとして処理するのを良しとせず、観賞魚の新しい住処に再利用することを思いつきました。しかし、洗剤がわずかに残っていても、魚にとっては致命的です。すべて分解し、徹底的にクリーニング。余計なパーツは取り除き、代わりにエアポンプやろ過装置を設置しました。一体どんな仕上がりか、少し覗いて見ましょう。
解体し、すべての配線やハードウェアを廃棄。そして、丁寧に洗浄を。
フレームのフロントにネジ穴を作り、ドアが開かないよう固定します。
魚の出し入れや餌のため、洗濯槽の上部に大きめの穴を。
ポンプから伸びる無粋なホースは見せずに、エアだけが水槽内に漂うヴィジュアルを実現するため、本体裏側にエアポンプとホースが隠れるよう収納。濾過用のフィルタもボトム部分に収めました。
一般的アクアリウムと同じような照明加減を狙い、水槽正面の周りにLEDランプも装着。
完成直前の本体を上部から見ると、各種コードが水から離れて設計してあるのが分かります。安全に配慮した結果ですね。
カルキ抜きした真水に水草と魚を入れて完成です!
魚を眺めるのは、ドラム式の特徴であるクリアな扉から。なんとも不思議な光景です。電気まわりや水の扱いなど、ビギナーには難しいことが多いとはいえ、オリジナリティを求めるなら放っておく手はありません。ただし、本来の目的とは異なる用途ですから、長期使用は不向きと思われます。いずれは市販の水槽に移してやりましょうね。
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Japan
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