休日DIYerが憧れを自分らしくDIYした話

幼少期より大人になっても好きなモノ「クルマ」、男子ならば幼い頃に一度はミニカーを並べて遊んだ経験があるはず。 愛知県の東三河という地域にて、フランス車が好きな私が、ガレージとガーデニングを通して庭遊びのできるDIYをしてきた話です。

公開日 2018.07.30

更新日 2018.07.31

休日DIYerが憧れを自分らしくDIYした話

1.2007年、家を建てたことから始まる

建築直後のわが家

愛知県の東三河という地域に家を建てる際、幼い頃より車が好きな私は、思い切って憧れのビルトインガレージ(家とガレージが一体化)にしました。

外構工事は予算を超えてしまうため、ウッドデッキと駐車スペースのみを工務店にお願いしました。

植栽も予算の都合もありましたが、自分で学びながら取り組んでいきたいとの思いもありました。

憧れを実現するために、ここから10年後の完成を夢見てDIYとガーデニングがスタートしました。

家の周りに何もないこの写真の状態から、どう変化を遂げていくのかをご覧下さい。

2.「世田谷ベース」への憧れ

「憧れ」の始まりは、DIYer(s)をご覧の皆様なら一度は耳にしたことがあるだろう、タレントの所ジョージさんのガレージ兼遊び場である、あの「世田谷ベース」です。

休日に好きなことだけを考え、好きなこと(自分にとってはガーデニング、DIY、アウトドアクッキング、クルマいじり等)だけに取り組むことができる秘密基地のような場所、そんな場所が欲しいと思うのは男性なら必ず一度はあると思います。

3.まずはガレージング

ガレージンググッズと端材の収集

写真は2009年(建築後2年経過)当時のガレージ。 まだ隙間が多く加工のための余白が十分にある状態です。

家を建てる以前より、車のイベントやアンティークショップ等でガレージに飾るグッズを収集していました。

またDIYで何かできるよう、家を建てた際に出るたくさんの端材を工務店にお願いして残しておいてもらったことが今に生かされています。

貼りモノコーナー

現在(2018年)の壁の一部です。 ポスター、看板、車のパーツを中心に飾っております。

工具コーナー

自分の歴史の積み上げが「らしさ」となり、味となれば…

10年程かけてその都度必要な工具を少しずつ集めてきました。

必要に迫られて整理してきた関係で、色んな箱物が積み上がり、雑然とした感じになってしまいました。

電動工具類は、真ん中やや右下にある本物のミリタリーボックスに収納しています。

施されたステンシルを見ると、ポーランド軍で使われていたことが確認できます。

実物大のコレクションケース

リビングから眺められる贅沢

アトリエ①

普段はガレージとして、DIYをする時にはソーホース等を使ってアトリエに様変わりします。

アトリエ②

とある日のアトリエ、 DIYにも休憩が必要ですよね、ということでハンモックをぶら下げたり、作業台でコーヒーを楽しんだり。

アトリエ③

作業スペースの手の届くところによく使う塗料を並べることで、作品のイメージが湧いてきます。

4.ガーデニングとガーデニングDIY

遠景

10年の月日が、何もなかった庭からこんなにも緑が

10年を経てようやく庭の木々も大きくなり、家を囲むように生い茂りました。

今では剪定や除草の作業が日課になり、ガーデニングDIYと庭遊びが楽しめるようになりました。

10年を経過した納屋

納屋なので、主にガーデニング用品の置き場です。

真ん中の大きな看板は外すとベンチになる、DIYが良いのは自由度の高さですね。

初期の作品で、作りは雑ですが、メーカーや業者に作ってもらうより愛着が湧きます。

1×4のSPFで作って10年を過ぎ、一部の貼り替えや塗り増しはありますが、今だに変身(進化?)を遂げています。

それもDIYならではであり、世界に一つの自分にとっては実用性も大きい大切な納屋です。

ガラクタをシンボリックに

ガラクタや不要な物を寄せ集めてみました。

ベースは一輪車、青い数字のボードはガソリンスタンドの値札、それに不要になった鉄の古道具を組み合わせてみました。

メッセージボードは、フランス語でまさに「ゴミを生まれ変わらせる」みたいな。

大物に取りかかる〜パーゴラ〜

庭遊びの中枢

ウッドデッキのみを業者に頼み、パーゴラ部はDIYです

私のような休日DIYer(素人)にとっては初めての作業が多く、学びと自信に繋がるパーゴラ作りでした。

スコップで深く大きな穴を5ヶ所掘り、インスタントモルタルと金具を使った基礎を5個作ることからスタートし、柱を立ててバランスを取って組み上げていきました。

製作期間は塗装と飾り付けまで入れて2ヶ月弱でした。

パーゴラの下はこんな空間です

ウッドデッキ自体の広さは、500mm×245mm(12.25㎡)です

サンシェードを使って屋根付きの空間ができ、色んなことがデッキスペースでできるようになりました。

DIYで作ったものは、自分次第で色んな仕様に変化ができます。

以下はバリエーション例です。

使用例① 庭カフェスペース

自分で作った庭を眺めながら寛ぐのは格別です

使用例② バースペース

使用例③ ハンモック

使用例④ プライバシーカット

写真では昼間ですが、夜間はサンシェードを下ろすことで目隠しになります

5.ワークショップへの取り組み

ワークショップの風景

近頃は「DIYをやってみたい!」という声をよく聞きます

本格的なDIYを始めて10年が過ぎた頃、道具がひと通り揃い、DIYに取り組む環境が整いました。

私自身も休日DIYerなりに様々なモノづくりの経験から、ビギナーに簡単なDIYを伝えられる自信のようなものが芽生えました。

SNSから私の作品や活動に目を留めて下さる方もちらほらと現れ、それをきっかけにワークショップを開催するに至りました。

はじめは無料でしたが、参加される方のご厚意に甘えて、今ではワンコイン制(¥500)で材料費を頂き、不定期で開催しております。

赤いフラッグがワークショップ開催の目印

ガレージの入り口を囲むように、パーゴラと同じやり方で基礎から作ったエントランスです。

このようにフラッグを掲げて目隠しにしてみたり、上にサンシェードを張れば日除けとなり、作業スペースが拡大します。

使わなくなった工具たちを飾りにしています。

ワークショップに参加された皆さんの作品

わが家の端材や各々が持ち込んだ材料を使い、電動工具やステンシルなど初めての経験をしてもらいました。

作品が出来上がっていくにつれ集中力が高まり、皆さんが興奮していくのがよくわかります。

完成させた作品を目にした時に感動が生まれる、それがDIYの醍醐味でもありますよね。

一度参加された方は、以後、初めてホームセンターのDIYコーナーや資材売り場に出かけたり、次に何を作ろうかと興味を広げるきっかけとなっています。

7.好きを、走れ

【vis tes passions】

フランスの車メーカー、RENAULT(ルノー)のかつてのキャッチコピーです

ガレージの入り口に掲げた、私の好きな言葉をステンシルと端材でDIYしたメッセージボード、「vis tes passions」意味は「好きを、走れ」です。

この10年、自己流で主に端材や流木、ガラクタ等を使い、ローコストでDIYを楽しみ、これからもそのスタンスは維持していくつもりです。

ガレージングもガーデニングも10年後の完成を夢見てスタートしましたが、ここへ来て完成はないということがわかりました。

憧れの世田谷ベースに比べたら米粒のようなわが家の取り組みですが、自分の身の丈に合ったガレージング、ガーデニング、DIYなどを通した庭遊びやワークショップは、自分次第で十分に楽しむことができます。

ウッドデッキのシンボル

端材と流木を組み合わせた物にステンシルを施し、100円ショップで購入した貝殻をあしらってみました

DIYは立派な物を作ることが目的ではないと私は考えます。

休日にお父さんと子どもがホームセンターに出かけて材料を買い、家に帰って製作を楽しむ。

その日常がDIYの原点であり、自分の生活にほんの少し手を加えることでより楽しい生活に変えていくこと、それには大きいも小さいも上手いも下手もありません。

その活動自体にDIYの文化的意味合いがあると思います。

これからも作品や活動を通して生活を楽しむ「DIYer文化」を、微力ですが発信していきたいです。

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Japan

廃材などを活用して、なるべくお金のかからないDIYを目指してます。

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