名作椅子のカスタマイズ方法大公開!
今回は名作椅子として知られる「セブンチェア」のカスタマイズ方法を大公開致します。
公開日 2018.04.26
更新日 2018.04.26
これさえ出来ればどこにでも革や布がぴたっと奇麗に張れちゃいます!!
デンマークのデザイナー、アルネヤコブセン。
以前のブログでも紹介しました、アルヴァアアルトと同じ時期に活躍したデザイナーの一人です。
この方もアアルト同様インテリアにおけるモダニズムを押し進めた重要な人物です。
以前のブログでも紹介しました、アルヴァアアルトと同じ時期に活躍したデザイナーの一人です。
この方もアアルト同様インテリアにおけるモダニズムを押し進めた重要な人物です。
via fritzhansen.com
かっこいいですね。。。
ヤコブセンデザインの中でも一番有名なのがこちらのセブンチェアでしょうか。
クローム脚と背と座一体のミニマムなデザインは1955年に発表されて以来、世界中で愛され続けています。
ヤコブセンデザインの中でも一番有名なのがこちらのセブンチェアでしょうか。
クローム脚と背と座一体のミニマムなデザインは1955年に発表されて以来、世界中で愛され続けています。
そんなセブンチェアの中でも布や革を張ったバージョンもあり、通常の物をそれに変更してほしいとの依頼が。
今回依頼があったのは、フロントパディングと呼ばれる前側のみ張る仕様の物。
全体を張った物と比べると、セブンチェアの代名詞、薄いシャープなラインを残しつつ、後ろから見れば木の質感も楽しめる美味しい仕様。
今回依頼があったのは、フロントパディングと呼ばれる前側のみ張る仕様の物。
全体を張った物と比べると、セブンチェアの代名詞、薄いシャープなラインを残しつつ、後ろから見れば木の質感も楽しめる美味しい仕様。
通常はH芯と呼ばれる芯(タッカーを打つと針が隠れる)を使いタッカーのみで仕上げていくのですが、今回は手縫いの美しさを全面に押し出すため全て手縫いで納めていきます。
まずはパイピングをグルーッと回して、その上にウレタンを張って(2層でふんわりモッチリ仕様)革を張って、手縫いで塗っていきます。
どうやって縫うかというと。
まずはパイピングをグルーッと回して、その上にウレタンを張って(2層でふんわりモッチリ仕様)革を張って、手縫いで塗っていきます。
どうやって縫うかというと。
こんな曲がった針を使って、すくってすくってすくってすくって。。。てやっていくと縫えます。
こればかりはなかなか実際に見てもらわないと伝わらないですね。。。
こういった手縫いで納める仕様の物はビンテージ家具ではよくあるのですが、一つの重要な技術として手のぬくもりを感じる見所にもなってます。
こればかりはなかなか実際に見てもらわないと伝わらないですね。。。
こういった手縫いで納める仕様の物はビンテージ家具ではよくあるのですが、一つの重要な技術として手のぬくもりを感じる見所にもなってます。
実はこの技術を使うといろんな所に布や革を張れちゃうんです。
頑張ればこんな大きな面積の床にも好きな形状に張れます。
ちなみにこちらは託児所の床です。
ちなみにこちらは託児所の床です。
そんなこんなで是非皆さんにも知って頂きたい技術。
色々教わりたい方は4/30(月)*祝日に長野県の駒ヶ根という場所でスツールをカスタマイズするワークショップやるので是非参加してください!!
色々教わりたい方は4/30(月)*祝日に長野県の駒ヶ根という場所でスツールをカスタマイズするワークショップやるので是非参加してください!!
○ 日程 : 4月30日(月) 振替休日
○ 場所 : 長野県 駒ヶ根市東町13-6
○ 時間 :11:00〜18:00
○ 参加費 : アルテックスツール60の代金込みで30,000円(道具台、材料代込みです。身一つ、動きやすい格好でお越し下さい)
○ 定員 : 5組 先着順とさせて頂きます
○ 申込 : FIELD WORKスタッフ近藤さんまでご連絡下さい。
TEL - 08012044441
※当日まで申込を受付させて頂きます 宜しくお願いします。
○ 場所 : 長野県 駒ヶ根市東町13-6
○ 時間 :11:00〜18:00
○ 参加費 : アルテックスツール60の代金込みで30,000円(道具台、材料代込みです。身一つ、動きやすい格好でお越し下さい)
○ 定員 : 5組 先着順とさせて頂きます
○ 申込 : FIELD WORKスタッフ近藤さんまでご連絡下さい。
TEL - 08012044441
※当日まで申込を受付させて頂きます 宜しくお願いします。
WRITTEN BY
Japan
長野県東御市を拠点にヴィンテージ家具の販売、修理、張替えを行う「Ph.D.」の代表です。
端切れなどを使用し独自の手法を用いて修復した家具を作品として発表するとともに、製品の製造過程で発生する副産物(ゴミ)を原料に物作りをするアップサイクルプロジェクト「oops」を主催しています。
様々なクリエイター達とともに今の時代に適したコミュニティを形成したいと考えています。
Blog
https://www.ph-d.jp
Instagram
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