会社や自宅の「奥行きの浅い引き出し」「高さの低い(高い)引き出し」の中、文房具やツール、紙物でゴチャゴチャっとしていませんか? 木工用ボンドとスチレンボードで、簡単に好みやサイズに合った「仕切り付き内箱」を作りませんか? 100円ショップで購入できる材料だけでも作れます。 文房具好きな方、お裁縫やハンドメイド好きな方へ。 お子さんの道具入れの仕切りとしても。
材料と道具
- スチレンボード(デコパネ等)5mm厚さ サイズに合わせて適宜
- 速乾性木工用ボンド 適量
- 工作用紙 サイズに合わせて適宜
- 丸釘10mm 適量
- マスキングテープ(仮止め用) 適宜(あると便利です)
- カッターナイフ 1本
- 30cm程度のアクリル定規 1本(片側に金属になっているものが望ましい)
- シャープペンシルなどの筆記具 工作用紙用(デコパネには使用しません)
- カッティングマット
作り方
STEP.01
作りたい引き出しや箱の「内側のサイズ」をメジャーや定規などで測り、
[底面]・[外側の側面4つ]を工作用紙に写して、カッターで切り出します。
STEP.02
「内箱」に何を収納したいか、レイアウトを考えます。
(この時点で、仕様を決めて作業すると失敗がありません)
STEP.03
レイアウトにあわせた「型紙」を工作用紙で切り出し、接着面に「木工用ボンド」を薄く塗ります。
接着面の[上下]と[底側から上]に向かって、釘を挿込みます。
(※側面側からと、下から釘を挿す事で、縦方向⇔横方向のそれぞれの強度をUPさせる為)
STEP.04
仕切りを作り終わったら内箱の上下を返して、[底面が上に来る]ように平らな場所に置き、上から均等に適当な重石を乗せて完全に乾くまで、数時間~1晩置いて完成です。
(※時間は様子を見て加減して下さい)
STEP.05
100均(ダイソー)で購入した、2色両面タイプのスチレンボードで製作した例です。
短い釘が無かったので「虫ピン25mm」で製作しました。
完成写真
FINISH.01
FINISH.02
作り方のコツ
速乾性の木工用ボンドは比較的早く乾きますが、完全に乾くまでの間に接着面が浮いたり離れてしまわないようにマスキングテープで仮止めをしておくと安心です。
瞬間接着剤は、接着剤がはみ出した場合に白く変色してしまうので使用しないで下さい。
型紙を製作する際は、「ボードの厚み5mm」の計算を忘れないようにして下さい。
ダイソーで売っているスチレンボードは、ボードにシャーペンで直接印を付けてもかまいませんが、デコパネ(表面が紙張りされているもの)はカッターの刃を軽く当てて印を付けて下さい。線が残ってしまうと仕上がりが汚くなります。