布にライブの様子を記憶させる!!?(前編)

7月に開催したライブ、ささきりょうた/大福「ほらだんだん」レコ発ツアー。その様子と、その様子を記憶させた布がどのようにできたかのお話です。

公開日 2017.09.14

更新日 2017.09.14

布にライブの様子を記憶させる!!?(前編)

布に記憶させるというのはどういうことだ!?

長野県上田市のLibrary labという図書館の2階で9/21まで開催中の展示会「はいいろオオカミ+西別府商店×櫻井明子(pomponner)Exhibition」。
その会場装飾のお手伝いをさせていただいております。
その会場装飾に使われていて私の作品としても展示させていただいているこちらの花柄の布。
この花柄すべて本物のお花なんです。
この布がどのようにできているか、何で作ったのかのお話です。
7月にPh.D.で開催したライブ、 ”ささきりょうた/大福「ほらだんだん」レコ発ツアー” にまでさかのぼります。
そのライブでは花屋の櫻井明子さん(pomponner)と一緒に会場装飾をさせていただきました。
不慣れな私は何からやっていいのやらという感じでしたが、櫻井さんのご指導のもと「散る花を生ける」という生と死を連想させるコンセプトを提案いただきスタートしたのでした。
ライブ中に散るように調整されたお花たち。自分はその花びらもったいないなーというどけち根性からそれをそのまま布に投影したいと思ったのでした。
そしてそのライブ中の臨場感をも一緒に投影できたら素敵なことだろうと。
私は1枚の布を敷き、りょうたさん、大福の皆様にはその布の上で演奏していただきました。
素敵な音楽、ひらひらと舞い散る花びら、来場者の皆様の笑顔、夕暮れ時の心地よい空気、、、
すべての要素が絡み合ってそれはそれは素敵な夢のような時間となりました。

   
そして散った花びらがどのように布と一体化するのかは。。。
次回へ続く。。。

chanarai

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chanarai

Japan

長野県東御市を拠点にヴィンテージ家具の販売、修理、張替えを行う「Ph.D.」の代表です。
端切れなどを使用し独自の手法を用いて修復した家具を作品として発表するとともに、製品の製造過程で発生する副産物(ゴミ)を原料に物作りをするアップサイクルプロジェクト「oops」を主催しています。
様々なクリエイター達とともに今の時代に適したコミュニティを形成したいと考えています。