DIYで人気のティピを氷上仕様にアレンジ!実際に使ってきました!!

公開日 2017.02.18

更新日 2022.01.07

DIYで人気のティピを氷上仕様にアレンジ!実際に使ってきました!!

昨年、竿をDIYして実際に使い、密かに?話題を呼んだ“ワカサギ釣り”コンテンツ。そんな冬の一大イベントを今年も編集部メンバーで刊行することに!!

ただ、ここでDIY竿をまた作っても何だか味気ない。かといって、全然使えないモノを作ってもしょうがないし、その場で終わってしまうのも勿体無い。そんなことをぐるぐると考えながら、たどり着いたのが小屋でした。

 

 

小屋というと大層なモノを思い描く人もいるかもしれませんが、上記の写真のようなテントが定番的。コンパクトにたためて、底がソリになっているので荷物を乗せて運ぶこともできる便利な1品なんです。

 

しかし、ここまで大掛かりなモノを作るのはちょっと大変。もっと簡単なモノで代用できないかというところでDIYのアイデアでも人気のティピに行き着きました。

 

via. media2.popsugar-assets.com

 

ティピとは?という方もいるかと思うので改めてご紹介。

もともとはアメリカインディアンのスー族で“住居”を意味する言葉で移動用住居の一種として活躍していたんです。その形状は一端を束ねた木の棒を広げて地面に建てて支柱にし、バッファローのなめし革やキャンバス布を被せた円錐形構造。構造が簡単だから解体と移動も手軽なうえ、頭頂部は排気口となっていたために内部で火を焚くこともできるといった何とも合理的な住居となっています。またその可愛らしい見た目もあって、DIYのジャンルにおいても小型にして子供やペットに作る一が増えています。

 

今回はそのアイデアを雪上でも使えないかということでアレンジに挑戦。早速、DIYと言えばレインボー倉庫3さんにお邪魔してきました。

 

 

材料と道具

◼塩ビパイプVP25:長さ2m、外径32mm

◼レジャーシート

◼紐

◼S字フック

◼マスキングテープ・ダクトテープ

◼カッター・ハサミ

 

 

支柱を囲む布は厚みと耐熱性があるレジャーシートをチョイス。見た目は派手になりそうだという懸念は置いておいて、氷上で使うことを意識して機能面も重視しました。また同じく氷上で濡れるので、支柱は木材ではなく塩ビパイプを選んでいます。

 

作り方

STEP.01

支柱に合わせてレジャーシートをカット。サイズは高さ160cm×上底60cm×下底80cmにしました。

 

 

STEP.02

計6枚用意が完了したら繋ぎ合わせていきます。しっかりと縫い揃えると風に吹かれると飛ばされそうだなということで、紐でつないで隙間ができるようにしました。まずは穴あけから。

 

 

ずれないようにするために固定しながら作業を進めました。穴の個数は一辺で4つ。

 

 

STEP.03

続いて紐を通して結び目を作って留めます。はじめは見た目を重視して、そのまま通していたんですが、強度を出すためにダクトテープを使いました。また、シートを引っ掛けるために上部にS字フックをつけます。

 

 

STEP.04

支柱となるパイプに穴を開けます。4mのパイプを半分にカットしたので、ちょっと長さがずれていますが、穴の位置は15cmで統一。穴の大きさは紐の太さに合わせて、徐々に大きくしていきました。

 

 

STEP.05

紐を開けた穴に通していきます。紐の先端をマスキングテープで窄めると通しやすくなりますよ。

 

 

STEP.06

通し終わったら、紐をぐるぐる巻いていきます。きつく縛りすぎると支柱が動かないので、広げながら作業を進めるのがオススメ。

 

 

STEP.07

支柱の結び目にシートのS字フック掛けて被せます。シートは面と面が揃うように装着したら完成です。

 

 

予想通りのかなり電波的な見た目。しかし、形にはなったので当日組み立てて使うのみです。またシートの繋ぎ目と支柱を固定させるために余った紐をカットして使うことにしました。

 

 

そしていよいよワカサギ釣り当日。

釣り場となったのは去年と同じく長野県は松原湖です。釣りのポイントへと特製ティピの材料を持っていき、組み立てていきます。

 

 

天候にも恵まれ、風もほぼ無風。吹き飛ばされるシュールな絵は撮影できないなという間違った期待は叶いませんでしたが、無事に完成。ということで穴の開けた箇所へと移動して釣りのスタート。

 

 

かなりシュールな光景...。

 

 

散歩中の方からも変な注目を集めてしまいました......。

さて釣果は果たしてどうだったのか!そちらはコチラのレポート記事をご覧ください!!

 

今回、挑戦してみたティピ作り。野外を意識して作ったので派手な見た目となりましたが、パイプも色を塗って、シートも好みの布に変えればインテリアのスパイスとしても活躍すること間違いなし。シート作りは少し時間がかかりましたが、その他は意外とサクッとできました。特にお子さんがいるご家庭は隠れ家的なティピはきっと大喜びしてくれるんじゃないかなと思います。ぜひ挑戦してみてください。

 

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