氷上でワカサギ釣りにチャレンジ第2弾!

今年も懲りずに行って参りました。前回のチャレンジでは、準備不足や知識不足によって満足いく結果となりませんでしたが、今回は前回の反省を生かし準備万端。そしていくつかの氷上DIYも準備しましたので、そのレポートをお送りします。

公開日 2017.02.18

更新日 2022.01.07

氷上でワカサギ釣りにチャレンジ第2弾!

第一弾ワカサギ釣りレポートはこちら

 

場所は、前回のリベンジという事でまたもや松原湖。ここで余談なんですが、実はここ松原湖は2016年の大ヒットアニメ「君の名は。」の新海誠監督の出身地が小海町にあり、映画に出てくる「糸守湖」の最初のイメージと発言されていて、「聖地」の一つとなっているんです。そんなある意味旬な場所でワカサギ釣り挑戦となりました。

そして宿も昨年お世話になった佐久屋旅館さん。

【松原湖情報・地図・アクセス・ワカサギ釣りができる時期についてはこちら

佐久屋旅館情報

 

* 1日目12:00 編集部のある品川から出発

 

今回のメンバーは私含む編集部6名。筆者はカメラマン兼任です。

撮影機材や釣り道具、防寒着などを車に詰め込み、我々のオフィスがある品川からいざ出発!

 

 

前回は中央自動車道でのルートでしたが、今回はグーグルマップを頼りに東名自動車道から向かってみることに。平日の昼間という事もあり、渋滞もなく順調に進みました。品川からの所要時間は約2時間45分という事でしたが、途中休憩も入れつつも予定通りの到着となりました。

 

*  釈迦堂のインターチェンジで休憩中の編集部員

 

今回も「長坂」出口を降りたところにあるスーパーでコンテンツを使う材料を買い出し。

 

 

* 16:00佐久屋旅館に到着

 

1年前に1度来ただけの我々をしっかり覚えてくれていた佐久屋旅館のみなさん。「今夜もしっかりお酒用意しといたよー」と気さくなセリフを言われ、移動の疲れも吹っ飛びました。

そして早速、前回は遅めの到着だったために行くことができなかった温泉施設にも足を運びました。宿から5分ほどの移動で、悠然とそびえたつ八ヶ岳連峰を一望しながら、源泉かけ流しの湯が堪能できるだけにオススメですよ。

八峰の湯情報

 

 

* 18:00宴会開始

 

 

例年通り前夜祭ということで宴会がスタート。

かなり早い時間からでしたが、温泉で体がほてっている事もありフルスピードで全員仕上がっていきました。

ワカサギ釣りの作戦会議をはじめ、仕事や恋愛の話で大盛り上がり。そして宴会は深夜まで続きます。

最終的には独り言でぶつぶつ言っている者。カメラを持って星空の撮影に出て行く者。余ったお酒を飲み続けている者。各々自由行動に。

 

 

* 24:00 就寝

みんなでワカサギ釣れますようにと祈りながら、仲良く同室で就寝。

 

 

* 2日目5:30 起床

外はまだ真っ暗ですが、各自のアラーム合唱で起床。

寝ぼけ眼をこすりながらもしっかり防寒着を着込み、撮影道具や釣り道具の準備を開始します。外気はマイナス13度。前回の経験を通して学んだ事は、ポイントまでの移動や氷上に穴を開けるなど動き回るので、保温性のある下着と上着、ダウンを着ていれば寒さについては問題ないということ。とにかく重要なのは、ただ単に厚着をするというよりも、厚手の手袋や耳当て、首元を守る為のネックウォーマーやマフラー、またお尻を守る為に厚手のパンツを履くなど、細かい部分の防寒です。

 

* 6:00宿を出発

 

 

荷物を運ぶためのソリや釣り道具は、佐久屋さんでレンタル可能。防寒着さえあれば、何も持たずにワカサギ釣りは出来ますよ。

そして、諸々の準備が終わったらソリに荷物を乗せポイントまでひたすら歩きます。目指すポイントまで10分ほど歩き、各々穴を開けてスタート。

釣りを開始するまでの流れは、前回と全く同じ流れなのでここでは省略。

 

第一弾ワカサギ釣りレポートはこちら

 

 

*  6:30 釣り開始

 

 

昨年はコルクボードと竹ひごを作った竿でしたが、今年はユーモアに富んだDIY竿に挑戦してみました。

 

 

竿という概念を打ち壊すような発想。果たして、その活躍はいかに。

 

氷上では他の人たちも寒さをしのぐ為に、簡易的なテントの中で釣りをしています。我々はそのテントもDIYしてみました。

作り方はこちら

 

こちらのティピを参考にしたアイデアは、氷上にあるテントの中で誰よりも怪しい。ワカサギではなくUFOが寄ってきそう電波的な姿はやはり異彩を放っていました......。

 

そして、そろそろ釣りに集中。

 

しかし、待てども待てども釣れる気配はなし。

暗かった風景もしっかりと日が昇り、時間も残酷ながら過ぎていきます。編集部メンバーにも焦りが。そんなピリついた雰囲気を打開しようということで、氷上でドリップコーヒーを作る事に。

作り方はこちら

 

ドリップしている間に、周辺の釣り師たちに話を聞いたところ、「今日は本当に釣れないなー」「今日はダメだなー」そんな言葉ばかり。

先行き不安ですが、再開。

 

その後、竿が揺れません。

もしかして釣れているのではと、ついつい糸を巻いてしまいます。

されど餌も食べられていません。

 

結果、1匹も釣れませんでした。

悲しすぎる......。

ワカサギを氷上でおいしく食べる為のレシピも開発し、お披露目する予定でしたが、肝心のワカサギがないため今回は断念。

ワカサギが恋しい。

ワカサギの写真が撮れなかったので、編集部のファッションスナップをどうぞ。

 

ジャケットからボトムス、シューズまでをダウンで統一した、本格的な防寒スタイル。ボリュームが出てしまいがちなダウンアイテムを都会的に昇華している秘訣は、タイトシルエットと随所に取り入れたブラックのおかげ。

 

−10度以下の環境でありながら、デニム姿で氷上に現れたDIYer(s)メンバー。ワカサギ釣り前々日に購入したばかりのTHE NORTH FACEの新作ダウンを着込めば寒さ知らずの保温力を発揮します。

 

ヴィンテージのミリタリーアイテムを見た目重視で取り入れたスノースタイル。防水性も保温性も全くありませんが、インナーとボトムに合わせたスノーボードウェアが、抜群の保温力を提供してくれます。

 

どうしても氷上で美味しいコーヒーが飲みたかったメンバー。本格的に楽しみたかったため、ダウンジャケットの下にはエプロンをレイアヤード。

 

ファッションブランドのダウンジャケットは、何と言ってもアウトドアウェアにはないデザイン性が魅力。サイケデリックなティピを作り出す感性には脱帽です。

 

*  10:00 片付け

 

何が悪くて釣れなかったのか....。

釣りたい想いが強すぎて、ワカサギに警戒されてしまったのではないか。そんな言い訳をしながら、みんなで片づけ。

小さなゴミも忘れていないか確認し、足取りも重くトボトボと帰還。

後々知ったのですが、松原湖は他の湖と比べてワカサギ釣りが難しいそう。その理由としては松原湖のワカサギ平均サイズは4cm前後ととても小さいので、アタリがかなりわかりにくいらしい。ただそのサイズ感は食べ頃なようで、昨年は確かに美味しかったのを覚えています。

 

*  10:30 遅い朝食・帰宅

ただ御託を並べたところでも釣りは釣らなければ意味がありません。

また必ずリベンジする事を誓い、遅い朝食を頂き足早に帰宅。

 

 

*  14:00 会社到着

 

予定通り会社に到着。

今回も弾丸スケジュールでしたが、自然の壮大さをはじめ、佐久間旅館の皆さんの優しさにも癒され、釣りの結果は惨敗とは言え、満足感たっぷりのチャレンジでした。

シーズンはまだまだ継続中。松原湖ではワカサギ釣りが3月中まで楽しめるそうです。ぜひ週末にでもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

その際は何かしらDIYして自分らしく楽しんでみてください。

 

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