置くだけ!床の表情が見違えるデコリカクリック
DIY好きの皆さん、床材を張り替えたいと思ったことはありませんか?労力や費用を考えると躊躇してしまい、カーペットやラグを敷いて誤魔化すのが精一杯な人も多いハズ……。しかし、そんな妥協したインテリアとはオサラバです! 簡単な工程で、部屋の雰囲気にマッチするフローリングへと変えることができるということをご紹介します。
公開日 2017.11.30
更新日 2022.01.11
置くだけで理想のフローリングに! デコリカクリックのススメ。
デコリカクリックとは?
1枚、908×145×4.5mmのサイズ。1ケース15枚入り。6畳で6ケース、10畳で9ケースを目安にして使用します。
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貼り替え方
舞台となるのは、我々編集部が日々DIYをおこなっている南青山のマンション。下の写真をご覧いただきたいのですが、実はカーペットが敷き詰められたひと部屋もあるんです。目も当てられないくらい汚れていますね……。この床が、どうイメチェンするか乞うご期待!
まずは、床の掃除から。もう踏みしめることないカーペットに別れを惜しみつつ、掃除機をフル稼働して綺麗にします。
ちなみに、床面の凹凸が多い場合は下地調整用のクッションシートもありますので、そちらを使うと綺麗な仕上がりになりますよ。(※毛足の長いカーペットはキャスター付の椅子などがサネ上を行き来する浮き沈みや、畳のヘリの僅かな段差で外れることもあるそうです)
前入居者が残した日焼け跡が目立ちます。潔癖症のワタクシとしては、掃除をしていても横になりたくない汚さです……。
STEP.01 壁側のサネをカット
部材の下準備からスタート。フローリング材の四方に、つないでいくロック部分が少し出っ張っています。これはサネといって、壁に接する部分を切り落としながら作業していきます。
1列目の1枚目は、下から出ている受け側のサネを手前にし、壁に沿う2辺をカットします。
STEP.02 1枚1枚同士をはめていく
1列目の2枚目以降、壁側の1辺をカットしながら横につないでいきましょう。壁際には隙間を空けておくために、5mmのスペーサーをはさんでおくことが重要なポイント。
つなぎ方は、サネを斜め45°から差し、押し込みつつ置いていきます。そして、接続部分を上からワンタッチ、クリック(押す)するだけ。
STEP.03 1列目最後の1枚用にカット
部屋の大きさによって、列の最後に中途半端な長さの1枚が必要になります。材料のロスをなくすためのテクニックを駆使しましょう。
最後から2枚目をAとし、最後にはめ込む端の1枚をBとします。Aの上に B をピッタリと重ね、さらにその上に、使用していない定規用の1枚を重ね、それを壁のスペーサーに突きつけます。
その定規用の1枚に合わせてBをカットすれば、定規用から飛び出している部分が列の最後の長さになります。
肝心のカット方法は、カッターで真っすぐ切り込みを入れます。この時、斜めにならないように注意してください。コツを摑むまでは少し労力がかかりました。
切り込みが入ったら、ゆっくりと湾曲させます。
そうすることで切り込みに合わせてパキッと割れるので、力をいれる必要はありません。
STEP.04 同じ要領で貼っていく
2列目以降の1枚目は、前列の最後にカットした残りを使用すれば無駄がありません。そして、その2枚目からは、縦のサネをはめたら同じ列の他の板を一緒に持ち上げて、前列の横のサネにはめ込みます。基本的な作業はこの繰り返し。途中で縦のつなぎ目が前列と被ってしまうことや、列の最後の1枚が極端に短くなってしまうことがあります。その場合は、列の先頭の長さカットして調整しましょう。
WRITTEN BY
Japan
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