5枚の板で作れる!シンプルベンチの作り方!!
今回作るのは、たった5枚の板で作れる5ボードベンチ。至ってシンプルな構造なので子供でも簡単に製作できます。
公開日 2018.12.03
更新日 2022.01.07
INDEX目次
作るもの
5枚の板だけを組み合わせたチェア
材料
脚 1×10材(19mm×235mm)
幕 1×4材(19mm×89mm)
ビス(3x40mm)
STEP.01 木材をカット
ベースとなる木材をカットするところからスタート。今回は、すべてワンバイ材を使用しています。ワンバイ材は、DIYで人気の2×4材をはじめとしたツーバイ材の半分の厚さ、19mmの規格で統一されています。5ボードチェアで使う木材は、ワンバイ材に限らず何でも大丈夫ですが、厚さが統一されていると、仕上がりが綺麗になります。
切り出したパーツは、1×20材を座面として長さを400mm、1×10材を脚として長さを280mmを2枚、1×4材を幕板(振れ止め用板)として長さを350mmを2枚。先に説明したように、ワンバイ材は19mmの厚さなので、座面の厚さ19mmと脚の高さ280mmを足して、チェア全体の高さが約30cmになるように設定しました。ちなみに幕板というのは天板と脚を固定するのに使う板になります。
次に、床との接地面を少なくすることでガタつきにくくなるので、両脚を三角形に切り抜きます。三角のサイズはお好みで。また、見栄えをよくするために、幕板の両端を20mmずつ斜めに切りました。ホームセンターの木材カットサービスを利用したなら、ここまでの工程は省略できます。
切り出したすべての木材の角を丸めます。サンダーを持っていないなら、紙やすりで角を取りましょう。
STEP.02 脚と幕板を組み立てる
脚と幕板をビス留めします。この際、脚と幕板を上下さかさまにして取り付けた方が作業が簡単です。また、脚の固定位置は写真のように幕板の斜めにカットした箇所より内側になるようにしましょう。こうすることで、完成した時の見た目がよくなります。
脚と幕板をビス止めしていきます。ここで脚が斜めになってしまうとガタついたり、壊れてしまったりするので、差し金など直角なものを当てて角度をキープすること。
ビス止めは椅子の使い心地を左右するので慎重に。下穴を開けてからネジを打ち込むことでズレにくくなるので、めんどくさがらずに下穴を開けましょう!
ビス留めしていくと、写真のように脚が元々の木の歪みで幕板の固定位置よりも外側に開いてしまうことがあるので、直角に修正しながらネジを打ち込んでいきます。また、板と板の接地面が空いていると歪みの原因になってしまうので、隙間が空かないように注意。
これで脚が完成!この状態のうちにガタつきがないか確認しておきましょう。仮にガタツキがあった場合は地面との設置部分をヤスリがけしてガタつきを極力なくすこともできますが、調整は難しいです。そうならないように真っ直ぐになるように脚を取り付けましょう。
STEP.03 座面を取り付け完成
座面は、ビスを止める位置が分かりにくいので、ズレないようにあらかじめ線を引いておきましょう。後から塗装するので、この線は消す必要ありません。
左右3箇所ずつビスを打ち込みます。インパクトでネジの頭を板に埋めておくと、ペンキでネジの頭が隠れて見栄えがよくなります。
椅子本体はこれで完成!DIYに慣れているなら、ここまで1時間もかからずに完成します。
次回は、エイジング加工をご紹介。チェアの塗装だけではなく、さまざまなアイテムに使えるテクニックなのでお楽しみに!
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Japan
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