暮らしを楽しみ、自然を楽しむ情報を発信するアウトドアwebマガジン『.HYAKKEI』と共に敢行するキャンプコンテンツ。その第2弾は栃木県那須郡にあるキャンプ場&コテージのサンタヒルズにて刊行。今回もDIYer(s)目線でお届けするアウトドアシーンで使えるDIY術をご紹介していきます。
前回のジャークチキンやワカモレ&ピクルスを紹介してくれたフードスタイリストの山崎由貴さんに再び提案していただきました。そこで登場するのが屋上庭園の記事でも紹介した白鶴の日本酒なんです。もちろんそのまま飲んでも美味しいんですが、ここでは少しのアレンジでレジャーシーンのお酒の楽しみ方を広げてくれる内容となっています。彼女が得意とする薬味使いは必見ですよ。それでは早速1つ目から。
PINEAPPLE & KIWI & LEMON × CARDAMON × SPARKLING SAKE
材料 (2人分)
パイナップル...4片(100~120g)
キウイ...1/2個
レモン汁...小2
カルダモン...2個〜お好みで
スパークリング日本酒 淡雪...400cc
作り方
STEP. 01
カルダモンは香りが出やすいように中の種も潰す。
STEP. 02
パイナップル、キウイは厚めにスライスする。
STEP. 03
グラスの中に下ごしらえをしたフルーツとカルダモンを入れて、フォークなどで粗く潰す。
STEP. 04
最後に淡雪を注ぎレモンを搾り、完成。
酸味でスッキリとした味わいのフルーツ、甘みのあるスパークリング清酒、お菓子の香りつけに使われるカルダモン。この3種類が交わって、ホワイトサングリアのような不思議な味が楽しめます。
CUMQUAT × BASIL × SAKE
材料 (2人分)
キンカン...7個
バジル..10枚
日本酒 白鶴純米大吟醸...400cc
作り方
STEP. 01
キンカンはへたを取り、皮の部分にいくつか切れ込みを入れる。その後、横半分にカット。
STEP. 02
カットしたキンカンを日本酒に漬け込み、置いておく。
STEP. 03
叩いて香りを出したバジルをグラスに入れ、漬けておいた日本酒を注ぎ完成。
まろやかな味と香りのするキンカン、胃腸の調子を整え食欲増進に役立つ香りが特徴のバジル。長時間漬けることで、味わいも深くなります。キャンプの際は早めに作っておいて、その晩に楽しむがオススメですよ。
STRAWBERRY × CLOVE × SAKE
材料 (2人分)
イチゴ...120g
クローブ...10個
日本酒 白鶴純米大吟醸...400cc
作り方
STEP. 01
材料を全て容器に入れ、2〜3時間置く。イチゴはへたを取っておいてください。
STEP. 02
最初に入れたイチゴの半量をグラスに入れ潰す。
STEP. 03
潰していないイチゴと置いておいた酒をグラスに注ぐ。
イチゴ特有の甘くフルーティーな香りとフレッシュで爽やかな酸味が魅力。さらには、甘く濃厚な香りとしびれるようなクローブのスパイス感が良いアクセントになります。
YUZU × GINGER × HOT SAKE
材料 (2人分)
ゆず...1/2個
生姜...1片(10g)
蜂蜜...小2〜
日本酒 白鶴純米大吟醸...400cc
作り方
STEP. 01
ゆずの皮はむき、中身を搾る。生姜はおろして搾る。
STEP. 02
酒を温める。その際に徳利を使い、香りが抜けないように注ぎ口はラップするのがオススメです。
STEP. 03
グラスにゆず果汁とおろした生姜、蜂蜜を入れて温めた日本酒を注ぎ混ぜる。
STEP. 04
最後にゆずの皮を浮かべて完成。
体の芯から温まる一杯。口当たりもまろやかなので、お酒が苦手な方でも飲みやすい仕上がりです。
アレンジとコツ
以上、4種類の日本酒アレンジはいかがでしたか?
アウトドアで挑戦するだけでなく、自宅で自分なりの味付けを探すのもありですね。また、漬けておく時間によってもそれぞれ味が変わってくるんです。一度飲んで終わりじゃない点が面白いですよね。作る際、どのフルーツも水でしっかりと洗った後に、水分はよく拭き取ってください。ここを怠ってしまうと腐りやすくなってしまうのでご注意を。
PROFILE
山崎由貴
フードスタイリスト/栄養士。大学卒業後、ロンドンへ留学しメディカルハーバリストとしての知識を学ぶ。帰国後、料理学校の講師を経て、雑誌やwebで料理やプロダクトのスタイリングや、レシピの提案を行う。
Instagram: https://www.instagram.com/yykkzzkk/
web: http://yuki-yamazaki.
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!