アウトドアブランド《Snow Peak(スノーピーク)》が主催したキャンプイベント『FIELD WORK』。その中で行われたワークショップの1つがオリジナルのレザーキーホルダー作り。
こちらは裁断から染色、縫製まですべてハンドメイドで作り上げているレザーブランド《BrownBrown(ブラウンブラウン)》のデザイナーである川村達郎氏と渡邊祐氏の二人が講師に。2012年のデビューから、アウトドアシーンで使えるウッドスタンドやオールレザーのオセロなど、一癖あるアイテムが徐々に人気を集めてきているんです。
そして今回のレザーキーホルダーも彼らのクリエイティブと同じく、焼印押しから手縫い、コバ磨きまでを自らの手で行う内容。また、500円玉を収納できる仕様になっているあたり、彼らならではのアイテムです。
ワークショップは、まずレザーパーツとロウ引き糸の色を選びからスタート。
パーツ6色、糸6色の中から選びます。
続いて今回のイベントのために作られた《Snow Peak》の焼印を押す工程へ。温度によって仕上がりが変わってくるので焦げ具合を確認しながら進めます。
押し付ける時間によって焦げ具合が変わります。
あとは丸カンを通して、縫い合わせる作業です。
ロウ引き糸の両端に針を装着。そして両側からクロスするように並縫いしていきます。
最後まで縫い終わったら、2穴ほど返し縫いしてロウ引き糸をカット。
ライターで炙り、ロウを溶かして固定させます。
縫いの工程が終わったらコバ磨き。一番お手軽な方法として、レザーの側面に綿棒で水をつけ、乾いた布で磨いていきます。この作業により、見た目の違いは一目瞭然。美しい仕上がりになります。
工程は一緒ながら、選ぶパーツや焼印の焦げ具合によって表情はさまざま。参加者の方々も1つ1つ丁寧に作業進めて、自分だけのキーホルダーを仕上げていました。
以上、《BrownBrown》が行ったレザーキーホルダーのワークショップ。レザーパーツを自分で成形するのはこれより一手間かかりますが、ご興味のある方は挑戦してはいかがでしょうか。また、このようなワークショップも定期的に開催しているそうなので、HPを覗いてみてください。
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BrownBrown
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