セメントでDIY！一輪挿し作りに挑戦！【niko and ... Lab vol.2】

スペシャルティーコーヒーやソフトクリーム、マフィンなどの軽食を取り扱う「niko and ... COFFEE」。日本全国8店舗を展開しています。

 

「niko and ... TOKYO」では3月5日まで、「花とヴィンテージ」と題した特集を実施中。店頭には色鮮やかな花々とヴィンテージ古着が並びます。

 

花も古着も世界に2つとない一点物。豊富に取り揃えられたアイテムの中から、お気に入りを見つけましょう。

 

今回で2回目を迎えた「niko and ... TOKYO」とのDIY連載。ショップディスプレイのほとんどをスタッフのDIYで行う同店舗が、DIYで作るデザイン性のあるインテリアを提案。ハイセンスな内装を生み出す同ショップと作り上げるDIYプロダクトには、モダンな雰囲気が漂います。2作目となる今回は、寒かった冬も終わりが近づき春目前！ということで、セメントを使った一輪挿しを制作。シンプルで無機質なセメントの表情と、生命力あふれる生花とのアンバランスさが魅力的です。また、意外と簡単に作れてしまうのも嬉しいポイント。花々が芽吹く季節には玄関やデスクの上などに、一輪挿しで彩りを添えてみてはいかがでしょうか？

 

今回、DIYしてくれたのはniko and ... TOKYOの販売スタッフである岡田さん（左）と、niko and ...のプレスを務める重留さん（右）の2名。どちらもファッションや家具には抜群のセンスがあるもののDIYは初挑戦とのこと。それでも簡単におしゃれなプロダクトが作れてしまうのがセメントDIYのいいところですね。

 

道具と材料

右上から時計回りに

■セメント用バケツ

■速乾セメント

■試験管

■セメントを流し込む型

■シャベル

■計量カップ

■マスキングテープ

■ラップ　※写真にはありませんが使用します。

 

作り方

STEP.01　試験管にラップを巻く

セメント試験管をそのままセメントに設置してもいいのですが、固まった際に試験管が外れなくなってしまう可能性があります。そのためラップを巻くことで、セメントから取り外せるようにします。これにより水替えや試験管のお手入れがやりやすくなります。

ラップを巻き上げた試験管がこちら。セメントから抜いた後の穴を綺麗に見せるために、極力ぴっちりとラップを巻きましょう。

 

STEP.02　セメントを流す型と試験管の組み合わせを決めます

セメントDIYなんだから早くセメントを作りたい！という焦る気持ちがあっても、焦ってはいけません。セメントを作る前に流し込む型と試験管の組み合わせを決めましょう。というのも、セメントは水と混ぜ始めた時から固まり始めるからです。型にどれくらいセメントを流し込むのか、試験管の太さは型に対してどれくらいなのか、見栄えに関わる重要なポイントなので、じっくり考えましょう。

見た目を左右する工程だけに、2人も真剣な表情に。“あーでもない、こーでもない”と、意見を交わします。ちなみに使用している型は「niko and ... COFFEE」で使用しているコーヒーカップを使用しています。

 

STEP.03　セメントを水で溶く

諸々の下準備が終えたら、ここでようやくプロダクトの出来を左右する素材を作ります。セメントに水を混ぜて作っていくのですが、ここで水が多すぎると固まるのに時間がかかったり、固まり具合が悪く割れてしまったり。商品ごとに適量が異なるので、パッケージの説明書きに従ってください。また、かき混ぜる際は力が必要になるため、シャベルなど強度のあるものがおすすめです。

セメント作業する際はビニール袋などで手を保護しましょう。セメントがアルカリ性のため、素手だと皮膚が荒れてしまいます。

 

計量カップで水を入れていきます。使用するセメントによって水の量が異なるので、しっかりと確認しましょう。一度に全部入れるのではなく、少しずつ、かき混ぜながら入れていきましょう。

DIY初挑戦の2人ですが、着々と作業を進めていきます。デニムを合わせたDIYスタイルも参考にしたいですね。

 

セメントと水がバランスよくバッチリ混ざり合いました。

 

STEP.04　セメントを型に流し込みます

いよいよセメントDIYの醍醐味である、型への流し込みを行います！まずはスプーンを使って丁寧に流し込みます。デスクにはしっかりとマスカーと呼ばれるテープ付きのビニールフィルムを貼っているため、こぼしても大丈夫。ご自宅でやられる際もしっかりとビニールなどで作業場を保護してくださいね。

セメントを扱う際は、改めてビニール手袋を。

 

試験管を差して体積が増す分を考慮して、狙いのサイズよりもやや少なめにセメントを流し込みました。このあと、試験管をセメントへ差していきます。今回はしっかりと混ざったため、試験管はずれませんが、セメントがゆるくズレてしまう場合はマスキングテープを使って試験管を固定しましょう。

マスキングテープを使って、試験管をカップに固定します。

 

型に流し込んだセメントがこちら。セメントのパッケージには固まるまで60分と書いてありますが、念のため80分ほど乾燥に時間をかけました。型の大きさもそれぞれで、流し込んだセメントの量もバラバラ。どういった仕上がりになるか楽しみです。

 

STEP.05　固まったセメントを型から外します

80分ほど乾燥させたセメントを型から取り外します。カッターで切れ目を入れてから、丁寧に剥がしていきます。試験管も少しずつずらすことで、セメントから外れます。

型から外すと、ツルツルとしたセメントが現れます。イメージよりも綺麗な表面だったからか、2人からは「オオ！」と感嘆の声が。

 

いきなり力を入れて外そうとすると、試験管とセメントが割れてしまうため、ゆっくり外します。

 

すべて型から外した様子がこちら。大きく欠けたり、割れることもありませんでした。最初のセメント作りがしっかりとできたからですね。

 

STEP.06　セメントに塗装を行います

そのまま無塗装でもセメントのクールな表情が素敵ですが、一部の一輪挿しに塗装を施すことに。とはいえ、過剰なデコレーションはせず、直線的な塗装を行うことでシンプルな見た目に程よいアクセントを加えることに。使用するのはCOLORWORKSの水性塗料。ニオイが少ないため、室内での使用でも問題ありません。ペイントし終えたら、こちらも60分ほど乾燥させます。

マスキングテープを貼ることで、塗装しない部分を作り出して、綺麗なペイントを行います。

 

もちろんフリーハンドでペイントしたってOK。だって、DIYですから。

 

完成したセメントの一輪挿しがこちら

ペイント後、乾燥させた一輪挿しの様子がこちらです。セメント部分にペイントをバイカラー仕様にすることで、程よいデザイン性を持たせました。ボリュームのあるセメントと華奢な試験管のバランス感もポイントです。

 

実際に花を挿してみた様子がこちら。有機的な花と無機質なセメントの美しいコントラストが特徴的な仕上がりです。生花でもドライフラワーでもフィットするので、インテリアのテイストを選ばす取り入れられるのが嬉しいところ。また、ユニセックスな雰囲気でもあるため、性別を問わずお花と一緒にプレゼントするのもおすすめです。世界に2つと同じ表情がない花々とDIYしたオンリーワンの一輪挿しで、春という限られた季節を楽しんでください。

ドライフラワーのブーケ¥800+TAX（※3月5日までの期間限定販売）＜niko and ...＞

 

ドライフラワーのブーケ¥1,100+TAX（※3月5日までの期間限定販売）、ソファの上のクッション各¥1,300+TAX＜ともにniko and ...＞

 

SHOP INFORMATION

niko and ... TOKYO

住所：東京都渋谷区神宮前6-12-20

営業時間：11:00〜22:00

電話：03-5778-3304

ブランド公式通販サイト：http://www.dot-st.com/nikoand/

niko and ... TOKYO 公式HP：http://www.tokyo.nikoand.jp/

Facebook：https://www.facebook.com/nikoandtokyo/

Instagram：https://www.instagram.com/nikoandtokyo/

 

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