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“住む”を見つめ直す/クリエイティブリペア Vol.2 –椅子をリペア!【前編】–

古家具をクリエイティブにリペアする職人である荒井健二さん。好評を博したVol.1に続く今回は、リペアの実践編!クラシックな事務用の椅子がみるみるモダンなデザインへ生まれ変わります!

Photography_SHINSAKU KATO Text_MITSUHARU YAMAMURA

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自分で家具をリペアしたい!

けれど、あたりきたりじゃグッとこない。せっかくならば、元通りに「修復する」ってだけではなく、自分の手ワザと感性をめいっぱい使って、世界でたったひとつのものを「作り上げ」たい。そんな“クリエイティブなリペア”を提唱する家具職人、荒井健次さんといっしょに学ぶ、リペア実践編。まずは初心者でも比較的手を出しやすい、張り替えの方法を伝授します。

今回、サンプルとして使うのは、こちら。ニッポンが誇る老舗家具メーカー「天童木工」の事務用椅子。スクエアなフォルムはシンプルで、レトロなかわいさもあるけれど、張られた黒いビニールレザーが、いかにも生真面目な印象。

▲後ろから見るとプライウッドの木目が見えて、レトロな雰囲気も。

この椅子の最大の特徴とも言えるのが、座面と背もたれが一体型で、すべてを張り地で覆っていること。こういった椅子は生地を変えるだけで、ガラっと印象が変わるんです!

 

ってことで、まずは解体から。この椅子は接着面にビニールコードが埋め込まれパイピングがなされていたため、マイナスドライバーを使ってテコの原理で持ち上げ、手で引っ張って外します。どうしてコードが出ているのかって?それは後ほど。

 

さらに溝の部分にカッターを押し込むようにし、スライドさせて張り地を切っていきます。「ほんとは留められた針を抜くのですが、切ってしまっても、仕上がりに大きな支障はありません。かんたん裏技です!」ただ、できるだけ生地が残らないように、きれいにまっすぐ切るのがコツ。

 

左が身ぐるみ剥がされて(?)ヌードになった状態の座面。これはウレタンもきれいで、比較的状態がよいけれど、中にはもっとヘタれたり、変色したり、ボロボロになっているものもあるとか。そんな時はもちろん、さらにふわふわ感、むちむち感を出したい時にも、緩衝材を補充します。

 

一般的に椅子のクッションは、現在すでに張られているウレタン、もしくはもっと硬くしたい時はチップウレタンを使いますが、今回荒井さんが選んだのは、わた。曰く、「わたはウレタンを保護しつつも、ふんわりとした風合いが出るので、ひと味違う座り心地なんです」とニヤリ。いずれもホームセンターなどで購入可。ただ、古くなったぬいぐるみやふとんなどの中わたをバラして再利用するというのも、ひとつのアイデア。

 

これでひとまず椅子の解体は完了! 次はクリエイティブリペアで重要な張り地作りを紹介します!

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