好きに仕切って暮らしやすく。リビングと寝室を区切るパーテーションDIY
28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。1軒目2軒目に続いて、築30年の中古マンション(3軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。
2023.01.06
セーチのリノベ記録 3軒目
via diy-magazine.jp
こんにちは。祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。
3年前から空室になっている築30年中古マンション。
リノベーションの見積もりを業者に出したところ、採算が合わないと放置されていました。
そのままにしておくのは勿体無いので、僕や家族が使えるようにセルフリノベーションしていきます。
今回はリビングキッチンと寝室を区切る壁を作り、壁と天井にパテを塗る作業です。
3年前から空室になっている築30年中古マンション。
リノベーションの見積もりを業者に出したところ、採算が合わないと放置されていました。
そのままにしておくのは勿体無いので、僕や家族が使えるようにセルフリノベーションしていきます。
今回はリビングキッチンと寝室を区切る壁を作り、壁と天井にパテを塗る作業です。
前回の記事はこちら
石膏ボード壁にパテを使って平に整える
via diy-magazine.jp
壁紙を貼る時、隙間や凹凸があると空気が入ってしまい綺麗に貼れないので、壁と天井にパテを塗って真っ平にしていきます。
完成されたパテだと全然たりないので、「吉野石膏」粉末タイプ仕上げ用パテを使います。※ホームセンターで購入できる粉末タイプであれば何でも良いと思います。
完成されたパテだと全然たりないので、「吉野石膏」粉末タイプ仕上げ用パテを使います。※ホームセンターで購入できる粉末タイプであれば何でも良いと思います。
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粉末パテの真ん中を窪ませて土手を作り、水を少量入れながら粉と混ぜ固めていきます。(水はパテ1㎏に対して500mlです)
初めの方は粉が水を弾いてしまうので、少しずつ水を入れて押しつぶしながら浸透させます。
ある程度ダマになってきたら、水を入れる量を増やして滑らかになるまで調整。
(バケツなどで混ぜると早くできます)
初めの方は粉が水を弾いてしまうので、少しずつ水を入れて押しつぶしながら浸透させます。
ある程度ダマになってきたら、水を入れる量を増やして滑らかになるまで調整。
(バケツなどで混ぜると早くできます)
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コテ受けに使う分を乗せたら、壁の隙間を埋めていきます。
石膏ボードのつなぎ目は斜めに面取りして、パテが入りやすいようにしています。
この隙間にパテを詰め込んで均すと、段差が無くなって平になるという感じです。
石膏ボードのつなぎ目は斜めに面取りして、パテが入りやすいようにしています。
この隙間にパテを詰め込んで均すと、段差が無くなって平になるという感じです。
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なるべく段差がないように下地を作りますが、どうしても微妙に段差ができてしまうので、パテで均すことで壁紙を貼った時にわからなくします。
部屋の半分ほど塗り終わった所で3㎏のパテを使いきったので追加で3㎏購入。
ビスを穴もパテを塗って処理しておきます。
部屋の半分ほど塗り終わった所で3㎏のパテを使いきったので追加で3㎏購入。
ビスを穴もパテを塗って処理しておきます。
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ビスが少しでも飛び出ていると、パテが乗らず壁紙を貼った時にボコっとなってしまうので、ビス頭が出ないよう打ち直します。(石膏ボードを張っている時は打ち込んだつもりでも、パテの時にもう少し打ち込んだ方がいいかなと気づく箇所があります)
キッチン側の天井も処理が終わったらパテ処理は終わりです。
キッチン側の天井も処理が終わったらパテ処理は終わりです。
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本来は「下塗り用パテ、中塗りパテ、仕上げ用パテ」と3段階、もしくは「下塗り用、仕上げ用パテ」の2段階で処理するのですが、以前やってみた経験から仕上げ用パテ1回でもいけるのではないかと思い試してみました。
下塗り用と仕上げ用では、パテの粒子が違うのでどうかなと思ってましたが、乾燥した状態をみてみると、つなぎ目が少し痩せていてもう一回塗らないといけないかもしれません・・・。
(この後もう一度塗り直しました。少なくとも下塗り、仕上げの2階はパテ処理した方が良いです。)
下塗り用と仕上げ用では、パテの粒子が違うのでどうかなと思ってましたが、乾燥した状態をみてみると、つなぎ目が少し痩せていてもう一回塗らないといけないかもしれません・・・。
(この後もう一度塗り直しました。少なくとも下塗り、仕上げの2階はパテ処理した方が良いです。)
壁を作って寝室とリビングを仕切る
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広い1Rも良いですが、寝室は区切っておきたいので間仕切り壁を作ります。
元々ここに壁を作る予定だったので、天井に間柱を入れれるようにしています。
床側は根太をクロスするようにコンクリートに固定しているので、上から打ち込みます。
元々ここに壁を作る予定だったので、天井に間柱を入れれるようにしています。
床側は根太をクロスするようにコンクリートに固定しているので、上から打ち込みます。
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レーザー墨出し器を使って真っ直ぐなっているか確認した所、木材がたわんでいて、置いた状態だと弧を描くようになります。(木の端がレーザー上に来てほしいのですが微妙にズレている)
両端を固定してから真ん中のたわみを手で押して真っ直ぐにし、レーザー上に合わせビスで固定しました。
両端を固定してから真ん中のたわみを手で押して真っ直ぐにし、レーザー上に合わせビスで固定しました。
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石膏ボードの横幅が910mmなので303mmごとに間柱を取り付けます。
下は先ほど固定した土台に乗せ、天井側は差し込むように固定します。
カナヅチで横の位置を微調整しながらレーザーの線に合わせて真っ直ぐにします。
※この時、木材が長すぎる状態で無理矢理固定するとしなってしまうので注意です。
下は先ほど固定した土台に乗せ、天井側は差し込むように固定します。
カナヅチで横の位置を微調整しながらレーザーの線に合わせて真っ直ぐにします。
※この時、木材が長すぎる状態で無理矢理固定するとしなってしまうので注意です。
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位置が決まったら、天井と床部分をビスで固定。
床側は深さがあるので65mmのビスを使って斜めに固定しました。
天井側はそこまで深さがないので、51mmのビスを使って固定します。(天井に差し込んでいるのでかなり頑丈です)
床側は深さがあるので65mmのビスを使って斜めに固定しました。
天井側はそこまで深さがないので、51mmのビスを使って固定します。(天井に差し込んでいるのでかなり頑丈です)
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本来間柱は900mm幅を使いますが、元々取り付けられていたサイズに近い「45mm × 30mm」の木材を使いした。石膏ボードを固定する幅が30mmだと、つなぎ目部分がビス止めできないので2本重ねて取り付けています。
このタイミングで照明スイッチの位置を決めないといけません。
入り口の右手、梁の下あたりに取り付ける予定です。
このタイミングで照明スイッチの位置を決めないといけません。
入り口の右手、梁の下あたりに取り付ける予定です。
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壁の土台が完成したら、面取りした石膏ボードを32mmの石膏ボードビスを使って張ります。
このタイミングで、木材の間に防音材や遮音材、断熱材などを入れる方は入れてください。
※今回室内壁には入れませんでした。
このタイミングで、木材の間に防音材や遮音材、断熱材などを入れる方は入れてください。
※今回室内壁には入れませんでした。
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スイッチやコンセントを取り付ける場合は、石膏ボードを張る前に処理してください。
寝室スイッチとリビングにコンセントの付ける位置に受けを固定します。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
寝室スイッチとリビングにコンセントの付ける位置に受けを固定します。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
元々30畳だった1部屋を24畳のリビングキッチンと6畳の寝室に区切りました。
サンワカンパニーのガラスタイプのスライドドアを取り付けたかったのですが、費用が20万円と高額で予算オーバーしてしまうので断念。壁であれば費用を1万円に抑えられますし、家具も配置しやすいということで壁を作りました。
※浮いた費用は家具や他の部材にまわしたいと思います。
次回はキッチンまわりの作業に移ります。
元々付いていたキッチンより大きいサイズを取り付けるのでサイズ感の違いなど参考になるようまとめたいと思います。
これからマンション購入を検討されている方、中古住宅のリノベーションを検討している方、タグに「セーチのリノベ記録 3軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
サンワカンパニーのガラスタイプのスライドドアを取り付けたかったのですが、費用が20万円と高額で予算オーバーしてしまうので断念。壁であれば費用を1万円に抑えられますし、家具も配置しやすいということで壁を作りました。
※浮いた費用は家具や他の部材にまわしたいと思います。
次回はキッチンまわりの作業に移ります。
元々付いていたキッチンより大きいサイズを取り付けるのでサイズ感の違いなど参考になるようまとめたいと思います。
これからマンション購入を検討されている方、中古住宅のリノベーションを検討している方、タグに「セーチのリノベ記録 3軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
WRITTEN BY
Japan
DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。
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