レジャーや防災に!ねじ釘不要、簡単「火おこし器」の作り方

レジャーや防災に!ねじ釘不要、簡単「火おこし器」の作り方

非常時やBBQ、登山などのアウトドアで、火を簡単につけられる道具があると便利ですよね。実は、煙突と同じ仕組みの着火器具が、DIYで作れちゃうんです。アルミ板をカットしたり、ねじで留めたりや釘を打つような面倒な作業は一切必要なし。2種類の板を折って針金で留めるだけなので、女性やお子さんでも簡単です。ぜひお試しあれ!

 

材料と道具

■薄いアルミ板…硬すぎず、少しペラペラ感のあるもの

■メッシュ状のアルミ板…アルミ板より少し長さがあるものがおすすめ

■針金…あまり硬くないもの

■ペンチ

■端材…3枚くらいあると便利です

■ものさし

■ペン

 

作り方

STEP.01 アルミ板2種類を採寸してペンで目印をつける

アルミ板を三角柱状に折るための目印をつけていきます。こちらの筒は空気を逃がさないためになるべく隙間がないようぴったり折る必要があるので、きちんと定規で測りましょう。線を引かなくても、ボールペンでちょこっと印をつければ充分です。

 

1)まず端から1cm程度のところに印をつけます。紙工作でいう“のりしろ”の部分です。ネジやクギで留めないかわりに、この余白部分を蓋のようにして筒をぴったりさせるので、忘れないようにしてください。

 

2)残りの部分を3等分に計算し、2カ所に印をつけます。

 

3)メッシュ板にも同じように印をつけますが、組み立て時にアルミ板より外側に来るので、1~2㎜ほど余裕を持たせておくのがポイント。また、メッシュ板には1cmの余白部分をとる必要はありません。さらに余りがあってもカットせず、そのまま遊ばせておいて問題なし。

 

STEP.02 端材を使ってアルミ板を折る

STEP.01でつけた目印と板の端を合わせて、アルミ板を2枚の板で挟み、3枚目の板をぴったり合わせてから、ぐっと押して折り目をつけていきます。なお、折るときは机やテーブルの端だと作業しやすいです。アルミ板が挟んだ板の間で動いてしまうようなら、テープなどで仮留めして固定しましょう。板を使うことで、力が均等に行き渡るので、押さえるのも折るのもやりやすくなります。1cmの余白部分が一番折りにくいので、最初に折ってしまうのがオススメ。折り目はいずれもしっかり山をつけましょう。

1cmの部分からアルミ板に折り目をつけます。

 

 

STEP.03 メッシュ板を折る

STEP.02と同じ要領でメッシュ板を折っていきます。こちらはアルミ板より柔らかいので、板は無理に使わなくてもOKです。

 

この作業が終わると次のような、3角形の筒が2つ出来上がります。

アルミ板は“のりしろ”部分を合わせ目にしてぴっちり閉じて、隙間をできるだけなくします。メッシュ板は開きっぱなしでもOKです。

 

STEP.04 メッシュ板に“棚板”を取り付ける

メッシュ板の筒の下から5㎝ほどの高さの角に、3カ所とも針金を通し、内部を通して外側に引き出し、端と端をペンチでねじって繋いで、小さな輪っかを作ります。後ほどの組み立でこの輪っかが棚板の役割になります。穴の並びを利用して、3つの輪っかとも同じ高さになるようにしてください。

上から見るとこんな感じ。

 

STEP.05 メッシュの筒の底に網棚を取り付ける

針金を少し長めにとって、メッシュの穴を使って高さを揃えながら、網になるようにジグザグに通していきます。針金が硬くて手で向きを変えるのが難しければ、ペンチを使いますが、折ってしまわないように注意が必要です。針金は2方向から通し、網棚状にします。ここには炭を置く場所なので、そこまで細かい網状でなくてOKです。針金の端はけがをしないように、外に飛び出た部分をペンチで板に這わせておきましょう。

 

STEP.06 2つの筒を組み合わせる

アルミ板の筒をメッシュ板の筒の中に入れこんでいきます。STEP.04でとりつけた3ヶ所の“棚板”まで下ろしてセット完了。下5㎝はメッシュ板のみで、空気が通る状態です。アルミ板とメッシュ板は、なるべく隙間がないようにつくれると理想的です。

底の部分がSTEP.05で作った網棚で、その上にSTEP.04で取り付けた棚板。そこにアルミ板の筒が乗っかっています。

 

たったこれだけ。折って留めて、火おこし器の完成です!

 

STEP.07 炭とダンボールを使って火を起こす(必ず屋外で行いましょう)

安定した場所に置いて、筒の中にちぎった新聞紙かダンボールを敷くように入れます。その上に炭を置き、火をつけたダンボールを投入します。これはたき火をするときに細かい木の枝から火をつけていくのと同じ理屈で、炭だけでなく紙類など燃えやすいものを入れるのが早く着火させるコツです。

 

煙突のように、下部のメッシュ部分から空気が入ってくることで炭に火がつきます。まんべんなく炭に火が行き渡り、しばらく待って煙がのぼってくれば“熾火”の状態となって火起こし成功です!

 

【注意事項】

・火をつけたあとは筒全体がとても熱くなるので、触ったり持ち上げたりするときは必ずグローブなどをしてください。また使用の際は、火の始末はもちろん、公園や広場で利用する場合はルールを守るようにしましょう。

・火を消すときは、少しずつ水をかけて鎮火してください。使った炭は、責任を持って始末することも忘れずに。炭さえあれば、繰り返し何度でも使えます!

 

誰でも簡単着火!非常時にも役立ちます

この火おこし器の魅力は、単純な構造ながら仕組みは煙突と同様効率的であること。下のメッシュ部分から空気が入って火がつき、上から煙が出ていくという流れができるように作られているので、この器具があればだれでもほぼ確実に火を起こせます。火をつけようとカチカチ何度もライターやチャッカマンをいじる必要もありません。熾火状態になれば、アウトドアの場合、グリル機器に炭火を移して調理をすることも可能です。

 

自然災害が頻繁に起きている今、1つあるといざというときに心強い味方になる火おこし器。作り方はとても簡単なので、サイズを用途に合わせてカスタムしてみませんか? 2種類のアルミ板の大きさをある程度揃えれば、どんなサイズでも作れますよ!

 

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