名作スツールを自分色にカスタマイズ!!

20世紀を代表するフィンランドのデザイナー、アルヴァアアルトがデザインした不朽の名作「スツール60」をカスタマイズするワークショップを開催致します!

2022.01.07

名作椅子を大胆にもカスタマイズしちゃうワークショップ!!?

フィンランドを代表する建築家でありデザイナー、アルヴァアアルト。
彼はフィンランドではモダニズムの父と呼ばれ、彼がデザインした家具は今も尚、世界中で愛され続けています。
モダニズムとは20世紀初頭に起こった運動で、建築やインテリアでは、機能主義と呼ばれる無駄な装飾を排除し、機能に重点を置くことを大事にする考え方です。
現在ではたくさんの物がそのモダニズムの影響が見られ、一般に浸透したといえるとおもいます。
そんなモダニズムの源流アルヴァアアルトがデザインした当時の家具は、ビンテージ業界でも歴史の系譜をたどると行き着くトップピースとして高値で取引されています。
その中でもさらに名作と言われるスツールがあります。
スツール60と呼ばれる3本脚のスツール。普通のスツール。。。
ただっ私たちが今普通と感じるのはモダニズムの考えが浸透し様々なこれに似たスツールが日常にありふれているからです!そうなんです!!
そんなスツール60は当時フィンランドでもたくさんの方に愛され、使用者が色を塗ったり、布をはったり自分色にDIYでカスタマイズする文化があったようで、ビンテージとしてたまに出て来るそれってめちゃくちゃかっこいいんです。
そんなスツールの歴史を頭の片隅置いて頂き、スツールを自分好みにカスタマイズしてしまおうという試み。もっと熱く言えば、、、インターネットやSNSなどの普及で機能主義の行く末が生んだ歪みを、機能主義の源流を元に、自分たちで考え、動き、アートピースに昇華させるというなんとも革命的なワークショップなのです!!
こちらは私がビンテージのスツールをカスタマイズした物です。
座面は私が主催するアップサイクルプロジェクト「oops」のファブリックを張り、ドムスチェアという椅子の背中部分を大胆にスツールにくっつけてしまいました!!背中を支えるのは銅線。緊張感ある座り心地はなんともコンテンポラリー。
どんな事がその他出来るかと言いますと、ビンテージパーツを付け足したり、座面にミナペルホネンのインテリアファブリック「dop」の端切れをパッチワークした物を張ったり、脚を好きな色にペイントしたり、1930年代の座面形状「サンドイッチ構造」を再現したり、鋲張りにしたり、脚に革を巻いたり、籐を巻いたり、絵を描いたり、いろーんな事を相談しながら理想の一脚をみんなと作ろうと思います。当日は全て材料をお持ち致しますが、もちろん何かイメージが既にあるという方はお持ち込みいただいても構いません!
場所はお仕事を一緒にやらせて頂いております、長野県の南部で活躍するFILEDWORKさんのウェアハウス。同日は1周年記念として楽しいコンテンツが目白押しです!
さーみなさんもアーティストとして一緒にカスタマイズしましょう!

○ 日程 : 4月30日(月) 振替休日
○ 場所 : 長野県 駒ヶ根市東町13-6
○ 時間 : 基本的に開催時間内
○ 参加費 : アルテックスツール60の代金込みで30,000円(道具台、材料代込みです。身一つ、動きやすい格好でお越し下さい)
○ 定員 : 5組 先着順とさせて頂きます
○ 申込 : FIELD WORKスタッフ近藤さんまでご連絡下さい。
TEL - 08012044441
※当日まで申込を受付させて頂きます 宜しくお願いします。

WRITTEN BY

chanarai

Japan

長野県東御市を拠点にヴィンテージ家具の販売、修理、張替えを行う「Ph.D.」の代表です。
端切れなどを使用し独自の手法を用いて修復した家具を作品として発表するとともに、製品の製造過程で発生する副産物(ゴミ)を原料に物作りをするアップサイクルプロジェクト「oops」を主催しています。
様々なクリエイター達とともに今の時代に適したコミュニティを形成したいと考えています。