外壁塗装で外観を格上げ!ツートンカラーのオシャレな施工例&色選びのコツ
外壁塗装で住宅をツートンカラーにするコツを紹介します。色選びのポイント、失敗しない塗り分け方などに触れながら、オシャレな施工例も紹介します。これから外壁メンテナンスを行う人や、外観デザインを一新したい人はぜひ参考にしてください。
2024.02.07
INDEX目次
多くの住宅は、一定の期間ごとに塗料の塗り替えが必要です。外壁塗装は、住宅の寿命を伸ばせるだけでなく、カラーやデザインを変更することで外観を一新できるメリットもあります。
この記事では、人気のツートンカラーにスポットを当て、相性のよい配色や塗り分けのポイント、デザインの事例などを紹介します。外壁塗装でワンランク上のオシャレな住宅を目指したい人は、ぜひ読んでみてください。
この記事では、人気のツートンカラーにスポットを当て、相性のよい配色や塗り分けのポイント、デザインの事例などを紹介します。外壁塗装でワンランク上のオシャレな住宅を目指したい人は、ぜひ読んでみてください。
ツートンカラーでオシャレ度アップ!外壁メンテナンスは外観の格上げチャンス
使用している外壁材や塗料の種類にもよりますが、多くの住宅はおよそ10年を目安にメンテナンスが必要です。長期間放置すると、住宅の美観をそこなうだけでなく、ひび割れや破損、コーキングの劣化、塗装の剥がれなども発生し、機能性低下を招くことへつながります。
雨水の侵入によって家の骨組みまで劣化してしまった場合は、修復に多くの費用がかかります。こうした事態を避けるためにも、適切なタイミングで外壁メンテナンスを行うことが大切です。
雨水の侵入によって家の骨組みまで劣化してしまった場合は、修復に多くの費用がかかります。こうした事態を避けるためにも、適切なタイミングで外壁メンテナンスを行うことが大切です。
メンテナンス時には、もちろんこれまでと同じカラーで塗装することも可能です。しかし「外観の雰囲気を変えたい」「オシャレな住宅にグレードアップしたい」という人には、この機会に外壁デザインを変更してしまうことをオススメします。特に、ツートンカラーを採用すると、魅力的な外壁を比較的簡単に実現できるでしょう。
近年、「玄関まわりにアクセントカラーを取り入れる」「ベランダ部分を反対色にする」など、ツートンカラーの外壁が人気を集めています。既存住宅のメンテナンス時にも、業者へ気軽に依頼できる点もメリットです。では、実際にツートンカラーで外壁を施工してもらう際、どんな点に注意したらよいのでしょうか。
近年、「玄関まわりにアクセントカラーを取り入れる」「ベランダ部分を反対色にする」など、ツートンカラーの外壁が人気を集めています。既存住宅のメンテナンス時にも、業者へ気軽に依頼できる点もメリットです。では、実際にツートンカラーで外壁を施工してもらう際、どんな点に注意したらよいのでしょうか。
センスが光る組み合わせは?相性のいい色の選び方と、失敗を防ぐ注意点
いざツートンカラーにしようと決めたものの、塗装できるカラーは豊富にあり、どの色を組み合わせればよいか迷ってしまうこともあるでしょう。ここでは、相性のよい色や配色で失敗しないコツなどをまとめました。
屋根も含めて、外観の色は「3色まで」が合言葉
配色を決める時は、まずはメインとなるベースカラーを決め、その印象に応じて、ほかの色を決定します。
注意すべきポイントは、屋根も含めて使うカラーは3色以内に収めることです。色を使い過ぎると全体が散らかった印象になり、雰囲気よくまとめるのが難しくなります。サッシや雨どい、軒天など細かい部分の配色にも気を配り、色の数を使いすぎないように気をつけましょう。
注意すべきポイントは、屋根も含めて使うカラーは3色以内に収めることです。色を使い過ぎると全体が散らかった印象になり、雰囲気よくまとめるのが難しくなります。サッシや雨どい、軒天など細かい部分の配色にも気を配り、色の数を使いすぎないように気をつけましょう。
「同系色」や「モノクロ」は失敗なしの組み合わせ
ツートンカラーで人気の配色は、同系色の組み合わせです。初心者でも失敗が少なく、統一感のあるデザインにまとまりやすいからです。
ブラウンとベージュ、グレーとホワイト、ネイビーとライトブルー、カーキとグリーンなど、同系色かつ彩度の異なる色を組み合わせると、バランスが取りやすいでしょう。
ナチュラルで優しい雰囲気にしたい人は暖色を、クールで爽やかな印象にしたい人は寒色を選ぶのがオススメです。
白と黒をベースにしたモノトーンの配色も、世代や性別を問わずさまざまな人に親しまれており、シックで高級感のある住宅にしたい人や、都会的な洗練されたデザインが好みの人にはぴったりです。
「白は汚れが目立ちやすいのでは」と心配な方は、ベージュやグレーなどが混ざった、くすみカラーを選んでみてください。
ブラウンとベージュ、グレーとホワイト、ネイビーとライトブルー、カーキとグリーンなど、同系色かつ彩度の異なる色を組み合わせると、バランスが取りやすいでしょう。
ナチュラルで優しい雰囲気にしたい人は暖色を、クールで爽やかな印象にしたい人は寒色を選ぶのがオススメです。
白と黒をベースにしたモノトーンの配色も、世代や性別を問わずさまざまな人に親しまれており、シックで高級感のある住宅にしたい人や、都会的な洗練されたデザインが好みの人にはぴったりです。
「白は汚れが目立ちやすいのでは」と心配な方は、ベージュやグレーなどが混ざった、くすみカラーを選んでみてください。
「白や淡い色」×「柄やビビッドカラー」の配色は個性が出てオシャレ
ビビットカラーや個性的な柄などはほかの色との組み合わせが難しく、「思ったよりも派手な外観になってしまった」という失敗も多く見られます。これらの色は、淡い色や白などと組み合わせると、個性的でオシャレに仕上がります。白とレッド、白とイエローなど、鮮やかな色や柄を使いたい人は白とのツートンカラーを試してみてください。
「濃い色×濃い色」にならないよう注意!
オレンジと赤、ブルーとイエローなど、濃い色どうしを組み合わせると、個性的になり過ぎてしまったり、周囲と馴染みづらい住宅になったりしてしまうこともあります。どちらか片方は落ち着いた色や淡い色などに変更すると、調和の取れたデザインになります。
特に3色以上のカラーを使用する場合は、どれか1色はオフホワイト、ベージュ、クリーム色など薄い色があるとよいでしょう。
どうしても色を変えたくない時は、どちらかの色の彩度を落としたり、少し落ち着いたトーンのものにしたりするだけで、住宅の印象は大きく変わります。濃いイエローをクリーム色に、ブルーをグレーにするなど、組み合わせを変えてみるとよいでしょう。
特に3色以上のカラーを使用する場合は、どれか1色はオフホワイト、ベージュ、クリーム色など薄い色があるとよいでしょう。
どうしても色を変えたくない時は、どちらかの色の彩度を落としたり、少し落ち着いたトーンのものにしたりするだけで、住宅の印象は大きく変わります。濃いイエローをクリーム色に、ブルーをグレーにするなど、組み合わせを変えてみるとよいでしょう。
雨どいや軒天など、付帯部の色も考慮に入れよう
見落としがちなのが、雨どいや軒天などの付帯部です。せっかく調和の取れた配色を考えても、「付帯部の塗り替えを行わなかったためイメージ通りの外観にならなかった」という失敗も多いようです。
より統一感のある住宅にするには、外壁に合わせてこれらも一緒に塗り替えるか、もしくは付帯部の色を活かして外観の色使いを決める必要があります。
より統一感のある住宅にするには、外壁に合わせてこれらも一緒に塗り替えるか、もしくは付帯部の色を活かして外観の色使いを決める必要があります。
塗り分け方もポイントに!ツートンカラーの配色バランスはどうする?
使用する色を決定したら、次はどのように色を塗り分けるか、配色のバランスを決めていきます。ここでは、失敗しない配色の比率や色を塗り分けるオススメの場所などを紹介します。
色の比率は「6:4~7:3」程度が良バランス
住宅を2色で塗り分ける時、色のバランスは6:4または7:3程度を基準にすると調和の取れた見た目に仕上がります。2つの色を同じくらいずつ使用するのではなく、ベースカラーを広めに塗装し、アクセントとしてもう片方の色を使うイメージです。
ベースカラーは、彩度の低い色や落ち着いたカラーを選ぶと親しみやすい住宅になります。また、濃い色や柄などを選ぶと、個性を活かした住宅になるでしょう。
ベースカラーは、彩度の低い色や落ち着いたカラーを選ぶと親しみやすい住宅になります。また、濃い色や柄などを選ぶと、個性を活かした住宅になるでしょう。
階層やベランダの凹凸など、外観の形を利用して色を区切ると成功しやすい
住宅の階層ごとに色を分ける、ベランダの色を変える、玄関まわりを塗り分けるなど、住宅の凹凸を利用して配色を決める方法もあります。
1階と2階で色分けしているツートンカラーの住宅を見たことがある人も多いでしょう。階層で色分けする方法は、ツートン外壁の中では最もポピュラーなデザインです。濃い色を1階部分にすると存在感のある住宅に、淡い色を1階部分に塗装すると調和の取れた住宅になります。
「ビビットカラーや柄などをバランスよく塗装したい」という人は、ベランダや付帯部、玄関周りなどに使用するのがオススメです。個性的になりすぎず、全体のほどよいアクセントになってくれます。
1階と2階で色分けしているツートンカラーの住宅を見たことがある人も多いでしょう。階層で色分けする方法は、ツートン外壁の中では最もポピュラーなデザインです。濃い色を1階部分にすると存在感のある住宅に、淡い色を1階部分に塗装すると調和の取れた住宅になります。
「ビビットカラーや柄などをバランスよく塗装したい」という人は、ベランダや付帯部、玄関周りなどに使用するのがオススメです。個性的になりすぎず、全体のほどよいアクセントになってくれます。
ワンポイントでアクセントカラーやセパレートカラーを取り入れるのもオススメ
ワンランク上のオシャレなデザインに挑戦したい人や、どうしてもカラーを3色使用したい人などは、全体の1割程度を目安に、濃い色をワンポイントとして使うと全体がまとまりやすいです。
例えば、ベージュやクリーム色などの落ち着いた色をベースカラーに使用し、付帯部分にオレンジやダークブラウンなどのアクセントカラーを使用すれば、バランスの取れたオシャレな外観になります。
また、ツートンカラーの切り替え部分にセパレートカラーを取り入れれば、難しい3色使いでもすっきりとまとまった住宅になります。特に淡い色どうしのツートン外壁は、締め色としてセパレートカラーを使うと引き締まった印象になります。
例えば、ベージュやクリーム色などの落ち着いた色をベースカラーに使用し、付帯部分にオレンジやダークブラウンなどのアクセントカラーを使用すれば、バランスの取れたオシャレな外観になります。
また、ツートンカラーの切り替え部分にセパレートカラーを取り入れれば、難しい3色使いでもすっきりとまとまった住宅になります。特に淡い色どうしのツートン外壁は、締め色としてセパレートカラーを使うと引き締まった印象になります。
そのデザイン、真似したい!ツートンカラーがオシャレな外壁塗装の施工例5選
ここでは、ツートンカラーのオシャレな外壁事例を紹介します。色使いにこだわった住宅や、アクセントカラーを上手に取り入れた事例など、ぜひ真似したい優れた外観デザインを集めました。
濃色×ウッドの組み合わせが落ち着いた雰囲気を演出する事例
Instagramで見つけた@oliver_shinchikuさんの投稿からピックアップしました。1階はダークブラウンの木目調、2階はブルーの塗装を施したツートン外壁です。1階の屋根と付帯部分に使用したブラックが、セパレートカラーとして全体をほどよく引き締めています。シックな色合いを上手に組み合わせ、落ち着いた高級感のある住宅になりました。
平屋も「横の切り替え」でツートンに!モノクロな配色がオシャレな事例
Instagramより@tophomes_coltdさんの投稿を紹介します。階層で色分けができない平家は、住宅の凹凸を利用し横の切り替えツートンにしています。白と黒をメインに使用し、モノクロ配色がオシャレな洗練された住宅に仕上がりました。
テラスや玄関周り、軒天の木目がアクセントとなり、単調になりがちなモノトーンも華やかな印象です。
テラスや玄関周り、軒天の木目がアクセントとなり、単調になりがちなモノトーンも華やかな印象です。
破風板と軒天の色にまでこだわった、トータルデザインが印象的な事例
Instagramに投稿されている@homelead88さんの住宅を紹介します。ブラックをベースカラーに使用し、高級感のあるシックな佇まいです。
窓サッシやベランダの手すりはホワイト、破風板や玄関ドアはブラウンで塗装し、アクセントカラーを効果的に使用しています。
破風板は本来落ち着いた色を用いることが多いですが、あえて異なるカラーを使うことで個性を活かしたオシャレなデザインになりました。
窓サッシやベランダの手すりはホワイト、破風板や玄関ドアはブラウンで塗装し、アクセントカラーを効果的に使用しています。
破風板は本来落ち着いた色を用いることが多いですが、あえて異なるカラーを使うことで個性を活かしたオシャレなデザインになりました。
軒下のみ塗り分け!ウッドデッキに映えるホワイトが爽やかな事例
こちらもInstagramより@kaji__masakiさんの外壁デザイン事例です。2階は鮮やかなブルー、1階はホワイト、さらに軒下はレッドシダーで塗り分けています。ウッドデッキの木目と軒下のレッドが調和し、爽やかで統一感のある外観になりました。外壁材はガルバリウム鋼板を使用しており、金属のクールな質感が色合いともマッチしています。
塗料の進化で実現した、「赤」のアクセントカラーがポイントの事例
via www.mktosou.com
「MK塗装工房」より、アクセントカラーを上手に取り入れて個性的な外観に仕上げた塗装事例を紹介します。
ベースカラーはブラックをチョイスし、屋根や壁、付帯部分などに使用しています。アクセントカラーのレッドを2階の窓周りと玄関に塗装しました。印象的な色選びですが、ポイントを絞って使用したことで、全体が品よくまとまっています。
外壁塗装のタイミングでカラーを変更すれば、住宅のイメージをがらりと一新できます。ツートンカラーで塗り分ければ、ほかとは違うワンランク上の外観を目指せるでしょう。
とはいえ、外壁全体の配色バランスを考え、具体的なコンセプトやイメージを固めることは、難しいかもしれません。施工を検討している人は、外壁リフォームの施工実績も豊富な「カシワバラ・コーポレーション」に相談してみてください。具体的なデザインや費用、塗料の種類などについて、丁寧に対応してくれるでしょう。
ベースカラーはブラックをチョイスし、屋根や壁、付帯部分などに使用しています。アクセントカラーのレッドを2階の窓周りと玄関に塗装しました。印象的な色選びですが、ポイントを絞って使用したことで、全体が品よくまとまっています。
外壁塗装のタイミングでカラーを変更すれば、住宅のイメージをがらりと一新できます。ツートンカラーで塗り分ければ、ほかとは違うワンランク上の外観を目指せるでしょう。
とはいえ、外壁全体の配色バランスを考え、具体的なコンセプトやイメージを固めることは、難しいかもしれません。施工を検討している人は、外壁リフォームの施工実績も豊富な「カシワバラ・コーポレーション」に相談してみてください。具体的なデザインや費用、塗料の種類などについて、丁寧に対応してくれるでしょう。
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