材料費3000円以下で家具作り!飾って片付くディスプレイラックをDIY!

お気に入りの雑貨や本。ついつい集めてしまうけど、収納場所がなくて困っている……という方も多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みをまるっと解決するディスプレイラックをDIYしていきます!

2022.01.07

それ、全部飾りましょう!趣味がもっと楽しくなる収納棚。

自分らしいライフスタイルを楽しむDIYerのみなさま、芸術の秋はいかがお過ごしですか?今年は気軽に出かけることが難しく、お家で芸術鑑賞を楽しんでいるというそこのあなた。せっかく買った雑誌や本を部屋の隅に積み上げたままにしてはいませんか?せっかくのお気に入り、しまっていてはもったいない。あえて表に出して、インテリアとしてディスプレイするのはいかがでしょう。というわけで、今回は芸術の秋にぴったりの、見せる収納を作っていきます!

作るもの

お気に入りの雑貨を飾って楽しむ、開放的なディスプレイラックをDIYしていきます。一見すると複雑な作りに思えるラックですが、作り方は至ってシンプル。ポイントさえ抑えれば、自身でDIYレシピをアレンジすることもできちゃいます。飾るモノを引き立てるシンプルなデザインで、実用性とインテリア性を兼ね備えたディスプレイラックは、活躍すること間違いなし。早速、作っていきましょう!

材料

木材A(棚板①)880×100×12mm 2枚
木材B(角材)18x18x910mm 1本
木材C(背板)904×450×12mm 1枚
木材D(脚)700×290×12mm 2枚
木材E(棚板②)880×270×12mm 2枚

1.棚部分を作る

それでは今回もはりきって作っていきましょう!まずは木材A(棚板①)と木材E(棚板②)を使って、棚となる部分を組み立てていきます。
はじめに、木材Eの木口にボンドをつけます。
続いて、下穴を開けてからビス止め。こちらはもはやお馴染みの工程となりつつありますが、下穴を開けることで木材のひび割れを最低限に防ぐことができるので、横着せず丁寧に作業していきましょう!

2. 脚部分の切り出し

続いて、木材Dを使って脚になる部分を切り出していきます。長方形のままでもいいのですが、角度をつけるとデザイン性が増してシャープな印象になるのでオススメです。
今回はデザイン性を加味して、上記のサイズで線を引いていきます。2枚の板を向かい合わせにして作業すると、左右の狂いを最小限に抑えられます。
いつものように、定規をあてがいながら線を引いていきます。
線に沿ってジグソーでカットします。
カットが済んだら、やすりをかけて角を落としていきます。
左右対照にカットをすることができました!

3. 脚と棚受けを組み立てる

続いて、木材Bを使用して棚受けの部分を作っていきます。200mmの位置に印をつけます。
そしてカット。できるだけ正確にカットをしたいときには、手のこを使うのがオススメです。
全部で4本の棚受けが用意できました!

4. 脚と棚受けを組み立てる

続いて、先ほどの工程で作った棚受けを棚に取り付けます。まずはボンドを使用してのり付け。
棚部分に当てがって位置を決めたら、下穴を開けてからビスで止めます。
作業が完了した様子がコチラ。棚受けは棚から飛び出でしまわないように、少し短めの長さにするとスマートです!

5. 棚と脚を組み立てる

さて、DIYもいよいよ終盤。棚と脚を組み立てていきます。今回はディスプレイラックということで、棚に傾斜をつけて、飾ったものがより映える仕様に。棚の角度は60度です。
まず、脚(木材D)の手前から120mmのところで、縦の線を引きます。さらに、下段は底辺より75mm、上段は375mmのところにマーク。それぞれの位置に60度の印をつけ、線は長めに引いておきましょう。
線に合わせて角度を設定。棚に置きたい物を踏まえて、一番いい角度を見つけるのがオススメです。
角度を決めたら、ボンドで接着。
まずは棚受けと脚部分をビスで止めていくのですが、ここで大事なポイントが。棚受けを取り付けた際のビスとぶつからないよう、互い違いにすることをお忘れなく。またこのとき上段になる棚から止めていくことが大切。下段を先につけてしまうと、あとで上段をつけるときにインパクトが入るスペースがなくなってしまいますのでご注意を。
左右両方の脚で同じ工程を繰り返します。
そして最後に木材C(背板)をビス止め。いよいよ完成です!

6. 完成!

出来上がったラックがこちら。シンプルな作りですが、堂々の佇まいです。

7. 設置

いざ設置。奥行き290mmとコンパクトなサイズで作り上げたので、圧迫感もなく自然なフィット感です。お気に入りの雑誌やレコードなどを収納したり、写真や雑貨などを飾ったり、使い勝手は自分次第。「今週はどの本をメインにディスプレイしようかな?」と、整理整頓すら楽しくなってしまいそうなアイテムです。
お気に入りや読みかけの本は手前に置いて、いつでもサッと読めるように。芸術の秋をさらに深く楽しめますね。
また、こちらのディスプレイラックはシューズラックとしても応用可能。靴の収納場所が不足気味という方も多いはず。お気に入りの一足がお部屋のインテリアの一部になれば嬉しいですよね。好きな物を飾って、自分なりのアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか?
監修:岩西剛

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