【ワークショップレポ】お花の標本、ハーバリウムを作ろう
入居者をはじめとした様々のクリエイターが講師を務めるものづくりのワークショップが行われているIID 世田谷ものづくり学校。毎月に渡って、DIYer(s)編集部が注目するコンテンツをご紹介。今回はピックアップしたのは『Glanet & Co./ぐらこのワークショップ』が行うハーバリウム作りのワークショップです。
2022.01.11
光に透かすと一層美しさが増す「植物標本」、ハーバリウム
そんな世田谷ものづくり学校では、入居者をはじめとした様々のクリエイターが講師を務めるものづくりのワークショップが毎月行われているのです。今回は『Glanet & Co./ぐらこのワークショップ』に参加させていただき、ハーバリウムを作ってきました!
IID世田谷ものづくり学校とは
教室に入ると色とりどりのお花が置いてあり、はじまる前からワクワクします。
講師を務める高橋さんが一つ一つ丁寧にレクチャーしてくれます。
では、早速作ってみましょう。
まずは好きなお花を選びます。ワークショップに使うドライフラワーは本来であれば先生がご自宅で作って来てくださるそうですが、今回は雨が続いたため湿度が下がらず、上手く乾燥しなかったので、市販のものを使います。なお、自宅で作る場合は手作りのドライフラワーよりも市販のものの方がオススメだそうです。
きれいに仕上げるコツは、お花の量を少なめにすること。じっくり吟味しながら選定していきましょう。
今回使う道具一式と、選んだお花です。青い紫陽花はプリザーブドフラワー、横の白いお花はドライフラワーです。
瓶の中にどう入れていくか、どんなデザインにしたいかをイメージします。組み合わせをしっかりと考えましょう。
瓶に合わせて花を切ります。
瓶の高さの8割以内にお花を収めることを目安に、お花のサイズを整えます。
先生からアドバイスをいただき、カスミソウも追加してみました。すっきり収まるよう、カットしていきます。
いよいよお花を詰めていきます。
ワイヤーを使い、しっかり瓶の底に詰めます。
イメージしたものに近づくよう、慎重に詰めましょう。
軽い花材を、茎が長く、しっかりとした花でおさえます。
ワイヤーで位置を微調整。ちなみに、一度入れた花材は取り出すことが難しいので要注意です!
詰め終わりです。なんとか予定通りに詰められました。
ここでパールを入れると、柔らかい光が加わってまた美しいそうです。今回は入れませんでしたが、上手にお花と組み合わせている受講者さんもいらっしゃいましたよ。
続いて、オイルを入れましょう。
紙コップのふちを少し尖らせると注ぎやすくなります。
配置が崩れないよう、瓶を傾けてゆっくり注ぎましょう。
瓶の底を机でとんとん叩き、蓋を強く閉めます。気泡はどうしても残ってしまいますが、時間が経てば徐々に消えていくそうです。
タグに自由な書き込みをして巻き付ければ、完成です!日付や使ったお花の名前、プレゼントにする人は相手の名前など、皆さん思い思いに書いていらっしゃいました。
なお、ハーバリウムは直射日光にあまり強くないので、玄関などの明るい日陰に置くことがオススメだそうです。また、使われているオイルは食用油と同じ扱いのため、捨てる際は新聞紙などに吸収させて捨てるようにしましょう。
大人気なこちらのワークショップ、全回とも満員でした。
そんな高橋さんの思うハーバリウムの一番の魅力は、光があたったときのその色の鮮やかさ。確かに、完成したハーバリウムを陽光に透かすと、生花とはまた違った美しさをたたえています。
花のある生活をしたい、だけど毎日お手入れしながら飾るとなるとハードルが高い…そんな方は、ハーバリウムからはじめてはいかがでしょうか?
INFORMATION
今回のワークショップを主催しているGLANET COLLECTIONは、「東京に緑を5%増やそう」という思いから生まれたブランド。グリーンに触れたい気持ちはあるけど、観葉植物を買いに行くにもきっかけがない。そんな方のために、緑を楽しむきっかけとなるようなワークショップを毎月開催しています。また、こちらで観葉植物を購入すると“LINE植物サポート”で、いつでも育て方やメンテナンスの仕方を教えてもらえるのだそう。
URL:http://glanetcollection.com
School Data
住所:〒154-0001 東京都世田谷区池尻 2-4-5
電話番号:03-5481-9011
一般開館時間:11:00〜19:00
休館日:月曜日(休館日が祝日または振替休日の場合、その翌日)
URL:https://setagaya-school.net
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